子供たちへのメッセージ(6年生)
今週は学年の先生より、子供たちへのメッセージを発信いたします。(該当学年にはメール配信にて送信済みです。)
※今回は、6年生の子供たちへ、6年1組と2組の担任の先生からのメッセージです。
6年生のみなさんへ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、臨時休校が続いていますが、毎日元気に過ごしていますでしょうか?なかなか外出ができず、遊びや習い事に行けない毎日が続き、ストレスもたまっていることでしょう。先生たちも生活に必要な物を買いに行く以外、家で過ごし、少しでも早くこの状況がよくなるように願っています。
今、学校ではいつか学校が再開するときに向けて、先生たちも今できることを頑張って取り組んでいます。みんなと一緒にどのように楽しく学習を進めていくかを考えたり、授業で使う用具を作ったりして、仕事をしています。教室の掲示物も貼り、いつもの景色と変わらない教室を準備しています。
本来であれば、今頃、毎日楽しく授業をしたり、友達と話をしたり、陸上大会に向けて一致団結して熱く頑張ったりしている時期でしたね。小学校生活最後の大切な1年のスタートがこのような形で始まってしまったのは、とても残念だと思います。悔しいかもしれませんが、楽しみにしていた学校行事も諦めなければならないことも出てくるでしょう。
ですが、一生に一度しかない6年生の生活をこのまま過ごしてしまうのはもったいないと思います。学校再開の時に向けて、家にいなければならないこの時期でも、自分の力を伸ばすためにできることはたくさんあると思います。失われた「これまで」の時間を悲しむのではなく、来るべき「これから」の時間を楽しみに、学校再開に向けて家でできる学習・運動を頑張りましょう。
例えば学習では、新しい6年生の教科書に目を通してみることができるでしょう。国語では辞書を使って言葉の意味を調べ、言葉の知識を増やすことができるでしょう。インターネットを使える環境があれば、社会や理科の調べ学習もできると思います。運動もなかなか外に出ることはできませんが、なわとびをしたり、ストレッチや筋トレ、体操(可能であれば走ることも)などをしたりとできることはたくさんあるはずです。また、これまで苦手だった教科や内容にも十分取り組む時間があるはずです。この「今」の時間を上手に使った人ほど、実は今後の学校生活でも大きな成長があるのではないかと思います。
先生たちも、みんなの大切な1年がこれまでと変わりないように、やり方を変えたり、時期をずらしたりして、できる限りたくさんの思い出を作れるように学校生活の準備をしていきたいと思います。みんなも「今」できることに真剣に、時間を大切に1日1日過ごしてください。今後もお互い健康に気を付けて、緊急事態宣言の期間を乗り切りましょう!そして、学校が再開したときにまた笑顔で会えるのを楽しみにしています!
(6年1組・2組 担任)