ギアス氏と相棒の旅へ
昨日に引き続き、本日は総合文化部美術コースが森の美術館にお世話になります。
原 太一 展
A Scrapbook of Journeys
~ギアス氏と相棒の旅~
原先生が会場にお越しくださるということで、部員はワクワクしながらまずは外にある顔出しパネルへ・・・
原先生、本日はよろしくお願いします!!
まずはじっくり作品と向き合います。昨日お世話になったアートコミュニケーターの清水さんも駆けつけてくださいました。
次に、原先生が作品についてコンセプトから丁寧に説明してくださいました。
ギアス氏が誕生した頃、僕も描き方を模索しているところでね。
ギアス氏は元々、肖像画の中にいたんだけど、外の世界に飛び出していったらどうなるんだろう?
色々な世界を旅して知らないことが沢山あって・・・自分を重ねて一緒に旅をする、そんなコンセプトで描き始めました。
実は、この絵を描いている時にウクライナで戦争が起こったんだ。
だからこの部分を付け加えた。
このミサイルに見える物は攻撃するものかもしれないし、脱出計画のためのものかもしれない。
見る人の想像に任せますので自由に観てくださいね。
皆さん!作家さんご本人が目の前で作品の解説をしてくださるなんて機会はめったにないことなのです!!
とっても貴重な経験です。
生徒一人ひとりの質問にも丁寧に耳を傾けてくださり、分かり易く解説してくださました。
「一番時間がかかった作品はどれですか?」
「思い入れのある作品はどれですか?」
思わず、私も質問。「作品のタイトルはいつ、どのタイミングでつけることが多いですか?」
「それは色々で・・・ダジャレを思いついてそれを絵にすることもありますし、ストレートに思いをぶつけることもあります。時にはひねったものを、ということもあれば、すごく考えてしまって、時間がかかることもありますね。」
なるほど。生徒は解説の一言一言に大きくうなずきながら聞き入りました。
そして、記念撮影!!
最後に卒業生と部長から、感想を伝えます。
「解説を聴くことができて楽しかったです。貴重なお時間ありがとうございました。」
「ストーリーがあって、世界に入り込めて面白かったです。進学先でも絵を学んでいきたいです。」
1・2年生からも、「家族とまた来ます!」
「違う展覧会にも行ってみたいです。」
「原先生のように油絵にも挑戦してみます!」様々な感想があがりました。
おおぐろ中の生徒のために来てくださった原太一先生、実現してくださった森の美術館の館長始めスタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました。
忘れられない思い出になりました。
最後に、画集にサインをいただきました!
美術室に飾りたいと思います。
これでいつでもギアス氏とジョンのワクワクした旅に入り込めますね。
原先生の最新作が観られる『第101回白日会展』が、3/31(月)まで国立新美術館で開催中です。
また、11月には銀座の日動画廊で個展を開催予定とのことです。
是非、足を運んでみてください!!
プチ情報-----顔出しパネル、ギアス氏とジョンの等身大パネルだそうですよ。