飯中 Now
読書の秋
飯沼中学校の朝は、朝読書から始まります。どのクラスのどの生徒たちも一言も話さずに出席確認後10分間読書をします。10分間という短い時間ではありますが、一週間で50分、1ヶ月では2時間の読書をすることになります。朝読書をすることで、静かで落ち着いた雰囲気で一日をスタートすることができます。朝読書を含め、一層読書に親しむ秋にしたいものです。(10月6日 校長)
進路学習(3学年)
3年生は全クラスで進路学習を実施しました。これまでは、上級学校のパンフレットを広げたり、パソコン室や家庭でホームページの内容を印刷してきたりなどで学習をしていましたが、クロームブックが導入されたおかげで個々の生徒が自分の興味のある上級学校の最新情報について、自ら積極的に調べ、理解する学習が可能となりました。いよいよ3年生は進路に向けての動きが本格的になってきました。自分の進路目標に向けて頑張りましょう。
保健体育
校長の私が言うのは手前みそで気が引ける思いもするのですが…、本校の先生方の授業は、みな素晴らしい!と県民、市民の方々に自信を持って言えると思っています。どの先生も教育愛に満ち、生徒との信頼関係を基盤に、自分の専門の教科の指導を通して、飯沼中から世界へ、飯沼中から未来へと羽ばたいていく人財の育成に努めています。今日は、春日部市の中学校を代表して、保健体育の授業研究会が行われました。本校の保健体育の授業を日々観ていて、生涯を通じて運動に親しみ、健康で安全な生活を送ることのできる人財の育成に努めていることがよく分かります。本日、ご来校いただきました市内中学校の校長先生、保健体育科の先生方、指導者としてお越しいただいた先生など、すべての方々に自信を持って授業を公開することができました。本校の保健体育の授業がさらに良くなるためのご指導もたくさんいただきました。3年1、2組の生徒諸君も素晴らしい授業への取り組みでしたね。みなさんお疲れ様でした。(10月5日 校長)
中学生になった子供とどう向き合うか
「日本の親は召使いのように子供に仕える」と、ある著名なアメリカ人がテレビで言っていました。「アメリカの親は召使いのように子供を使う」とも。“召使い”という表現は適切ではないと思いますが、日本の親は、子供のニーズを先回りして、あれこれと手を焼き、転ばぬ先の杖を差し出し、子供の機嫌を損なわないように気を遣い行動します。本校でも毎朝、雨の日ともなればものすごい数の車が列をなし、我が子を送る保護者がたくさんいます。まさにこのことを物語っています。子供の世話をし、子供に家事などの苦労をさせないことが親の愛情表現と信じている者もいます。しかし、それは子供のペット化です。自分で食べ物を獲得せず、与えられたものを食べているペットは、たくましく自分で生活する力を失い、飼い主に依存し、わがままになります。子供を成長させるためには、自分で考え、自分の力を発揮させる機会を与えなければなりません。掃除をしたり、洗濯物を干したり、料理をしたりするときは、幼い頃から子供をそばに置いて話しながら少しずつ見習わせることが大切です。そうして子供に任せられる仕事を1つ、また1つと増やしていき、それを認め、褒め、感謝することで子供は自信を持ち、生活力のある人間に成長していくのです。このような機会の少ない子は、何でも親がしてくれると勘違いしています。困難にぶつかっても、それを自分の考えと努力で解決しようとはせず、周囲の人間や環境のせいにして逃避することも少なくありません。またそのような場面に接した親も、決して我が子のいたらなさを指摘したり、叱咤激励したりせず、周囲の人間や環境のせいにして外部批判をします。そうならないためにも、「家事は家族みんなで分担してすることが当たり前」という意識の生活を送りたいものです。家庭での生活を通し、たくましく生きていくためのスキル面と精神面の両方を養いたいものです。(10月4日 校長)
10月2日(土)秋、充実の土曜日
今日の飯沼中は、英検、駅伝練習、各部の活動と大変活発に学校が動いていました。まさに充実した秋の土曜日でした。(10月2日 校長)