守り続けたきれいさ、そしてバトンは後期の班へ
1年生の昇降口をくぐり、1階~2階への階段を昇ると気づくことがある。
階段のきれいさだ!
現在は、週3回・時間15分の清掃に取り組んでいますが、4月から10月まで清掃時間はずっと10分で行われていました。10分というわずかな時間でも、時間を有効に活用し、清掃に励んでいる班がありました。1年1組前期の給食班の生徒たちです。この班の生徒たちは、半年間毎日時間いっぱい階段を磨き続けてきました。「自分たちで汚れている箇所を見つけては、それをひたすらきれいにしていく」、そんな清掃活動を日々積み重ね、班みんなで協力して自分たちの清掃分担場所をきれいにしてきました。
階段を通る先生方からも、「この階段すごくきれい!」「すごい、こんなにきれいになるんだ!」と賞賛の声があがっていました。大人からもこれほど認められるこの生徒たちの活動は、大変立派だと思います!!
学習や部活動の練習など、どんなこともそうですが、人生の中で一番難しいと思うことは「続ける」ということです。「すぐに結果が出なくても、努力し続ける」ことには、時間がかかりモチベーションを保つことが難しいです。この生徒たちは、最初はなかなかきれいになっていることが実感できなかったと思いますが、多くの時間をかけてコツコツときれいにしてきました。生徒たちの地道な活動には、日々本当に感心しました。1年1組前期の給食班の活動をずっと見てきましたが、この生徒たちの活動からは「継続することの難しさ」よりも「継続することの大切さ」を感じさせられました。
そして、後期になって担当する班も変わり、バトンは後期の給食班に引き継がれました。後期の給食班の生徒たちも11月から清掃活動に懸命に取り組んでいます。1年1組では、清掃場所で階段を選んだ班が複数あったようですが、どうやらじゃんけんで勝ち取ったようです!後期の班も、モチベーションが高い!!
きれいで安心できる、そして誰もが居心地の良い場所である、そんな学び舎がいつまでも続いてほしい。
1年1組前期の給食班のみなさん、本当によく頑張りました!違う清掃分担場所になっても、前期のような清掃活動を続け、その素晴らしい活動を広めていってください。
そして、1年1組後期の給食班のみなさん、前期の班の頑張りを引き継ぎ、後期も力を合わせてきれいな状態を守り続けよう!!