学校の様子

人間力を高める学内合同木鶏会~生徒が変わる・学校が変わる・日本が変わる~

 パリオリンピックで盛り上がる中、おおぐろの森中学校の生徒たちも新チームが始動し、日々目標に向かって活動しています。部活動は技能や知識を高めるだけではなく、お互いを認め合ったり、助け合ったり、時には失敗しながらも様々なことを感じ、学ぶことができる機会です。今回は二つの民間企業の社長や社会人、大学生、致知出版社の方々に来校いただき、各部活動の2年生を中心に意見交換やお話を聞かせていただきました。

講演の中では、

「どんな高校生になりたいか」「どんな大人になりたいか」を考え、人間力をさらに高め、強みを発揮し、豊かな潤いのある中学校生活を送るための「人間学」について学びました。

また、学級にも置いてある「致知」の記事を読み、日々一緒に活動している仲間や企業の方、大学生の方々など、様々な年代・立場の方々と意見を交換・共有を行いました。以下記載が今回の話題となった推薦記事の内容です。

致知 8月号

【1】特集総リード「さらに前進」

【2】対談「さらに参ぜよ三十年」

栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズチーフ・ベースボール・オフィサー)

横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)

【3】脳が求める生き方--さらに前進する人の思考はどこが違うのか

林 成之氏(スポーツ脳科学者)

【4】自主性重視の指導で選手の可能性を開く 名城大学女子駅伝部監督 米田勝朗

 

 

 

話し合いの中では、美点凝視(美点凝視:目の前の仲間の長所・徳性・強みを引きだせること)を意識しながらお話を聞いたり、意見を交換したりしました。様々な視点から自分の言葉をほめてもらったり認めてもらったりすることができ、今後の生活で自分の強みをどう生かしていくのか具体的なイメージを持つことができたのではないでしょうか。

 

 

講演会でのお話を聞いたり、講師の方とお話した生徒たちは、

「一人一人得意不得意、好き嫌いがあるけれどその個性を生かせるような工夫やアドバイスをしていきたい。」

「人は何歳になっても生涯修養が必要だということを学んだ。」

「運命は自分の責任であること、すべての物事に責任を持って行動したい。」

「潜在能力の弱点は、自分の弱点でもある。だからこそ、その弱点を克服するために脳の特別な仕組みを理解し、自分に自信をもって生きていたい。」

「常に笑顔でいれば周りの人が助けてくれる、応援される部活動に近づけるように学んだことを大切にしていきたい。」

と発表していました。

生徒だけではなく、一緒に参加したさせて頂いた教職員も生徒たちから新たな視点での気づきをもらうことができました。おおぐろの森中学校全体で「人間力」を高め、学校目標でもある「自律」に近づけるよう自分の強みを見つけ、それを認め合い、生活していきましょう!!