ほごログ
郷土資料館体験ワークショップを開催しました
令和4年7月24日(日)の午前と午後各1回ずつ、郷土資料館体験ワークショップ「糸でんわを作ろう」を開催しました。
まずは蓄音機でのレコード鑑賞から。曲は有名な「かっこうのワルツ」です。
CDとレコードを比べながら説明しています。
「なぜこの円盤(レコード)から音がなるの?」などの質問もあり、興味を持ってくれたようでした。
次に、西金野井に伝わる伝説「江戸川を流れてきた獅子」の紙芝居を朗読しました。
春日部に伝わる伝説を知ることで、子供のころから郷土への愛着・関心を深めてもらえると嬉しいです。
そして糸でんわ作りなのですが、作る前に少しだけ声や音に関する実験を行いました。
ボウルにビニールをピンと張り、そこに塩をまいたものです。これに声をあてると、声の振動がボウル内で反響してビニールを揺らし、塩が模様を描くように動きます。コロナの影響もあり、マスク越しでしか声を出せないため、塩を大きく動かすことはできませんでしたが、こんな実験から声が空気を伝わる振動であることをちょっとでも理解してくれたら幸いです。
糸電話づくりには、学習のために来館していた高校生の皆さんにもご参加いただきました。ありがとう!
作るおもちゃの難易度から広報等には参加対象が幼児から小学生となっていますが、中学生・高校生も実は大歓迎です!
糸でんわの糸の長さは約5メートルあり、子供にとってはかなり遠い距離での会話に感じたのではないでしょうか♪
最後に缶バッジ作りをして、約40分程度で終了しました。
次回の体験ワークショップは令和4年8月21日(日)に開催予定です。詳しくは広報誌等でご確認ください。次回のおもちゃは新作「ミニ空気砲」を作るのでお楽しみに!
郷土資料館は適宜換気や消毒を行って開館しております。コロナや熱中症など気を付けながら、またぜひお越しください。