武里大枝公民館
「外国人による日本語スピーチ大会」を開催しました!
酷暑を経て少しだけ秋の気配が見えてきた8月21日(日)、
武里大枝公民館講堂で埼玉県東部地域日本語教室さんとの共催による
「外国人による日本語スピーチ大会」が開催されました!
実はこのスピーチ大会、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
計画半ばで2回も中止となってしまったもので、
今回ようやく悲願の開催となりました
スピーカーは5人。なんとも国際色豊かな面々が揃いました!
トップバッター、インドネシアのウミ・ペルティウイさんが語るのは「日本語と私の夢」。
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日本人の知り合いと、一緒に笑ったり冗談を言ったりしたい!
夜勤の仕事明けに寝ないで日本語教室で勉強したそうです。
「お願いします」、「ありがとう」、「ごめんなさい」の3つの日本語を
大事にしていると心を込めてスピーチされました。
エジプトのアルバテシさんは、春日部市内の小学4年生
和菓子のお餅が好きだという彼は、家族のこと、日本国内の旅行の思い出など、
緊張しながらも頑張って語ってくれました。
チュニジアのアムナ・チョクリさんは、
武里大枝公民館でフランス語の教室を開いていらっしゃる先生です。
日本語を上達する必要性についてのスピーチ。
現在日本の企業に勤めているため、
また、習っている合気道の昇段審査突破のために日本語の勉強を頑張っていらっしゃるそうです。
日本のアニメやドラマをみて日本語を学んでいるというアムナさんが
スピーチの最後に「日本語を上達するにはどうしたらいいでしょうか」と問いかけると、
客席から「日本のラジオを聴く」などのアドバイスがありました!
イランのアサイー・アブルファズルさんが語ってくれたのは、
日本と日本文化への愛について。
子どもの頃から質の良い日本製の電化製品や車が身近にあったことで、
日本への関心や愛が深まっていったそうです。
外交官として様々な国で働いていましたが、いつも日本に行きたいと願っていたそうで、
念願かなった来日後は、日本に住み続けるために外交官をお辞めになったとのこと!
日本のことを、「みんなが法律を守っているから世界で一番安全な国」と
熱く語ってくださいました。
堂々のラスト、春日部市内でカレー店を営んでいる、
スリランカのアルナ・シャンタ・ペレーラ・マハエゴダケさん(シャンさん)が語ったのは、
「オーガニック料理について」。
ご自身が23年間ベジタリアンであり、ビーガン料理を日本の人々に紹介したかったので
スリランカカレーのレストランの開店に至ったそうです。
オーガニック料理が体によい理由を、カラフルなグラフや図を用いて説明してくださいました。
第2部は、日本語教室の方のオカリナ演奏に癒され…。
最後には、公民館長から、スピーカー全員に記念品と花束が贈られました。
会場からの質問タイムもあり、
観客の方も多様な国の方々の考え方を楽しんでくださったようです!
客席からの質問に英語で答えるアムナさんと、それを日本語に通訳するシャンさん!
武里大枝公民館では英語、ベトナム語、フランス語など幅広い外国語教室があり、
武里団地には外国の方が多く住んでいます。
今後も地域性を生かした事業を開催していきたいと思いますので、よろしくお願いします!