武里大枝公民館
「ビブリオバトル in 武里」が開催されました!
「ビブリオバトル」をご存知でしょうか
バトラー(紹介者)が自分の好きな本を持ち寄り、5分の時間制限内でその本の魅力を語ります。
発表を聴いた観客が一番読みたくなった本に投票し、1位の本(チャンプ本)を決める
「知的書評合戦」ともよばれる熱いゲームです!
そのビブリオバトルを、12月4日(日)、武里図書館との共催で実施しました。
集まったバトラーは中学生から大人まで本好き精鋭4名!
発表の順番はくじ引きで決まります。緊張の一瞬…!
トップバッターを務めてくださったのは、今回唯一の大人の参加者、森田さんです。
『武器としての「資本論」』(白井聡/著 東洋経済新報社)を紹介してくださいました。
書店で赤い表紙に惹かれたそうです。
「男はつらいよ」の寅さんを例に出して、今の時代に役立つ『資本論』の魅力を紹介。
そして、「読んだら世界が変わります」の力強い一言。読みたくなります…!
2冊目は、前回のチャンプ本紹介者、吉葉さんによる『生き物の死にざま』(稲垣栄洋/著 草思社)です。
生き物の最後の輝きを感動とともに描く29話! (スクリーンの数字が制限時間5分のタイマーです。)
3冊目は、名作『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治/著)。有田さんが紹介してくれました。
登場人物の中で、カンパネルラが好きだという有田さん。
米津玄師の歌「カンパネルラ」にも触れて紹介してくださったのが印象的でした。
知っている物語でも、魅力を伝えてもらうとまた読みたくなってしまいます。
トリをつとめるのは、中学1年生の三上さん。紹介する本は『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(堀井雄二/原作 集英社)です。
大人気ゲーム、ドラゴンクエストのキャラクターやモンスターが登場する映画のノベライズ本です。
わくわく感いっぱいの本!
どれも、本への愛が伝わる素敵なプレゼンテーションでした。
さて、投票の結果、チャンプ本に輝いたのは…
『生き物の死にざま』でした
吉葉さんには、武里図書館長から、賞状とトロフィー、記念品が贈呈されます。
最後にはバトラーみんなで記念撮影
バトラーの皆さん、素晴らしい発表、楽しい時間をありがとうございました。
そして観客として参加してくださった皆さん、温かな応援と一票をありがとうございました!!