美術科授業レポート 一人一人が個性を輝かせています!
ゴールデンウィーク明けの今日は朝から雨。
リフレッシュして登校する生徒、旅行や部活等でやや疲れを見せる生徒等様々でした。
本校では、生徒たちが通常の生活リズムに切り替えていけるよう、一人ひとりの様子を見ながら授業や各活動を進めていきたいと思っています。
さて、新年度が始まって1カ月が経ちました。
新緑がさわやかな5月。
本校ではそれぞれの教科学習も進み、授業の内容も深まっています。
生徒達はまさに新芽が成長した若葉のように、一人一人成長のパワーを輝かせています。
そこで今日は、美術の授業を紹介します!
1年生
図工と美術って何が違うの?という話から始まり、1番最初の題材は「鉛筆画の達人になろう!」です。
鉛筆でのタッチや明暗、陰影などを練習した後、身近にある自分で選んだモチーフを白と黒だけで表現します。
みんなモチーフと真剣に向き合い、しーんとした中で鉛筆の音だけが聞こえてきた時には、1年生の集中力の高さに驚かされました。
「デッサンをしたことがない」という生徒も多くいましたが、完成した絵を見ると、初めてとは思えないくらい、立体的に表現できていました。
最後に、学級全員の絵を一つの大きな台紙に貼って完成です!仲間の作品の良さを鑑賞し、それぞれの良さを認め合える制作となりました。
2年生
2年生の初回の授業は、美術授業開き。
新しい学級の仲間と協力して一つの作品を作ろう!をテーマに、「木の葉のパズル」で共同制作を行いました。
この葉型のパズルは、1つのピースでは平面ですが、組むことによって立体的になり大きな空間になっていきます。
たくさんの葉っぱが集まって森になることをイメージし、各クラス協力して制作していました。
基本の形をたくさん作る生徒、新たな組み方を考える生徒、高いタワーを作ろうと挑戦する生徒、みんなが作ったものを美しく並べる生徒
と学級の全員が力を合わせて1時間1本勝負で作りました。
どのクラスも、最後に、出来上がった作品を、それぞれのタブレットで写真に撮り、作品の大きさに達成感を得ることができました。
クラス替え後に学級全員で楽しく活動でき、クラスメイトとの距離が縮まったのではないかと思います。
3年生
3年生は、昨年度からおおぐろ中をイメージしたステンドグラスの制作をしています。
おおぐろ中のシンボルであるフクロウはの知の賢者であることを意識したり、完成作品を校内に飾ってオリジナルの空間を作ることを想定したりしてデザインを考えました。
今は、カッターで台紙の枠を切り抜き特殊なセロファンを貼り付けています。抽象的に表現する生徒、写実的なフクロウを作っている生徒、みんな思い思いの世界観を作り上げています。
ステンドグラスは光を通すと、色彩の美しさがさらに増し幻想的な空間を作ります。
完成したら全員の作品を展示する予定です。その時には、多くの方々に見ていただきたいと思っていますので、お楽しみに!