2024年1月の記事一覧

1月16日(火)給食センターの献立

・タンメン

・牛乳

・肉まん

・中華ハムサラダ

 

 私たち日本人は中国から漢字をはじめ多くの文化を学び、取り入れてきました。料理も例外ではありません。ラーメンはもっともポピュラーな中国料理ではないでしょうか?中国料理は広い国土と長い歴史、食に関する深い関心が育んだ文化だと思います。その文化をうまく取り入れて食生活の幅を広げてきました。

 給食だよりにも書きましたが、麺が給食に登場したのは1960年代です。給食メニューのバリエーションを増やすために「ソフトスパゲッティ式めん」通称ソフト麺が開発されました。東京都の学校給食で採用されたものが各地に広がりました。今ではソフト麺もありますが、料理に合わせて「地粉うどん」と「ホット中華麺」を使用しています。

1月15日(月)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・さばの塩焼き

・じゃがいものみそ汁

・茎わかめの炒め煮

 主食のごはんにみそ汁、主菜はさばの塩焼き、副菜は茎わかめの炒め煮と、和食の献立です。小学校の5年生は2学期に家庭科で実際にごはんとみそ汁について学び、調理実習を行いました。和食は健康に良い点などが評価され、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。日本型食生活という言葉もありますが、これは米・野菜・魚・大豆を中心とした伝統的な食事に、肉・牛乳・乳製品・鶏卵・油脂・果実などが豊富に加わった食生活を意味します。

 日本型食生活の特徴は、総エネルギー量に対するたんぱく質、脂質、炭水化物の割合(PFCバランス)が栄養的に、適正であること、たんぱく質の中では、植物性と動物性の割合がほぼ同じで、動物性の中では、水産物の占める割合が多いことがあげられます。

 

 和食文化を伝えよう

1月12日(金)給食センターの献立

(小学校)

 

(中学校)

 

・コッペパンスライス

・牛乳

・クリスピーチキン

・チリコンカン(小)/ 焼きそば(中)

・ごぼうツナサラダ(ノンオイルごまドレッシング)

 

 今日は小中別献立です。焼きそばは回転釜という大きな鍋で炒めて作りますが、小中学校合わせた量は作れないので、中学校が焼きそばの日は、小学校は別のものになります。今日の小学校はチリコンカンでした。

 焼きそばの日はコッペパンも出ていて、主食が2つあるのはおかしい献立だというご意見をいただきます。しかし、焼きそばは、限られた設備、時間の中で主食として十分な量を提供することができません。主食の量を確保するためにコッペパンも出しています。コッペパンにスライスが入っているので、焼きそばを入れて焼きそばパンを作って食べてもらえば、主食は1つになります。もちろん食べる児童生徒のお好みで、クリスピーチキンを挟んでもらってチキンサンドにしてもらっても、サラダを挟んでサラダサンドを作って食べてもらってもいいと思います。

 

1月11日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・春巻き

・チゲ鍋汁

・野菜の中華みそ炒め

 

 年明けの寒さを想定して、みんなに食べて温まって欲しいと思いチゲ鍋汁にしました。本当に寒い日になってしまいましたが、給食をしっかり食べて元気に過ごしてほしいです。小学校の味付けは辛さをかなり抑えています。中学校は少し辛さを入れました。

1月10日(水)給食センターの献立【お正月献立】

・七草風ごはん

・牛乳

・和風きんぴら包み焼き

・白玉雑煮

・紅白なます

・抹茶プリン

 今日から3学期の給食が始まりました。

 明日1月11日は「鏡開き」です。お正月にお供えした「鏡もち」を食べることで、その年に災害が起こらないように、病気にならないようにと願います。昔の人は、鏡もちを食べることで、力を授けてもらうと信じていました。「割る」「切る」という言葉は縁起が悪いので「開く」といいます。そして、鏡開きに「鏡もち」を食べることでお正月に一区切りさせる意味もあります。

 給食センターでは給食開始日に、毎年お正月料理をアレンジした献立を提供しています。主食の七草風ごはんは、七日に食べた人もいるかと思いますが、七草粥をアレンジしたごはん、汁物は白玉を使った雑煮、主菜はきんぴらをアレンジした和風きんぴら包み焼き、副菜は紅白なますです。おせち料理には、それぞれ様々な願いが込められています。お正月料理を食べて今年一年、健康で元気に過ごしましょう。

 

和食文化を伝えよう