つくりだす喜び!!!
11月17日(月) 「つくりだす喜びを味わう図画工作科の学習」
くろもり小ではつくりだす喜びを味わえる図工の授業づくりに全校で取り組んでいます。今日は2年生、3年生の研究授業を行いました。研究授業では児童がつくりだす喜びを味わうために、2つの手立てを設定しています。1つ目は、友人や身近な社会と「関わりをもてる工夫」を行うこと。2つ目は、「見通しをもてるような工夫」を授業に取り入れることです。
<2年生 まどのあるたてもの>
2年生は、作品作りの見通しをもてる工夫として、様々な窓の画像を見て、窓のイメージを膨らませ、どんな切り方をすればどんな窓を作れるかお試しの時間を取りました。2年生はこの単元でカッターを初めて使いました。安全面にも気をつけながら、いろいろな形の窓を作っていました。
関わりをもてる工夫として作品作りの途中に、友だちの作品を鑑賞して、いいところを見つけ出して伝え合う、「ほめほめタイム」の時間を取りました。お互いの作品のよいところをまどの「形」を視点に伝え合いました。自分の作品のよさに気づくとともに、友だちの作品のよさも知ることができ、作品作りに生かすことができました。
<3年生 うつしてふえるよでこぼこさん>
3年生は版画の授業です。厚紙で作った生き物に身近にある凸凹のある様々な素材を貼り付けて「版」を作ります。3年生は、見通しをもてる工夫として、集めた凸凹のある材料(梱包材料、段ボール、毛糸、アルミホイルなど)を触ったり、試し刷りをしたりする時間を設けました。様々な素材の中から、自分のつくりだす作品にあった素材を選んで貼っていきます。
3年生も「ほめほめタイム」を取ることで作品作りに生かすとともに、作品作りへの意欲化を図りました。
講師として流山市教育委員会指導課の指導主事、坂本真弓先生をお招きして、研究授業の振り返りを行いました。坂本先生には研究授業で毎回指導いただくと共に、夏には実技研修も行っていただきました。(我々もつくりだす喜びを味わいました。)
「つくりだす喜び」は児童が作品作りに主体的に関わることで生まれてきます。図工の授業だけでなく、この研修を通して得たものを、児童が主体的に学ぶ授業作りに生かしていきます。