5年生 線から生まれたわたしの世界
7月1日(火)
第2回校内授業研究会を行いました。
今回は、5年生の「線から生まれたわたしの世界」という題材です。全3時間で計画しています。
子どもたちがつくりだす喜びを味わえるよう、今回も2つの手立てを講じました。
1つめの手立てとして、児童が作品作りの見通しを持てるよう、試しの時間を1時間目に設けました。
様々な用具を使いながら、太さや組み合わせ方を変えながら自由に線をかき、イメージを膨らませて行きます。
今日の授業は全3時間の2時間目でした。
前回いろいろ試したことを参考に、線のかき方や組み合わせ方、形、色を工夫しながら作品作りに取り組みました。
2つめの手立てとして、作品作りの途中に、相互鑑賞の時間(ほめほめタイム)をとりました。
グループの中で相手を変えながら2人組で作品の良さを伝え合います。
「同じ形をいろいろな角度で重ねているのがおもしろい。」
「三角形がいっぱいあって、とげとげしている。」
「いろいろな線が入り交じっている。」
、、、など、線のかき方や組み合わせ方、色の調子に着目して作品のよいところを見つけて、伝えています。
「うまい」とか「上手」とか技能をほめる言葉や他の作品と比較するような発言はしません。
形や色といった観点から友だちの作品を鑑賞して、共感できる言葉をかけていました。
自分の作品のよさをたくさん聴くことが自信につながり、つくりだす喜びになるのだと実感しています。