ブログ「校長室から」
校長室から(218)3月10日(月)「『最後の一歩 最初の一歩』作詞家の方から」「感謝の花がたくさん」「東京大空襲から80年」
6年生が卒業式練習を始めて今日で1週間。いよいよ金曜日は卒業式です。卒業式で歌う歌(2曲)は、子ども達が何曲かの中から選んだそうですが、そのうちの1曲、『最後の一歩 最初の一歩』を作詞した桑原永江さんが私が大学時代に所属していた「童謡研究会」の先輩だったのです。そこで先日、この歌詞にこめた願いを卒業生に伝えたいので教えていただいたい、と桑原さんにお願いしたところ、「卒業するみなさんへ」と題したすてきなメッセージを送ってくださいました。
今日は、卒業式練習の時間を少し借りて、いただいたメッセージ(全文)を読ませてもらいました。「経験したすべてをバネにして力強く踏み出してゆく」という晴れやかな卒業の歌として、歌詞の最後に出てくるように「胸をはって」高らかに声を合わせて歌ってもらえるとうれしい、という内容で、原文は6年生に印刷してお渡ししました。
最後の一歩までがんばる6年生を、私も応援しています!!(写真は今日の練習風景です。)
先週から掲示されている保健室前の「感謝の花をさかせよう」の花が、1週間しないうちにこんなに増えていました。ふわふわ言葉がいっぱいで、読んでいると心が温かくなります。
【3月4日撮影】
【本日3月10日撮影】
今日は、2年生からも、校長室にすてきなメッセージをいただきました。絵も入っていて、とてもうれしいです。ありがとうございます!
最後に、今日3月10日はおよそ10万人の人々が犠牲になったと言われる東京大空襲があった日(1945年3月10日)です。このことを風化させることなく、今もその被害によって悲しみ苦しみが癒えていない方がたくさんおられることを忘れずに、平和の大切さを伝えていきたいと思います。
校長室から(217)「つくし・ひだまりお楽しみお買い物校外学習」「今年度最後の表彰式」「一協力除草作業」
つくし・ひだまり学級では、毎学期末、体験的なお楽しみ学習を計画してきました(1学期は牛乳からのアイスクリーム作り、2学期はパンケーキ作り)。3学期は、お金を持ってファーストフード店に行き、自分で好きなものを注文し、みんなで会食する体験です。少し寒かったですが久しぶりに晴天に恵まれ、みんなで楽しく行ってくることができました。
また、今日は、今年度最後の表彰式を行いました。卒業式練習を終えた6年生が見守る中、17名の児童が、立派な態度で表彰を受けました。おめでとうございます!全校児童の皆さんには、動画で紹介します。今年度も、多くの児童がスポーツ・芸術等様々な分野で活躍しました。表彰には至らなくても、自分で選んだことに、こつこつと努力していた人は、さらにたくさんいると思います。ちなみに私は、小学校時代に表彰された経験が一度もないので、いつも「みんなすごいな!」と思っています。これからも、好きなこと、得意なこと、やってみたいことにどんどんチャレンジするみんなを、応援しています!
さらに、今日も「一協力」担当の保護者の皆様が、除草作業をしてくださいました。昨日の窓拭きの皆様と同様に、本日も用務員さんの説明のあと、短い時間であっという間に、草や枯れ枝等をきれいに取ってくださいました。時間のある方には、校舎内でお子さんの様子を参観していただきました。陽ざしはありましたが、風が冷たい中の屋外での作業、お疲れさまでした。ご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
校長室から(216)3月6日(木)「2/28卒業を祝う会(ギャラリーからの写真)」「一協力窓拭き掃除」
2月28日に実施した「卒業を祝う会」は、当日ホームページで紹介しましたが、カメラが趣味の書写専科の先生が、体育館ギャラリーから各学年の発表の写真撮影をしてくれていましたので、「上から」撮影した写真をお届けします。さすがの腕前で、当日の感動がいきいきとよみがえってくるようです!
