校長ブログ

10/24(火)おかげさまで素晴らしい合唱コンクールが出来ました

学校運営協議会はじめ地域の皆様、保護者の方々、春日部市教育委員会の皆様、教育実習生でお世話になった方々、本日は春日部市民文化会館まで足をお運びいただき、ありがとございました。

PTA役員の方々、学校教職員先生方、

そして主役の生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。

あらためて学校って「生もの」だなと再認識させられました。

練習初期の段階からかなり良いハーモニーを響かせていた3年生の1クラスがが不在で、私自身は1,2年生の文化会館ステージであの合唱を聴かせてあげられないことを大変残念に思いましたが、いろいろな化学反応が起きるもので、私にはその組不在の3学年の合唱が3クラスのより大きな連帯感を生んだように、「そのクラスの分も頑張るぞ」という気持ちが大変よく表れていたように私には思えました。それくらい気持ちが伝わってくる素晴らしい学年合唱でした。

 1年生の合唱が大変よく良い声が出ていて、学年合唱では特に声変わり最中の男子でも気持ちいっぱいに気持ちよく声を出しているように感じました。

 そしてそれを受けて、2年生の各クラス合唱、そして学年合唱と各クラスの完成度の高さに驚きました。

 3年生は学年合唱が3クラス合唱でますます一人一人の気持ちが強く感じられました。

 3年生のクラス合唱は、さすが曲も「聴かせる」「魅せる」合唱です。3クラスでしたが、1,2年生に見せられて本当によかったと思いました。

 毎年いらしてくださる審査員の原田泉 先生から、「心ある歌声」を実践している豊野中の合唱は本当に魅力的、今後もそんな『心ある合唱』を続けてほしい。とお褒めと激励のお言葉をいただきました。

 音楽科の先生の前日指導を見ていて、良い雰囲気を作って下さっているなあとつくづく感心し、また、担当チーフをはじめ合唱担当や行事担当の先生方が側面からサポートし、加えて子どもたちの生命と健康、PTAの方々にも御協力いただき、「家から家まで」「安全に行き来」すること、その往復について交通手段とその様子も細かくチェックし、誠心誠意取り組んでくださり御礼を申し上げます。学年外の職員の方々も大きい荷物をもって学校と会場を往復してくださったことなど感謝申し上げます。

 「心ある歌声」としましたが、その心を様々な日常場面で育んでもらっているのは音楽はもちろん、体育であったり、数学であったり、国語や家庭科、英語等、日常の教育活動です。歌を楽しむ、素直な心が育ち、仲間と協力して物事に取り組むことの大切さを学んだり、体育や部活動で元気な発声を鍛えたり、その答えが、今日の合唱の姿だと感じます。

私から生徒の皆さんへのお願いは、『くれぐれも金賞、銀賞、賞なし、の結果にとらわれず、自分たちのクラスの合唱、学年の合唱、それぞれの価値について、振り返りをしてください!』ということです。

原田泉先生も、「便宜上、賞はつけましたが、観点が変われば、簡単にひっくり返る。指揮者賞も伴奏者賞も同じ。そこにこだわってほしくない」とおっしゃられました。

以下は昼休みの3年生の学年合唱ステージ練習

不在クラスの分も! という気持ちが伝わってきました。

ここから2年生です。

3年生の合唱

3年3クラスのみでしたが学年合唱

全校合唱「翼をください」は自席で行いました。