未来をつくるのは君たちです(市議会傍聴)
今日は、流山市議会を傍聴する日です。代表生徒が直接議会会場で傍聴し、学校に残っている生徒も議会の様子をオンラインでつなぎます。
傍聴とは、ズバリ!!会議を見学することですね。
議会傍聴について、もう少し詳しく調べてみると『市民や関心のある人が直接、市議会の会議を見学し、議員の議論や決定の様子を観察することです。これにより、市政の運営や意見決定の過程を理解し、地域の政治に参加する第一歩となります。』とありました。
「どのようにして市の政策や予算が決まるのか?」
「市民の代表である議員がどのように意見を述べ、議論しているのか?」
といったことを、直接見ることができる有意義な体験になりました。
代表生徒の議会会場の様子です。
こちらは校内の様子です。
始めに、社会科の曲師先生がパワーポイントを使って議会の仕組みについて解説してくださいました。
いよいよ議会傍聴です。1年生は初めての経験です。少し緊張した面持ちでスクリーンを見つめていました。
この議会傍聴が、なぜ年間の予定に組み込まれているのか・・・本校の教育目標である『自律』をゴールとして私なりに考えてみました。
◆自己理解と責任感
私たちの住む地域や社会の仕組みを理解し、自分の意見や考えをもつことの重要性を実感することで、自分の行動や意見に責任をもつ自立心が養われる。
◆主体性と意志決定力
議論の決定過程を観察することで自分の意見をもち、それを表現し、他者と協力して意思決定を行う力が育つことで、自律的に行動し、責任をもつための基盤となる。
◆比較する思考力
議会の議論や議員の意見を観察し、自分の考えと比較したり、疑問をもつことで、自律的に情報を分析し、判断できる能力が高まる。
◆社会参加意識
自分たちの意見や声が地域の意思決定に影響を与えることを実感することで積極的に社会に関わる意欲が生まれ、社会の一員として責任をもつ姿勢に繋がる。
議会傍聴は、皆さんの『自律』を育むために、自己理解や責任感、主体性や社会参加意識の醸成に活かされるのではないでしょうか。自分たちの住む地域の政治に関心をもち、将来的に意見を伝える機会につながる・・・
地域の未来をつくるのは君たちです。
海外では、子供たちが政治について議論するのが当たり前だと言います。
この機会に政治について調べたり、地域の問題について考えたり、ご家族で沢山お話してみてくだいね。