そして、今日はPTA活動で窓清掃が行われました。多数の方が来校くださり、14日の卒業式を見すえて、体育館周りを中心に、短い時間でパパッと、きれいにしてくださいました。一協力担当の役員さんが中心となって、用務員さん、教頭先生と連携して、スムーズに動いてくださっていました。PTA会長さんも、担当の方々とご一緒に活動してくださっていました!寒い中、ご協力いただきました保護者の皆様、まことにありがとうございました!
最後に・・・写真を撮ることはできなかったのですが、本日で今年度の「おはなしの花束」さんによる読み語りが終了しました。南流山小学校の教育に欠かせない、ほんとうに素晴らしい活動をしていただき、今年度も大変ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願い致します!!
校長室から(215)3月5日(水)「感謝の花をさかせよう!」
1年間、子ども達の心の健康を見守り続けてきた保健室からの今月の掲示物は、児童や教職員が、用意してある桜の形のカードに自由に感謝の言葉を書くものになっています(ナイスアイデア!)。一つ一つ読んでみると色々な思いが伝わってきます。私も1枚書いてはらせてもらいました。3月いっぱい保健室に桜のカードが用意されていますので、児童の皆さん、ぜひたくさんの花を咲かせてくださいね!
6年生からは、職員室と校長室に、カスミソウの花が添えられた、すてきな言葉をいただきました。届けに来てくれた6年生の笑顔とあったかいひと言もうれしかったです。
ALTの先生からは、大好きな6年生に温かいエールを、たくさんのお花とハートでいただきました。1年間、子ども達に向けて、折々の行事や季節に合わせたすてきなメッセージをありがとうございました!
そして毎月、季節感たっぷりのすてきな月行事予定を掲示してくれた広報掲示委員会の皆さん、
1年間ありがとうございました!
校長室から(214)3月4日(火)「つくし・ひだまり英語でお買い物練習」
今日は、つくし・ひだまり学級で、英語活動指導員の先生とともに外国語の学習をする日で、ファーストフード店でのお買い物練習を英語でしていました。後日、実際に、学校からお店に出かけ、お金を払って食事をしてくる計画があるのです!担任が作ったハンバーガーやシェーク、ポテトも本物そっくりによくできていたので、子どもたちはルンルン気分で学習に取り組んでいました。
校長室から(213)3月3日(月)「卒業式練習開始」
先週末に「卒業を祝う会」が感動のうちに終わり、6年生は、今日からいよいよ「卒業式」に向けての練習が始まりました。式当日を除けば、6年生が登校する日は、今日を入れて9日しかありません。その中で、「小学校最後の授業」であり「小学校最後の一番大事な学校行事」である卒業式をみんなで作っていくのです。
今日から、6年担任に加えて、教務主任が卒業式練習を進めるメイン担当として6年チームに加わりました。教務主任からは、卒業式(卒業証書授与式)の意味や流れの説明と、心構え(「卒業式の主役は6年生。だから、6年生に任せます!」)について伝えていました。練習初日から、自分たちの卒業式を、自分たちで作る、という心構えを持つことはとても大切だと思います。6年生が、卒業式を経て、それぞれ大きな一歩を踏み出せるよう、全教職員で応援していきます!
そして、きょうは「ひなまつり」の日でしたが、あいにくのお天気でとても寒くなりました。帰る頃にはみぞれが降っていて、子どもたちのテンションが高くなっている様子でした。急に冷え込んだので、風邪をひかないようにしてくださいね!
