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☆ 6月 2日(月)大切なのは「想像力」~1年生いじめ防止授業~
本日6校時、D棟3~4階ホールにて、1年生対象の「いじめ防止授業」が行われました。講師は、流山市教育委員会指導課・いじめ防止相談対策室の加賀谷城幸指導主事。実は、加賀谷指導主事はかつて南流中の教壇に立ち、野球部の顧問も務めていた先生です!まさに、筋金入りの「チーム南流」の一員です!!
加賀谷先生の授業は、まず「いじめを行ってはならないと定めた法律はあるか」という問いから始まりました。ほとんどの生徒が「ある」に手を挙げていたとおり、平成25年に「いじめ防止対策推進法」が制定、施行されました。その背景には、深刻ないじめにより命をなくしてしまった子どもがいた、という事実があります。深刻ないじめをなくしていくために、程度にかかわらず、子ども達が嫌な思いをしたり傷ついたりすることを防ぐために、この法律ができたのです。
加賀谷先生は、4つの具体的な場面について子ども達に問いかけながら、「いじめとは何か」を考えさせてくれました。
「いじめとは、された人が心身の苦痛を感じているもの」 ・・・つまり、いじめであるかどうかは、行為の程度や「悪意があったか」ではなく、された人が「嫌だな」「傷ついたな」と思うかどうかで決まるのです。そのことを、具体的な場面を通じて、周りの仲間と話し合いながら考えた1年生の子ども達!その表情はとても真剣!発表の場面では、どの質問に対しても積極的に手が挙がりました!
いじめで傷つく人が出ないようにするためには、「この言葉、この行動で相手はどう感じるか」を考える「想像力」が大切です!
1年生のみんな、今日は真剣に授業に取り組んで、大切なことを学んだね!何がいじめに当たるかどうかを考えるだけでなく、「いじめにならないために、どうしていけばよいか」を一生懸命に考えて話し合っていた姿は、とても頼もしかったぞ!これからの学校生活、傷ついてしまう人が出ないように、困っている仲間がいたら力になってあげられるように、今日学んだことを忘れずに過ごしていこう!
加賀谷先生、今日は本校1年生のために、貴重な授業をありがとうございました!!