社会教育・生涯学習ブログ
子ども大学(3日目)プログラムを実施しました。
子ども大学かすかべ3日目、この日は会場である共栄大学の学園祭「樹麗祭(じゅれいさい)」でした。模擬店が並び、学園祭の装飾が施された普段とは違う学内の様子に子どもたちの期待も高まります。
前半の講義では、フレッシュやおいちの福澤 潤先生を講師にお招きし、「実践!!喜びを作って販売を楽しもう」をテーマに、販売にあたっての効果的な声かけやあいさつなどを学びました。
福澤先生の力強い発声にならって、子どもたちの「いらっしゃいませ!」「何かお探しですか」といった元気な声が教室内に響きます。
後半では、グループに分かれ学園祭の模擬店での販売体験と学内見学が行われました。
販売体験では、模擬店の宣伝、チラシ配り、商品の受け渡しなどを体験しました。中には看板と商品を持って「いかがですか~!」と移動販売をするグループも見られました。
学内見学では、キャンパス内を歩きながら、共栄大学放課後子ども教室サークルの小学生向けのブースやSDGsのスタンプラリーなど様々なコーナーを体験してまわりました。
盛りだくさんの内容を終え、教室に戻った後は、みんなで今日の振り返りをします。代表で感想を発表してくれた参加者からは「いろいろな人に声をかけて買ってくれた時はうれしかった」「お店の大変さが分かった」といった感想がありました。
ご協力いただきました福澤先生、春日部青年会議所の皆様、樹麗祭関係者の皆様、ありがとうございました。
子ども大学(2日目)プログラムを実施しました。
10月28日(土)共栄大学の調理室において、菓子工房レガールのオーナーパティシエである
山根弘志先生をお招きし、第2日目のプログラムを実施しました。
今回のテーマは「つくる喜びで感謝の心を育もう~みんなで実際につくろう~」です。
早速、スペインのバスク地方発祥の「バスク風チーズケーキ」作りからスタートします。
まずはしっかり手を洗います。
山根先生のお手本を見ながら進めていきます。
室温に戻したクリームチーズを混ぜます。
混ぜるのには少し力がいりますが、大学生のスタッフがサポートしてくれます。
1人1つずつボウルを使って一生懸命混ぜます。
次は「卵を溶いて、あわせて混ぜる」です。みんな卵を割るところからチャレンジしました。
他の材料も全部入れ、よく混ぜ終わったら、用意してある型に流し入れます。
液をこぼさないように、みんな慎重に作業していました。
オーブンに入れてしばし焼きます。おいしく焼けますように…
チーズケーキが焼きあがるまでの時間、山根先生から児童の皆さんにお話をしていただきました。
今日の材料であるクリームチーズにどれだけの牛乳が使われているか。その牛乳がみんなのもとに届くまで
どれだけの人がかかわっているか。
みんなが学校で食べる給食やおうちで食べるご飯はなぜおいしいのか。
それは、みんなのところに届くまでいろんな人の愛情がこもっているからです。
作ってくれている人に感謝を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」をしっかり伝えましょう、
と感謝の心を持つことの大切さを教えていただきました。
プログラムも終盤に差し掛かり、調理室に甘~い匂いが漂います。
みんなもオーブンの中が気になる様子。
山根先生の合図で、チーズケーキをオーブンから出します。
できたて熱々なので、ここは大学生スタッフにお任せです。
きれいに焼けたチーズケーキを見て、歓声があがっていました。
今日みんなが愛情をこめて作ったチーズケーキは、
おうちの皆さんにも食べてもらえるよう容器に詰めて持ち帰ります。
冷蔵庫で1時間ほど冷やすとおいしさが増すそうです。
プログラム実施にあたりご協力いただきましたレガールの皆さま、春日部青年会議所の皆さま
ありがとうございました。
令和5年度第12期子ども大学かすかべが始まりました!