校長室から(212)2月28日(金)「卒業を祝う会」「学校評価委員会」
早いものできょうは「卒業を祝う会」本番です。1~5年生が、お世話になった6年生を目の前にして、保護者の方に見に来ていただいた「わくわく発表会」の時以上のがんばりを見せ、精一杯感謝を伝えていた姿に終始感動しました。そして、その発表を、感慨深い表情でしっかり見つめ、大きな拍手を送っていた6年生。お礼の発表では、「花は咲く」の合唱に合わせて、各学年と地域の方・教職員に向けて花(花言葉)を心を込めて贈ってくれました。
また、この会を含め、児童会行事を中心となって主催してくれた計画委員会の引き継ぎ式がありました。6年生が立派な手本を見せてくれたので、次のリーダー5年生も南流小の素晴らしい児童会の伝統を受け継いで行ってくれることでしょう。
【第1部】4年生が用意した花のアーチを1年生と手をつなぎながら入場する6年生。うれしさとこれから始まる会への期待が表情に表れていました。
第1部のトップバッターは4年生!6年生が生まれた2012年に始まり、入学した年など6年生ゆかりの年に流行したものを楽しい劇でふりかえりました。劇中、6年の担任の先生役があちこちに登場し、6年生に大受けでした。そして最後は、まとまりのある澄んだ歌声の合唱が6年生の心にまっすぐに届いたと思います。指揮もピアノも4年生とは思えないレベルでとても素晴らしかったです。
続いて2年生は、「ないた赤おに」の物語をディズニーの曲にのせたミュージカル仕立てで発表しました。ミュージカルスターになれそうな演技派がそろっていてびっくり!学年全員で一つのストーリーを完成させ、赤おにと青おにの友情物語で6年生を感動させました。2年生のまとまりと表現力に、脱帽です!ちなみに、ディズニーの曲で替え歌を作ったり演技指導をしたりしたのは、6年生を低学年の時に担任したI先生なんだそう!
そして、6年生と一番ふれあった1年生の発表。1年生は、6年生へ「ありがとう」の気持ちを、一人ひとりが今出せる一番(これが素晴らしい!)の力を出して、歌とよびかけで伝えました。いろいろなことができるようになったのは、6年生のおかげ!ということを大きな声で、心をこめて、一生懸命伝えたので、6年生はとても感激していました!私も、入学してから11か月でこんなに成長した1年生に感動しましたよ!
第1部は、1・2・4年生のために6年生から歌と花言葉のプレゼントがありました。
【第2部】
第2部は3年生の発表からスタートです。3年生は、極秘のうちに6年生にアンケートをとっていたそうで、それをもとに6年生の学校生活の様々なランキングを劇で発表しました。6年生にも「第3位は~?」と声を出してもらったり、6年の先生役が出てきたりして会場を沸かせました。その後は、手話を交えた合唱ですてきなハーモニーを届けてくれた3年生。3年生とは思えないほど天晴れな発表でした。
在校生最後の発表は、5年生です。おどろいたことに、先日のわくわく発表会とは、ほとんど違った内容で、6年生向けにこれまでの全学年の思い出を劇やダンス、歌や合奏でふり返ってくれました!6年生から受け継いだ「南流ソーラン」や「大切なもの」の合唱も、5年生がその思いを継いで披露し、6年生への感謝と、伝統を引き継ぐ決意を伝えました。5年生の発表にも、ピカイチのチームワークが光っていました!
第2部でも、6年生から3・5年生に歌と花言葉のプレゼントがありました。第2部では、お招きしていた地域やPTA本部の方々と、私達教職員にも花言葉のプレゼントがありました。ありがとうございました。6年生は、一度休憩は入れたものの、長い時間ひな壇で姿勢を変えずに各学年の発表を見ていましたが、その姿勢や聴き方が大変立派でした。「花は咲く」の歌を、第1部・第2部の2回、どちらも下級生の発表に対しての感謝や思いを込めて歌ってくれました。6年生の真剣な発表と態度は下級生の心を打ったことでしょう。
第2部最後に、児童会の役員の引き継ぎ指揮がありました。児童の代表として、楽しい学校生活のために主体的に様々なアイデアを出し、実現した児童会は本校の誇りです。一人ひとりの言葉、態度が、大変素晴らしく、この姿を見て下級生がよい伝統を受け継ぐのだと思いました。
最後は6年生の退場を3年生がアーチを作って見送ってくれました。6年生が退場したあと、今日のお客様にも花道を作って見送ってくれました!
