校長室から(212)2月28日(金)「卒業を祝う会」「学校評価委員会」
早いものできょうは「卒業を祝う会」本番です。1~5年生が、お世話になった6年生を目の前にして、保護者の方に見に来ていただいた「わくわく発表会」の時以上のがんばりを見せ、精一杯感謝を伝えていた姿に終始感動しました。そして、その発表を、感慨深い表情でしっかり見つめ、大きな拍手を送っていた6年生。お礼の発表では、「花は咲く」の合唱に合わせて、各学年と地域の方・教職員に向けて花(花言葉)を心を込めて贈ってくれました。
また、この会を含め、児童会行事を中心となって主催してくれた計画委員会の引き継ぎ式がありました。6年生が立派な手本を見せてくれたので、次のリーダー5年生も南流小の素晴らしい児童会の伝統を受け継いで行ってくれることでしょう。
【第1部】4年生が用意した花のアーチを1年生と手をつなぎながら入場する6年生。うれしさとこれから始まる会への期待が表情に表れていました。
第1部のトップバッターは4年生!6年生が生まれた2012年に始まり、入学した年など6年生ゆかりの年に流行したものを楽しい劇でふりかえりました。劇中、6年の担任の先生役があちこちに登場し、6年生に大受けでした。そして最後は、まとまりのある澄んだ歌声の合唱が6年生の心にまっすぐに届いたと思います。指揮もピアノも4年生とは思えないレベルでとても素晴らしかったです。
続いて2年生は、「ないた赤おに」の物語をディズニーの曲にのせたミュージカル仕立てで発表しました。ミュージカルスターになれそうな演技派がそろっていてびっくり!学年全員で一つのストーリーを完成させ、赤おにと青おにの友情物語で6年生を感動させました。2年生のまとまりと表現力に、脱帽です!ちなみに、ディズニーの曲で替え歌を作ったり演技指導をしたりしたのは、6年生を低学年の時に担任したI先生なんだそう!
そして、6年生と一番ふれあった1年生の発表。1年生は、6年生へ「ありがとう」の気持ちを、一人ひとりが今出せる一番(これが素晴らしい!)の力を出して、歌とよびかけで伝えました。いろいろなことができるようになったのは、6年生のおかげ!ということを大きな声で、心をこめて、一生懸命伝えたので、6年生はとても感激していました!私も、入学してから11か月でこんなに成長した1年生に感動しましたよ!
第1部は、1・2・4年生のために6年生から歌と花言葉のプレゼントがありました。
【第2部】
第2部は3年生の発表からスタートです。3年生は、極秘のうちに6年生にアンケートをとっていたそうで、それをもとに6年生の学校生活の様々なランキングを劇で発表しました。6年生にも「第3位は~?」と声を出してもらったり、6年の先生役が出てきたりして会場を沸かせました。その後は、手話を交えた合唱ですてきなハーモニーを届けてくれた3年生。3年生とは思えないほど天晴れな発表でした。
在校生最後の発表は、5年生です。おどろいたことに、先日のわくわく発表会とは、ほとんど違った内容で、6年生向けにこれまでの全学年の思い出を劇やダンス、歌や合奏でふり返ってくれました!6年生から受け継いだ「南流ソーラン」や「大切なもの」の合唱も、5年生がその思いを継いで披露し、6年生への感謝と、伝統を引き継ぐ決意を伝えました。5年生の発表にも、ピカイチのチームワークが光っていました!
第2部でも、6年生から3・5年生に歌と花言葉のプレゼントがありました。第2部では、お招きしていた地域やPTA本部の方々と、私達教職員にも花言葉のプレゼントがありました。ありがとうございました。6年生は、一度休憩は入れたものの、長い時間ひな壇で姿勢を変えずに各学年の発表を見ていましたが、その姿勢や聴き方が大変立派でした。「花は咲く」の歌を、第1部・第2部の2回、どちらも下級生の発表に対しての感謝や思いを込めて歌ってくれました。6年生の真剣な発表と態度は下級生の心を打ったことでしょう。
第2部最後に、児童会の役員の引き継ぎ指揮がありました。児童の代表として、楽しい学校生活のために主体的に様々なアイデアを出し、実現した児童会は本校の誇りです。一人ひとりの言葉、態度が、大変素晴らしく、この姿を見て下級生がよい伝統を受け継ぐのだと思いました。
最後は6年生の退場を3年生がアーチを作って見送ってくれました。6年生が退場したあと、今日のお客様にも花道を作って見送ってくれました!
会の終了後、地域や保護者代表の皆様と学校評価委員会を行いました。今日の「卒業を祝う会」を参観された皆様は、子ども達の発表に感動され、「教職員の動きの良さやチームワークが生き生きとした児童を育てている」「上級生を敬う気持ちが育っている」「大きな学校だがとても一体感が感じられた」等々、お褒めの言葉をたくさんたくさんいただきました。南流小は、地域や学校支援ボランティア、PTAの皆様の学校でもあります。本日いただきましたお言葉を励みに、今後も皆様と一緒に、子ども達にとってより魅力ある学校づくりに邁進したいと思います。本日は、まことにありがとうございました。