校長室から

校長室から

校長室から 8.17始業式

 16日間という短い夏休みでしたので、あっという間に2学期が始まってしまったかと思います。しかし、今朝、児童のみなさんは、元気に登校してくれました。夏休み中のお子様の生活はいかがだったでしょうか。猛暑の中、さらにコロナの影響もあり、いつもと違う生活様式でたいへんだったかもしれません。しかし、登校してきた児童のみなさんからは、さわやかな朝のあいさつの声が聞こえ、しっかりと生活できていた印象を受けました。元気な姿が一番うれしいですね。
 さて、本日の始業式で、2学期にお願いしたいこととして、「人の役に立とう」という話をしました。いつもより長い2学期、コロナウイルス感染症対策のため変更があるかもしれませんが、たくさんの行事が予定されている学期です。その中で、全員がよい思い出を作ってほしい、そういった願いを込めての「人の役に立とう」という話です。ときには自分が少し我慢をしなければならないことがあると思いますが、自分がしたことで友だちがうれしい思いをするということは、想像している以上にうれしいことです。それが人の役に立つということだと思います。2学期が、そんな学期になってほしいと思っています。
 まだまだ暑さが続き、熱中症対策もしなくてはなりません。みんなが健康で、みんながよい思いができるよう、教職員を含め全員で頑張りたいと思います。引き続き2学期もよろしくお願いいたします。


暑さの中、授業に一生懸命に取り組む児童たち

校長室から 8/5夏休み

 8月1日から夏休みに入りましたが、ちょうどその日から梅雨明けしました。7月の雨模様から打って変わっての晴天続きで、気温がどんどん上がってきた気がします。あれだけずっと晴れてほしいと思っていたので毎日がすがすがしい、と思いきや、やはり暑すぎるのは困ります。改めて人間とはわがままなものだと感じます。北小の児童のみなさんは、毎日をどのように過ごしているでしょうか。児童のみなさんは、きっと、「早寝、早起き、朝ご飯」を実施し、勉強を頑張っていることと思います。短い夏休みですが、有意義な夏休みを送ることを期待しています。
 さて、夏休み中なので学校はひっそりとしていますが、花壇には色とりどりの花が咲いています。特に中庭には、用務員さんが丁寧に植えた草花が咲き誇っています。学校中にある花壇や芝生広場、校庭などがきれいな状態をずっと保っていられるのは用務員さんのお陰です。感謝の気持ちをもって今後の学校生活が送れるといいですね。
 折角のきれいな草花なので、みんなに見てもらえるよう写真を載せておきたいと思います。2学期が始まる頃まで咲いているといいなあ。






校長室から 7/31 1学期終業式

 本日、1学期終業式を迎えました。今年度は、始業式、入学式はなんとか実施したもののすぐに臨時休校となり、全員登校となってから2か月での終業式となりました。例年であればあと2か月ほどあったのかなと思う反面、本当は10日ほど早く夏休みになっていたはずなのにと、ちょっと複雑な気分です。
 私は、本年度北小に異動してきたので、何が通常なのかわからぬまま4か月が経ってしまったように思います。しかし、この4か月は、いろいろたいへんだったにもかかわらず、とても楽しい毎日でした。それは、子どもたちの元気な笑顔のおかげだと思います。朝の元気なあいさつから始まり、廊下や教室でのあいさつやお話をしてくれる。うれしそうにお兄ちゃんやお姉ちゃんの話をしてくれる児童もいました。中学校関係の続きでまたお世話になりますと言ってくださる保護者の方がいたり、他の学校で教えたことがある生徒が本校の保護者となっていたりと、時の流れと出会いのありがたさを感じた1学期でした。卒業生にも何人か会いました。ちょっと上から目線となってしまいますが、教え子たちの成長した姿を見られることは、我々教師の一番の喜びであり、特権であると感じています。とてもうれしい時間でした。また、何と言っても新型コロナウイルス感染者が1人も出なかったことや大きな事件事故がなかったことは、とてもありがたいことでした。児童のみなさんや保護者のみなさんの御協力に深く感謝いたします。
 新型コロナウイルス感染症は、まだまだ猛威を振るっており、栃木県でも拡大傾向にあります。本校にも波が来ないとは言い切れません。学校は、人と人とがふれあう場所です。感染リスクを0にはできませんが、できる限りの予防策をとり、感染リスクを下げ、通常の学校生活を取り戻していきたいと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
 16日間という短い夏休みですが、一人一人の児童にとって有意義な夏休みになることを期待しています。8月17日に、それぞれに成長した子どもたちに会い、元気なあいさつができることを楽しみにしています。1学期間お世話になりました。



