学校の様子(フォトニュース)

校長室より【3月11日】 卒業の時が迫る!

 本日、おおぐろの森小学校第4回卒業式に向けて、卒業式予行練習が行われました。本校の卒業式には、在校生参加しませんが、在校生の代表として今日は5年生が6年生を見守ります。入場する6年生を見て、さすがおおぐろの森小学校の6年生は歩き姿がかっこいいなあと思いました。緊張はしているものの、ガチガチにはならず、自然で静かな滑らかな動きで入場し、席につく一連の動きは、これまでの育ちの良さを感じさせます。それは、家庭での躾や愛情であり、これまでの教育や友達との関係性の中で育まれたものであると思います。

 一人一人に卒業証書が授与される練習では、本当にこの6年生の良さだと思うのですが、ほとんどの子どもたちが、友達の姿をじっと見守り続ける、暖かな視線がとても素敵でした。卒業の言葉や歌では、少し緊張が勝ったか、普段よりもボリュームがなかったのだと、担任は振り返っておりましたが、いやいや、澄んだ綺麗な伸びのある歌声が体育館に響いていました。

 さらによかったのは、終了後、5年生と6年生の互いの挨拶の後、5年生に誰か感想を言ってくれる人はいないかと投げかけた時に、さっと何人かの手が上がり、6年生の姿を目の当たりにした素直な驚きや感動を言葉にしていたことです。自分の今の気持ちを150人を超える人の中で口にできる子どもたちが育っっていること、とても嬉しく思いました。