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☆12月 3日(水)子どもたちと温かい関わりをしていこう!!~地域と学校でつくるコミュニティ・...
昨日の午後、開催された「第3回南流山中学校区学校運営協議会」。以下は、この協議会に共に参加してくださった南流中自慢の事務職員、根本翔悟副主査による「炎の熱血レポート」です
12月2日(火)、南流山第二小学校を会場に「第3回南流山中学校区学校運営協議会」が行われました。
学校運営協議会(コミュニティ・スクール)とは、学校と地域の皆さんとが力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。(詳しくはこちら→文部科学省HP)
委員の皆さんには、南流山中学校区(鰭ケ崎小・南流山小・南流山第二小・南流山中)の各学校の様子を知ってもらうとともに、「子どもたちにどう育ってほしいか」「そのために何ができるか」といった話し合いをしていただいています。
これまでには地域における子どもたちの見守り、特に子どもたちの交通安全についてどのような支援や関わりができるかを協議してきました。委員の中には、毎朝自転車の交通整理をしてくださっている三村さんや、交差点で見守りをしてくださっているPTA会長の目黑さん、自転車の点検をしてくださっている梅澤さんもいらっしゃいます。こうした方々が日頃どのような思いで活動してくださっているのか、皆さんの思いや情報を共有する場にもなっています。地域の方がこれほどまでに子どもたちのことを気にかけてくださっていること、心より感謝申し上げます。「学校に行って、無事に帰って来る」という当たり前のことが当たり前であるために、今後ともお力添えをお願いします。
さて今回の協議内容は「子どものトラブル防止」。
子どもたちを取り巻く環境にはトラブルの種がいくつも潜んでいます。代表的なものとして挙げられるのがSNS。学校ではどのような指導をしているのか?家庭教育講座の保護者の参加状況は?家庭における方針や制限などは?など、様々な切り口から子どもたちがトラブルに巻込まれないようにするための方策を話し合います。委員方々の表情は真剣そのもの。皆さんが子どもたちのことを我が子のように考えてくださっていることが、言葉の端々から感じられます。
後を絶たない不審者に関しては、土日は学校が閉庁しているため近隣の児童センターに子どもが駆け込んできた事案があったことや、子どもたちが不審者に遭遇した際に一時的に避難できる「防犯協力の家」への登録の声かけを地域コーディネーターの方々が推し進めてくれていることなどを聞くことができました。また、通学路における危険箇所や不審者出没箇所、防犯協力の家の位置などをまとめた「デジタル安全マップ」の作成を進めたいという意見も出され、この地区の子どもたちの安全を守っていくための具体的な取り組みが示されました。
この会議では、立場が異なる様々な大人が「子ども」を主語にして、「子どもたちのために何ができるか」を真剣に考え、思いを伝え合っています。協議会の活動は、すべての子どもたちが安全に、そして健やかに成長できる環境を作るために不可欠です。ぜひ多くの方にこの活動の意義を知っていただき、私たちと共に子どもたちの未来を応援していただきたいと願っております。ご家庭、学校、そして地域が一体となって子どもたちを見守り、温かい関わりを持つことが、何よりも大きな力となります。今後とも、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。