校長室から

校長室から

校長室から 7/31 1学期終業式

 本日、1学期終業式を迎えました。今年度は、始業式、入学式はなんとか実施したもののすぐに臨時休校となり、全員登校となってから2か月での終業式となりました。例年であればあと2か月ほどあったのかなと思う反面、本当は10日ほど早く夏休みになっていたはずなのにと、ちょっと複雑な気分です。
 私は、本年度北小に異動してきたので、何が通常なのかわからぬまま4か月が経ってしまったように思います。しかし、この4か月は、いろいろたいへんだったにもかかわらず、とても楽しい毎日でした。それは、子どもたちの元気な笑顔のおかげだと思います。朝の元気なあいさつから始まり、廊下や教室でのあいさつやお話をしてくれる。うれしそうにお兄ちゃんやお姉ちゃんの話をしてくれる児童もいました。中学校関係の続きでまたお世話になりますと言ってくださる保護者の方がいたり、他の学校で教えたことがある生徒が本校の保護者となっていたりと、時の流れと出会いのありがたさを感じた1学期でした。卒業生にも何人か会いました。ちょっと上から目線となってしまいますが、教え子たちの成長した姿を見られることは、我々教師の一番の喜びであり、特権であると感じています。とてもうれしい時間でした。また、何と言っても新型コロナウイルス感染者が1人も出なかったことや大きな事件事故がなかったことは、とてもありがたいことでした。児童のみなさんや保護者のみなさんの御協力に深く感謝いたします。
 新型コロナウイルス感染症は、まだまだ猛威を振るっており、栃木県でも拡大傾向にあります。本校にも波が来ないとは言い切れません。学校は、人と人とがふれあう場所です。感染リスクを0にはできませんが、できる限りの予防策をとり、感染リスクを下げ、通常の学校生活を取り戻していきたいと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
 16日間という短い夏休みですが、一人一人の児童にとって有意義な夏休みになることを期待しています。8月17日に、それぞれに成長した子どもたちに会い、元気なあいさつができることを楽しみにしています。1学期間お世話になりました。



みんな元気に下校しました。
カラッと晴れて、梅雨明け間近かなと感じる天気でした。

校長室から 7/28 1学期あとわずか

 7月28日となり、梅雨末期と言われていますがまだまだ明ける気配はありません。高校や中学校の夏季大会代替試合がそれぞれに行われ、多少、季節の区切りがつきそうに感じています。本来であれば、今日は、夏休みに入って1週間というところ。あまり暑くないので、学校に来ていてもいいかなという感覚にはなりますが、31日までと言われると長く感じたりするのではないでしょうか。
 さて、先日、高校野球の交流試合を応援(子どもの送迎)に行ってきました。北小出身の先輩も活躍していて、勝敗にかかわらず、一生懸命プレーする姿に感動を覚えました。たまたまそこに、知り合いの高校の先生が役員としていらしていたので、次のような話をしました。この高校生の交流試合を応援に来られない人のためにテレビで放映しています。それを見た視聴者から、「ベンチ内が密になっている」、「大声を出していいのか」などという苦情が多々寄せられているということでした。検温や距離をとっての入場、ベンチ内の消毒、前のチームが完全に退出してからの入れ替えなど、できるだけのことはやっているのにと、その方は、たいへん残念がっていました。感染リスクは低い方がいいに決まっています。本当に危険度が高いときには、少しのことでも許してはいけないことはわかります。そういうときには、学校生活も続けるわけにはいかないと思います。感染リスクが0になることは考えられません。しかし、新しい生活様式や一般的に言われている感染症対策を徹底することによって、可能な限りリスクを低く抑えながら実施することは、できないことではないと思うのです。児童は、鬼ごっこをしますしドッジボールもします。必要なことは、鬼ごっこやドッジボールをやめさせることではなく、鬼ごっこなどの後に、手洗いや手指消毒を徹底することだと思うのです。折角もどってきた学校生活。この学校生活をなんとか続けていきたいと考えています。ただ学校に来るだけというのは学校生活ではありません。その中で、いかに活動させることができるかが、今、問われているのだと思うのです。何ができるか、どうすればできるか、みんなが感染リスクと戦う中、先生方も日々悩みながら、努力を続けています。
 栃木県内では、感染がやや拡大している傾向があります。これ以上の拡大を防止していくためにも努力を続けます。引き続き、御理解と御協力をいただけますようお願いいたします。