【令和5年度「第12期子ども大学かすかべ」が始まりました】
子ども大学は、子どもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域の子どもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、子どもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。
春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第12期目を迎えます。
9月2日(土)、共栄大学の大教室で行われた入学式で、須田学長兼実行委員長は、「大学での学びは、「なぜ?どうして?」といった疑問をもちながら、調べ、考え、探究することです。先生方や共栄大学の学生と一緒に楽しく学んでください。」と入学生を歓迎しました。
また鎌田教育長は、「これからの社会を作っていくのは皆さんです。これから出会う仲間とともに、自分の考えを伝えたり、仲間の考えを聞いたりして、学びあってください。」と激励の言葉を贈りました。
これを受け、入学生代表児童は「どれも興味をひくプログラムばかりですが、大学の学園祭に参加できることが楽しみです。ここで学ぶことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。
(子ども大学かすかべ学長あいさつ) (教育長あいさつ) (代表児童の言葉)
今年度は「世界の平和を考えよう!」をテーマに、12月まで計4回のプログラムが予定されています。入学式と同日に実施された第1回目のプログラム「世界が平和になるためには」では、共栄大学国際経営学部 学部長の石塚勝美(いしづか かつみ)先生が登壇されました。
講義では、
・平和になるために戦争を止めることは大切だけれども、その前に戦争が起こらない社会の仕組みを作り出すことが大切であること
・その仕組みとは、世界の教育をよくしていく仕組み、食料不足のような貧しさをなくしていく仕組み、地球環境をよくしていく仕組みなどがあること
などをお話いただきました。
石塚先生からの「世界が平和であるために、日本に住む皆さんができることは何でしょう?」という問いかけに、共栄大学生のサポートのもと、児童たちが熱心に話し合う姿が見られました。
講義の中では、地図や数値の見方、その数値からわかることを見つけ出したり、今の自分たちにできることを話し合いで深めるなど、普段の学校の授業とは一味違った「大学」ならではの発見や気づきを味わうことができました。
イオンこどもフェスタを開催しました
8月16日(水)~8月27日(日)春日部市と包括的連携協定を締結しているイオンモール春日部にて、パネル展示と青少年体験活動事業「イオンこどもフェスタ」を実施しました。
パネル展示「パネルで知る!春日部の『しん・発見』」では、かすかべ郷土かるたの絵札を活用した学習パネルの展示や市内社会教育関係団体の活動紹介の展示を行いました。
「かすかべこどもフェスタ」では、日替わりで社会教育関係団体による親子向け体験コーナーが設置されました。
8月17日(木)は水引工芸体験。 「水引で作る 金魚とお花のキーホルダー」づくりです。好きな色の水引を組み合わせて結んでいくキーホルダーづくりに挑戦しました。(協力:春日部市文化連合会)
8月18日(金)は 押し花体験。「押し花でコースター、しおりをつくってみよう」です。たくさんの花の種類からお気に入りを選び配置を工夫します。ラミネーターをかけると花びらの鮮やかさが増します。(協力:春日部市文化連合会)
8月20日(日)は日本舞踊体験。「見てみよう、踊ってみよう、日本舞踊」です。あでやかな着物や扇子に、子どもたちの目が釘付けになりました。扇子の持ち方、動かし方を親子で体験することができました。(協力:春日部市文化連合会)
8月22日(火)は、生け花の展示です。見事な出来栄えに、買い物途中の人も思わず足を止め見入ってしまいます。(協力:春日部市文化連合会)
8月26日(土)は、「ロープワーク・ガールスカウト体験」です。ロープワークを生かしての野外テーブルづくりやアクセサリー作りの体験ができました。(協力:春日部市ガールスカウト連絡会)
8月27日(日)はボーイスカウト体験。「キャンプに役立つ風呂敷とロープ結び、三角巾で救急処置、計測」体験です。参加してくれた方は「親子で体験したことを生活に役立てたい」と話してくれました。(協力:春日部ボーイスカウト連絡協議会)