みんな元気に下校しました。
カラッと晴れて、梅雨明け間近かなと感じる天気でした。

校長室から 7/28 1学期あとわずか

 7月28日となり、梅雨末期と言われていますがまだまだ明ける気配はありません。高校や中学校の夏季大会代替試合がそれぞれに行われ、多少、季節の区切りがつきそうに感じています。本来であれば、今日は、夏休みに入って1週間というところ。あまり暑くないので、学校に来ていてもいいかなという感覚にはなりますが、31日までと言われると長く感じたりするのではないでしょうか。
 さて、先日、高校野球の交流試合を応援(子どもの送迎)に行ってきました。北小出身の先輩も活躍していて、勝敗にかかわらず、一生懸命プレーする姿に感動を覚えました。たまたまそこに、知り合いの高校の先生が役員としていらしていたので、次のような話をしました。この高校生の交流試合を応援に来られない人のためにテレビで放映しています。それを見た視聴者から、「ベンチ内が密になっている」、「大声を出していいのか」などという苦情が多々寄せられているということでした。検温や距離をとっての入場、ベンチ内の消毒、前のチームが完全に退出してからの入れ替えなど、できるだけのことはやっているのにと、その方は、たいへん残念がっていました。感染リスクは低い方がいいに決まっています。本当に危険度が高いときには、少しのことでも許してはいけないことはわかります。そういうときには、学校生活も続けるわけにはいかないと思います。感染リスクが0になることは考えられません。しかし、新しい生活様式や一般的に言われている感染症対策を徹底することによって、可能な限りリスクを低く抑えながら実施することは、できないことではないと思うのです。児童は、鬼ごっこをしますしドッジボールもします。必要なことは、鬼ごっこやドッジボールをやめさせることではなく、鬼ごっこなどの後に、手洗いや手指消毒を徹底することだと思うのです。折角もどってきた学校生活。この学校生活をなんとか続けていきたいと考えています。ただ学校に来るだけというのは学校生活ではありません。その中で、いかに活動させることができるかが、今、問われているのだと思うのです。何ができるか、どうすればできるか、みんなが感染リスクと戦う中、先生方も日々悩みながら、努力を続けています。
 栃木県内では、感染がやや拡大している傾向があります。これ以上の拡大を防止していくためにも努力を続けます。引き続き、御理解と御協力をいただけますようお願いいたします。


昼休み元気に遊ぶ児童

校長室から 7/21花を愛でる

 今日は7月21日、例年であれば夏休みが始まる日ですが、今年はあと10日間1学期があります。梅雨のジメジメにも負けず、子どもたちは元気に登校しています。今、北小では朝顔やひまわり、ベゴニアといったいろいろな花が咲き、色とりどりに学校を飾ってくれています。それぞれの花を丁寧に育ててくれたみなさんに感謝しています。
 そのことばを聞いたのは6月末だったでしょうか。校舎東側の花壇に6年生を始め数人の児童が集まっていたので、どうしたのか尋ねてみると、「紫陽花がきれいだったので見に来ました。」ということでした。何気ない一言でしたが、とてもうれしく感じたことを覚えています。この3か月ほど不自由な学校生活でしたが、花を愛でる子、虫や蛙を逃がしてあげる子、落とし物を拾って届ける子など、心の成長が見てとれます。また、特に上級生が下級生に対して、「1列にきちんと並ぶんだよ。」とか「しっかりあいさつするんだよ。」とか「時間いっぱい掃除をしてください。」などの働きかけをするなど、とても素晴らしいと感じています。特に6年生は授業態度やあいさつがきちんとしていて、北小のリーダーとしてたいへん立派です。学校という場所は、子どもたちが、生活を通じて、どんどん成長していくところです。中でも、下級生は上級生の姿を見て行動の基本を学ぶことが多いといえます。素晴らしい上級生に感謝です。
 子どもたちのちょっとした変化に気づき、認めてあげることは、大人の役目であるように思います。それによって子どもたちの自己肯定感が高まっていくといえます。子どもたちの成長を、日々、楽しみに見ていきたいと思います。