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社会教育・生涯学習ブログ

子ども大学かすかべ(4日目)プログラム・修了式を実施しました。

12月7日(土)共栄大学調理室において、子ども大学かすかべ4日目講義「自分の将来について考え、大切な人に喜んでもらおう!」が実施されました。

講師は、居酒屋ようすけ、カフェ プチボヌールを経営されている春日部青年会議所の石川陽介先生です。

前半の講義では、ようすけ先生から現在の飲食店経営にたどり着くまでの豊かな体験談や、現在の仕事に対する思いが語られました。

こどもたちだけでなく、学生ボランティアの心にも響く内容で、みんな真剣に聞き入っていました。

 

 

 

後半はいよいよハンバーガーづくりの体験ですピース

ようすけ先生から調理の手順を教えてもらい、学生ボランティアや大人スタッフがサポートします。

      

 お肉に調味料を入れ、感触を確かめながらこねます。 

      

それぞれ自分のお肉をとり、好きな形にしていきます。

手のひらからお肉がこぼれ落ちそうな子もいるようです。

       

フライパンでお肉を焼きます。

調理室外の廊下までおいしそうな匂いがこぼれていました。

       

焼きあがったハンバーグは、バットにあげて、すかさずスライスチーズをのせます。

ハンバーグが冷めないうちにベーコンを焼き、レタスを準備します。

       

最後の仕上げ、盛り付けです。

 

準備できた具材を、重ねて、重ねて、ケチャップつけて、重ねて・・・

      

できました! 子ども大学特製ハンバーガーの完成です!!

材料や調理の仕方は同じですが、具材の大きさや重ね方にそれぞれの個性があらわれます。どれもおいしそうです。

    

大きな声で「いただきまーす」。大きなハンバーガーを、大きなお口で思い切りほおばりましたにっこり

ようすけ先生の講義の中で、おいしいって何だろうお話がありました。

プログラム終了後のアンケートにはこう書いてくれた児童も。

「相手のことを考えたり思ったりして作るとよりおいしくなるということです。石川さんの話をきいて、わたしもいまのゆめにむかってがんばろうとおもいました。」

講義と実習を経て、とても理解が深まった時間となりました花丸

 

さて、講義終了後は修了式。一人ひとりに記念品と修了証書が手渡されました。

 


最後に、代表児童からの「ほかの小学校のみんなと交流しながら、子ども大学で楽しく学んだことを、これからの生活で活かしていきたいです。」という言葉を受け、主催者から「これからも学ぶことの楽しさを忘れずに、知的探究を続けていってくれることを期待しています。」と、お祝いの言葉が贈られました。
 

 9月から12月にかけての、第13期「子ども大学かすかべ」4日間のプログラムも無事終了しました。

ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました共栄大学の皆様、春日部青年会議所の皆様、各講義指導者の皆様、学生ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

子ども大学かすかべ3日目「大学の学園祭で商品のPRをしてみよう!」

 

11月3日(日)は、共栄大学の学園祭「樹麗祭(じゅれいさい)」の開催日ですイベント

子ども大学3日目となるプログラムは同日、大学生や地域の皆さんによる模擬店やステージ発表などが行れる賑やかなキャンパス内で行われました。

今回は商品のPRについて学び、実践していきます。

 

前半の講義では、まず共栄大学国際経営学部 中野浩一先生より、PRの目的や効果、よいキャッチコピーを作るために必要なことなどを学習しました。

 

今日の学園祭では、かすかべフードセレクション認定品である「栃惣の『片面しょうゆ』」、「米粉パンFUKU~福の『春日部ミルキーバナナカップケーキ』」、「折原果樹園の『春日部梨ジュース・幸水』」が販売されています。こどもたちが学園祭の来場者の皆さんにPRするのはこの3つの商品です。

 

次に登壇した春日部市教育委員会の山下先生からは、「かすかべフードセレクション」とは何か、事前にお店の方々に取材した商品のこだわりなどの説明がありました。

お店の方からのメッセージ動画や試食タイムもあり、実際に味わいながら商品の魅力を考えていきます。

 

   

 

ここからはPRに使うパネルの作成作業に入ります。

グループ毎に意見を出し合いながら、それぞれの商品のキャッチコピーを考え、PRパネルを完成させていきます。

絵を書いたり、色づかいを工夫するチームもありました。

 

   

 

後半は、完成したPRパネルを持ち、大学生ボランティアと一緒にみんなで外にくりだします。

お店の前や人が多い場所に移動しながら、来場者への声掛けや、お店のお手伝いなどをがんばりました。

中にはPRの効果で、早々に売り切れになってしまう商品も興奮・ヤッター!

 

  

 

下の6枚は、各グループが一生懸命考えたキャッチコピーです。

それぞれ学習と試食の成果が十分にみられたと思いますが、いかがでしょう花丸

    

 

    

 

前日までの雨が嘘のような秋晴れの中でのプログラムとなり、屋外でのPR活動も無事終了急ぎ

PR活動の合間には学内ツアーも実施され、学んで、食べて、考えて、ふれ合って、盛りだくさんな一日となりました。

実施にあたり、ご協力いただきました「かすかべフードセレクション」認定事業者の皆様、学生ボランティアの方々、誠にありがとうございました。

 

さて、子ども大学かすかべも次回がいよいよ最終回。おいしいプログラムが用意されているようです星

 

「令和6年度 市民アカデミー」を開催しました!