昼休み元気に遊ぶ児童

校長室から 7/21花を愛でる

 今日は7月21日、例年であれば夏休みが始まる日ですが、今年はあと10日間1学期があります。梅雨のジメジメにも負けず、子どもたちは元気に登校しています。今、北小では朝顔やひまわり、ベゴニアといったいろいろな花が咲き、色とりどりに学校を飾ってくれています。それぞれの花を丁寧に育ててくれたみなさんに感謝しています。
 そのことばを聞いたのは6月末だったでしょうか。校舎東側の花壇に6年生を始め数人の児童が集まっていたので、どうしたのか尋ねてみると、「紫陽花がきれいだったので見に来ました。」ということでした。何気ない一言でしたが、とてもうれしく感じたことを覚えています。この3か月ほど不自由な学校生活でしたが、花を愛でる子、虫や蛙を逃がしてあげる子、落とし物を拾って届ける子など、心の成長が見てとれます。また、特に上級生が下級生に対して、「1列にきちんと並ぶんだよ。」とか「しっかりあいさつするんだよ。」とか「時間いっぱい掃除をしてください。」などの働きかけをするなど、とても素晴らしいと感じています。特に6年生は授業態度やあいさつがきちんとしていて、北小のリーダーとしてたいへん立派です。学校という場所は、子どもたちが、生活を通じて、どんどん成長していくところです。中でも、下級生は上級生の姿を見て行動の基本を学ぶことが多いといえます。素晴らしい上級生に感謝です。
 子どもたちのちょっとした変化に気づき、認めてあげることは、大人の役目であるように思います。それによって子どもたちの自己肯定感が高まっていくといえます。子どもたちの成長を、日々、楽しみに見ていきたいと思います。

校長室から 7/17梅雨明けはいつ?

 6月11日に関東地方が梅雨入りしてからもう1か月以上が過ぎました。各地の豪雨に加え、毎日のように雨が降っているので、今年の梅雨は長いように感じます。でも、梅雨明けの平年日は、来週の7月21日のようです。実は、梅雨入りが平年より3日遅かったので、これでもまだ長いわけではないんですね。来週には梅雨明けの兆しがあるような予報が出ています。実際はどうなるかわかりませんが期待したいものです。この後、並外れて暑くなるのは困りますが、早く梅雨明けしてほしいですね。
 北小の休み時間は、外で元気に遊ぶ児童の姿が見られます。ブランコや一輪車、サッカーなどうれしそうに走り回っています。外で運動するときには、マスクを外してよいことになっています。熱中症が心配されるときには、放送でマスクを外すよう案内をしています。室内ではマスクをきちんとつけるよう指導しています。暑くなってきたせいか、時折、鼻を出している児童が見受けられます。もうしばらくマスクと共に過ごすことが日常となるよう学校でも呼びかけますので、御家庭でもアドバイスいただければと思います。
 雨の多い毎日ですが、なぜか休み時間になると、児童の願いが通じるようで、外で遊べるように雨がやんでちょっと晴れてくることが多いように思います。熱中症にはくれぐれも気をつけさせ、学校での楽しい時間を過ごさせたいと思います。


校長室から 7/16シロツメクサ

 朝、ラビットスペースの芝生の上で児童のみなさんの登校を待っているとき、よく見ると、シロツメクサの花が咲いていました。。ところどころに、固まって葉を出しており、そのいくつかに数輪の花をつけていました。
 シロツメクサはクローバーといった方がなじみが深いかと思います。私が小中学生のときですからだいぶ昔になりますが、そこかしこにシロツメクサの群生がありました。よくやったことは花冠作りと何と言っても四つ葉のクローバー探しです。今の子どもたちもやっているのでしょうか。シロツメクサにも花言葉があります。『幸福』や『私を思って』など、良いイメージのものが多いですが、中には『復讐』という恐ろしいイメージのものもあるそうです。また、葉の数によっても違っており、四つ葉のクローバーにはイメージ通りの『幸福』という花言葉があります。四つ葉のクローバーが見つかる可能性は、0.01%~0.001%だとか。なんと、1万枚から10万枚に1枚ということになります。本当に見つかると幸せになれそうですね。ラビットスペースにもありますよ。実は見つけちゃいました。多くのみなさんの幸せにつながるといいと思っています。