ほごログ
【出張授業】「でばりぃ資料館」in八木崎小学校
令和3年1月22日(金)に八木崎小学校出向き、第3学年の児童に向けた、『でばりぃ資料館』を開催しました。
ちなみに、『でばりぃ資料館』とは、郷土資料館での展示や体験をお届けする出張授業のことです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、室内の換気、マスクの着用、適宜手指の消毒を行いながら授業をしました。
授業の前半は学芸員が児童全体に向けて昔の暮らしや道具について解説を行い、後半は児童が3つに分かれた展示エリアを自由に見学しました。
千歯扱きによる脱穀や、手作業での精米体験、約60年前の春日部を映した航空写真や、昔の生活の道具など、児童たちは楽しんで学びを深めてくれました。
千歯扱き体験では「気持ちよかった」「僕もやりたい」など昔の農作業を“楽しいもの”と感じた児童が多かったようです。
ただ、学芸員が「でもこの作業(脱穀)を1日中やるとしたら?」という質問になると、「大変そう」「かわいそう」といった意見も。
今と昔の便利さの違いを、感じ取ってくれたみたいです。
授業の最後には、児童から「楽しかったけど、もっと時間がほしかった」など、まだまだ体験し足りないといった声も聞こえ、興味・関心の高さを窺わせてくれました。
郷土資料館が臨時休館中の今だからこそ生まれた『でばりぃ資料館』!
今回の八木崎小学校では体育館を会場に使用させていただきましたが、各種教室や図書室等でも可能です。各学校の先生方も、日程、会場、内容など、ぜひご相談ください!