校長室より【10月21日】 2年生 まち発見!
本校は、開校してまだ4年目の学校です。学区はおおたかの森駅の西口・北口で、子どもたちの家庭の多くがおおたかの森駅ができてからこの街に転居してきました。学区内にある商店や施設もできてまもないものが多く、街全体がこれからみんなで作る新しい街なのです!そんな新しい街での新しい学校の役割は、学校を介して人と人を繋ぐことだと考えます。そういう意味で、この2年生の「まち発見!」という学習は、本校の経営の重点を担う、極めて重要な学習なのであります!
2年生の職員は、この学習のために、時間をかけて準備をしてきました。お店とアポを取り、どんな手続きを取れば子どもたちがお話を聞かせてもらえるかを丁寧に一軒ずつ聞き取らせていただき、一緒に行っていただける保護者や地域のボランティアさんをお願いし、子どもたちには事前学習で聞きたいことやインタビューの仕方、礼儀について学習をし・・・と大変です。しかし、この学習は前述したように子どもたちと地域の施設やお店をつなぎ、新しい街のコミュニティーを作る一翼を担うとともに、本校児童が地域の人に愛される子どもたちになれるかどうかという重責まで背負っておりますので、高い志で職員は頑張るのです!
活動当日は天気もよく、保護者地域のボランティアさん43名にも助けていただき、30を超える地域の店舗や施設にでかけ、中の様子を見せていただいたり、しっかりとインタビューをしたりしてくることができました。子どもたちの感想では「角上魚類さんで魚を捌いているところを見せてもらえて嬉しかった!普段から魚を食べようと思った!」「ロピアさんでは、おお店のバックヤードを見せてもらい、商品を詰めているところや、大きい冷蔵庫を見せてもらえた!」「千葉銀行さんでは、新しいお金を触らせてもらった!お金が重かった!」「ほのぼの館では車椅子に乗せてもらった。知らなかったから体験できてよかった!」など、子どもたちは多くの体験と感動を得て、学校に帰ってくることができました。
インタビューで終わりではなく、学んだことを友だちと伝え合い、さらに街の様々な場所に興味を持たせたり、お礼のメッセージを作成したりと、子どもたちの豊かな学びは続きます!子どもたちと、街で働く人との交流を生み出し、素敵な街づくりに貢献する素敵な学習ができました!