会の終了後、地域や保護者代表の皆様と学校評価委員会を行いました。今日の「卒業を祝う会」を参観された皆様は、子ども達の発表に感動され、「教職員の動きの良さやチームワークが生き生きとした児童を育てている」「上級生を敬う気持ちが育っている」「大きな学校だがとても一体感が感じられた」等々、お褒めの言葉をたくさんたくさんいただきました。南流小は、地域や学校支援ボランティア、PTAの皆様の学校でもあります。本日いただきましたお言葉を励みに、今後も皆様と一緒に、子ども達にとってより魅力ある学校づくりに邁進したいと思います。本日は、まことにありがとうございました。
校長室から(211)2月27日(木)「今年度最後の『おはなし会~byおはなしの花束~』」
先週に続いて、4・5・6年生のクラスで「おはなし会」がありました。低学年の教室では、毎週木曜日の朝、「読みがたり」をしていただいています(今年度より3年生まで拡大していただきました)が、高学年では、こうして学期ごとに1時間とって色々なお話をじっくりと聞かせてもらっています。おはなしの花束の皆さんは、この日のために本を選び、練習して語りに臨んでくださっています。その読み方、語り方、お話の持つ魅力にひきこまれ、子ども達の聴き方や反応もすばらしいです。私は、メンバーの皆さんのように上手には読めませんが、読んでいる途中に、ふと子ども達の表情を見ると、キラキラした目でこちらを見てくれていることに毎回感動しています。
ボランティアでご協力くださっているおはなしの花束の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございます!低学年の読み語りも、来週木曜日が今年度最終となりますが、どうぞよろしくお願いします。
校長室から(210)2月26日(水)「わくわく発表会」
本日の「わくわく発表会」では、あさって行われる「卒業を祝う会」で各学年が発表する内容を、保護者の方に披露しました。学年の発表は10分間と短いのですが、たくさんの保護者の方が来校くださいました。子ども達の発表に成長を感じ感動した(発表の詳細は、楽しみにしている6年生のために秘密にしておきます)だけでなく、保護者の皆様が、子ども達の発表を温かいまなざしでご覧くださったり、整列入場にご協力をいただいたりしたことにも感激しました。ご来場いただきました保護者の皆様、ありがとうございました!6年生の皆さんには、各学年の発表に乞うご期待くださいね!
校長室から(209)2月25日(火)「6年間の学び~卒業を迎える自分自身に贈る言葉~」
6年生の廊下にあった言葉から。
漢字一文字を選んだ人もいれば、誰かに聞いた言葉や心に響いた歌の歌詞を書いた人もいました。6年間、様々な場面をとおして色々な言葉に出会った子ども達。「辛かったときにこの言葉で頑張れたから」「この時の気持ちを忘れないでいたいから」「家族や友達への思いから」など、言葉を選んだ理由が人それぞれ書かれており、どの子もこれからの自分の人生をよりよきものとするために、自分なりの考えを持って生きていることに感動しました。
今日、6年生との会食が終了しました。今年の卒業生「全員」とお話ができたことは、とてもうれしくありがたいことでした。15日間に分けて行った会食会は、どの日も素晴らしい時間になりました。会食をしながら一人ひとりの持ち味を感じ、知らなかった面をたくさん見ることができました。昨年度から2年間過ごした6年生の子ども達。友達との関係に悩んだり、悔しいこと、辛いことがあったりした人もいたことでしょう。でも、それを乗り越えて今があることをしっかり学んでいるのです。努力の大切さも、大勢に流されず、あるいは人と比べることなく自分を大切にし、自分の考えを持つことの大切さも、・・・だから、もう小学校を卒業するんだなあ、とさみしい気持ちも入り交じりながら。