飯中 Now
1学期もあと2日
今年は梅雨の長雨(ほとんど豪雨でした)が続くなぁ、、と思っていたところ、2、3日前から急にカラッと晴れ、ドカッと暑くなりましたね。体調を崩している人はいませんか…。とにかく暑い日が続いています。私達にとって一番大切なものは、命であり、健康・安全です。熱中症には家でも、学校でも、外でも十分気をつけて過ごしましょう。さて、1学期も今日を入れてあと2日ですね。明日は1学期終業式です。1学期を振り返り、がんばったこと、もう一歩だったこと、そして夏休みや2学期に向けた新たな誓いを立てるときです。今日は各学年ともに、学年集会を開き、1学期の総まとめをしたり、学活で夏休みのしおりの読み合わせをしたりしていました。3校時は全校で大掃除をして、1学期の汚れをきれいに落としていました。明日は1学期終業式です。通知表も渡されます。そして夏休み、、楽しみですね!(7月19日 校長)
大人になる No38
【 1学期最後の授業 】
今日は令和3年度、1学期最後の授業でした。終わり良ければすべて良しという言葉がありますが、今日はどのクラスの授業も教室に入ってすぐ、良い授業の雰囲気を感じるものでした。1学期の学習はどうでしたか…。たまには心を落ち着かせ、静かに1学期を振り返ってみよう。夏休み直前の生徒諸君に、今日は古谷 綱武さんの詩を送ります。
「道」
道はいつもひらかれている
道はすべての人の前にひらかれている
学ぼうとする意欲
知ろうとする意欲
考えようとする意欲
うまくなろうとする意欲
より良く生きようとする意欲
意欲を持ちさえすれば
自分の歩く道がみえてくる
道はいつもひらかれている
すべては、君自身のやる気にかかっているということだね。夏休みどう過ごすか、成長するのか、しないのかは君次第ということです。飯中生のがんばろうとする意欲に期待します。(7月16日 校長)
大人になる No37
【 時間を大切にして勉学に励みなさい 】
今日の埼玉新聞に、資本主義の基礎を築き、現存する何百もの会社を作った、埼玉県の誇る実業家・経済学者である渋沢栄一先生の直筆の書が県立松山高校に掲額されているという記事がありました。「為爾惜居諸(なんじのためにきょしょをおしむ)」と書かれているそうです。時間を大切にして勉学に励むようにと、生徒を激励するために書かれたのだそうです。この精神を受け継いだ松山高校の建学の精神は、文武不岐(ぶんぶふき)、直訳すれば、「学問と武芸は分けることのできない一体のもの」という意味ですね。今の君達に合わせれば、勉強も運動もどちらも一生懸命に取り組みなさいという意味ですね。渋沢栄一先生の教えに思いを馳せ、背筋の伸びる思いがしました。最近、授業を回っていると、2年生はどのクラスにも数名寝ている者がいますね。眠くなるような授業をしている教師にも責任はありますが、生徒諸君はそれでいいのか…、諸君の人生は諸君で決め、行動し、責任を取るものなのだ。広い意味で豊かでより良い人生を送るために学習がどれほど大切なものなのかは、中学生ならばわかるはずだ。周りの生徒達にも言いたい。何のために体育祭をしたのか…、学び合い高め合う、良き集団になるためではなかったのか…。こんなことで夏休みにしっかりと自分を律し、学び多き夏を過ごすことなどできるのか…。ピリッとしなさい。(7月15日 校長)
大人になる No36
【 進路について学んで行こう ② 】
3年生諸君はこの夏、苦しいときに、つい自分だけが…と思いがちですが、みんなも同じように苦しいのです。その苦しさを共有し、お互いに励まし合いながら乗り切ろう。苦しいときに芽生え育った友情はとても強く、美しいものです。君は1人じゃない。応援してくれる人がいっぱいいることに気づいているかな…。家族、先生方、その他の大人の人達、たくさんの人達が君達のために力になろうと思っています。君達がうるさいなぁと思っていることを言うのもそのためなのですよ。ムカツク前にありがたいなぁと思えば、気持ちがスーッとして、頑張ろう!という気持ちが自然に生まれてくるはずです。1学期には体育祭がありましたね。体育祭を通して、クラスの力が高まりました。クラスの力は1人1人を大きく羽ばたかせてくれるものです。進路を通し、卒業期には、3年間の様々な活動を通して、かけがえのない友情を育み、それが人生の財産であることを知るでしょう。そしてどんな時も君の味方になってくれる家族という存在の大きさも知ることになるでしょう。共に支え合い、喜び合える仲間づくりを残りの日々でしっかりして行こう。 つづく(7月14日 校長)
大人になる No35
【 2年生防災教室行われる 】
毎年、1月には阪神淡路大震災、3月には東日本大震災、9月には関東大震災など、かつて地震により大きな被害を被ったことに関して、そのことを後世を生きる人達に受け継ぎ、防災の確認日とする地域が多いものです。本校も9月の当初に小中合同の避難訓練を行ったり、3月11日には市をあげて黙祷を行います。一方、ここ数年初夏から秋にかけて、梅雨の長雨、夏の集中豪雨、秋の長雨や台風など雨による災害が全国各地で起こっています。今年もここ最近だけでも、熱海や九州、中国地方で豪雨による被害が発生しています。また、生徒諸君は覚えているでしょうか…、令和元年10月の台風19号では本校も避難所となりました。このように、私達は自然災害と常に隣り合わせの生活を送っているのです。そこで、本日は国土交通省江戸川河川事務所の職員お二人にお越しいただき、様々な自然災害、特に豪雨による河川の氾濫と私達のとるべき行動について、豊富な資料と共に、大変丁寧なご指導をいただきました。災害はいつか必ず我々の身に降りかかります。人間の歴史とは、災害からいかに命や財産を守るかの歴史といっても過言ではないのです。歴史を教訓に、人間は知恵を絞り、その時の最先端の技術で対策を立て、災害に備えます。大切な人の命を守り、安心安全な生活を送るために、私達は、これからも学び続けていくのです。今日の講義で印象的だったのは、地震と違い、河川の氾濫の災害は、時間が比較的あるので、日頃からの正しい知識と備え、そして的確な情報収集をすることだということでした。2年生の生徒諸君、大変貴重な学びでしたね。(7月13日 校長)