学校の様子

1年生の家庭科 やっと全クラス スタートできました!

今日の3・4時間目のクラスで、やっと1年生の家庭科が全クラスともにスタートすることができました。

  家庭科の目標は、「自立し ともに支え合う生活へ」

これは家庭科の教科書の表表紙にしっかりとある言葉です。自立のための技術を身に付けることも大事です。さらに、家族や地域で支え合うことができる中学生を目指していくという目標になっています。

では、次に家庭科の授業の約束です。

「安全第一」

「安全」が全てに優先します。

下のサブタイトルは、小山小出身の先輩が考えてくれたものです。

 「慌てず、ふざけず、物も気持ちも投げずにしっかりと取り組もう」という約束になっています。

 

では、1年生の自立度はどうでしょうか。
自立度チェック表で、生徒は自分の自立度について考えることができました。

 続いては、プリントで小学校の家庭科の学習の復習をしました。「食」の学習では油揚げを豆製品で体をつくる栄養素であることをうっかり忘れている生徒が多く見られました。確かに油っぽいですから、間違えるのは仕方ありません。教科書の108ページを見て、1群タンパク質軍に油揚げの写真が載っていることを確認することができました。良かったです。またごみの分別では、流山は「燃やすごみ」と「燃やさないごみ」に区別していることも再確認できました。(「×ごみ」とも言います。)

次は、小学校の手縫いの技能の復習です。ピンクのフェルトの登場です。

フェルトで豚さんを作ります。黒の手縫い糸、2本取りで目を作ります。さて、玉結び、玉止めは大丈夫?

2本の糸を人差し指に回してバツ印にして、人差し指を滑らして「わっか」ができたら、それを糸の上から押していくと、玉結びができますね。これはちょっと練習したら、すぐできるようになると思います。

玉結びができたら、布の裏側から前に向かって針を出していきます。

表に糸をしっかり出したら玉止めです。ここは糸を4回、回して玉止めを大きく。

 

4重の糸を下までおろして、親指をずらし、玉止めを親指の腹で優しく抑えながら糸を引いていきます。

 

表の4重の玉止めが完成です。

針を裏面に出し、裏でもう一度2重の玉止めをして、糸をハサミで切って、ブタさんの片目が終了です。

片目ができたらもう一つも同じようにします。

ボタンは2つ穴ボタン。次回完成予定です。

更に1年生では「まつり縫い」にチャレンジします。裾上げなどに役立つ縫い方を身に付けていきます。

今日の授業の最後でした。初めはやり方のわからなかった生徒さんが、あきらめずに作業して、「できた!!わかったぞ!!」の言葉を発してクラスへ帰っていきました。生徒の頑張りに、嬉しくなりました。

「ほんと ありがとうです!」