 令和6年10月25日(金)に粕壁市民センター(中央公民館)で「令和6年度 市民アカデミー」を開催しまし

た。(主催:春日部市人権教育推進協議会 春日部市教育委員会)

 

 

第1部は「人権作文優秀作品」と「人権ポスター優秀作品」の紹介。

作文は市内小・中・義務教育学校の児童・生徒の中から選ばれた4人の作品を

ご本人に発表していただきました。

 

 

発表後は、教育長から感謝状の贈呈を行いました。

 

ポスターは、79点の作品があり、その全てを会場外の廊下に現物を展示したことに加え、スクリーンに映し出しての紹介を行いました。

 

 

第2部は教育講演会。

パリ2024パラリンピック競技大会 車いすバスケットボール女子日本代表キャプテンの北田千尋選手をお招きし、「ともに生きる」と題してご講演いただきました。

 

車いすバスケットボールの紹介からはじまり、参加者にも身近な例も交えつつ、とてもわかりやすいお話でした。

 

 

(当日のお話をちょっと紹介!)

車いす用駐車スペースにある斜線の部分、(講演会ではシャッシャッシャの部分と紹介)なぜ必要かご存じでしょうか?

 

 

 

 

車いすを使用している方が車の乗り降りをする際には、ドアを全開にする必要があるため、このスペースが必要です。だから、この駐車枠が空いていなかったり、そこに物を置かれてしまうと大変困ってしまうとのことでした。

たとえば、カラーコーン1つ置かれただけでも駐車するのを諦めざるをえなくなってしまうそうです。

 

講演会終了後、「シャッシャッシャの部分に気をつけなきゃ」といった声も聞かれ、講演会でのお話を早速生かしていただけているようでとても嬉しかったです!

 

参加者アンケートでは、「心温まる小・中学生の作文発表を聞いてうれしくなりました。」や「北田さんの講演会素晴らしかったです。」といったお声を多数いただきました。

 

 

子ども大学かすかべ2日目講義

10月6日(日)、春日部市役所のひだまりホールにて、
共栄大学国際経営学部 北島先生によるプログラム「春日部の魅力を再発見しよう!」を実施しました。

 

はじめに、数ある春日部の魅力の中から、「ふじの花」「大凧あげ」「外郭放水路(龍Q館)」

「かすかべフードセレクション」の4つをピックアップし、どれが一番の魅力だと思うか

班ごとに意見交換を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後は、みんなでララガーデン春日部に移動し、市場調査(アンケート)を行いました。

最初は緊張しながらも、大学生スタッフを筆頭に積極的に声掛けを頑張り、

たくさんの方からアンケートのご協力を得ることができましたお辞儀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 教室に戻った後は、まとめ作業です。自分たちの最初の意見とアンケート結果はどう違ったか、

アンケートの結果、票があまり集まらなかった魅力は、どうしたらもっと伝えることができるかなど

班ごとに考え、発表してくれました花丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 参加したこどもたちからは、

「ララガーデンで、街の人の声が聞けて、あらためて春日部市の魅力をもっと広めていきたいと思った。」

「何でだろうと考えることが大事ということが分かった。」といった感想が寄せられ、

自分たちの住む街の魅力について深く考える機会となりました。

 

子ども大学かすかべ入学式・1日目講義

【令和6年度「第13期 子ども大学かすかべ」が始まりました】

 子ども大学は、こどもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域のこどもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、こどもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。

 春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第13期目を迎えます。 

 9月7日(土)、春日部新庁舎ひだまりホールで行われた入学式で、須田学長兼実行委員長は、「大学での学びの特徴は『なぜ?どうして?』といった疑問をもちながら、探究することです。子ども大学では『はてな学』『ふるさと学』『生き方学』の3つの分野で、体験し楽しく学んでください。」と入学生を歓迎しました。

 また鎌田教育長は、「今年度の学習テーマは『春日部の魅力を考えよう!』です。自分で面白いと感じるものと出会い『春日部をもっと好きになる、もっと知りたくなる』ことを期待しています。」と激励の言葉を贈りました。

   

 これを受け、入学生代表児童は「地元の食材に触れての調理体験が楽しみです。ここで学ぶことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。  

  入学式に続いての1日目の講義は、春日部フィルハーモニー管弦楽団の3人の先生方による「クラシック名曲コンサート~お料理を食べちゃった犯人は誰だ?~」です。先生の大好きな宅配ピザを食べた犯人を見つける、演奏と謎解きの講義が始まりました。

 

 犯人は、名作曲家であるバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンの中のうちの一人。3人の代表的な曲の演奏を聴きながら、繰り出された資料をもとに見事?犯人にたどり着きました。

 謎解き解決後は、リコーダーでのクラッシック体験。ベートーヴェンの第9「歓びのうた」を講師の先生の指導で練習です。さすが普段から音楽の授業でリコーダーに親しんでいる小学生、短時間でマスターできました。

 

 最後は講師の先生方のピアノ、バイオリン、そしてこどもたちのリコーダーによる「歓びのうた」の演奏がひだまりホールに響き、第1日目の講義が終了しました。こどもたちは「音楽のまち春日部」を体感できたことと思います。

 講師の春日部フィルハーモニー管弦楽団の皆さん、会場準備や児童支援をしてくださった共栄大学学生ボランティアの皆さん、ご協力ありがとうございました。