校長室から

校長室から

校長室から 2.12  「三寒四温」

 「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
 さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
 話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。

本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?

校長室から 2.3 立春

 今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
 現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
 何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。

素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。

校長室から 1.29 1月が終わります

 栃木県に緊急事態宣言が発出されてから今日で2週間あまりが経ちました。新規感染者数は明らかに減少し、多くの方の努力が実を結んでいるように思われます。しかし、依然として医療状況は逼迫しており、医療従事者の皆さんにはたいへんな御負担をかけています。できるだけ感染者数を出さないことが、医療従事者の方に対する最大限の感謝の表し方だと思います。学校でもできる限りの対策を続けています。
 さて、1月が終わることに伴って、悲しいお知らせが1つとうれしいお知らせが1つあります。悲しいお知らせは、ALTのエミリン先生が今日をもって芳賀北小が最後になることです。2か月という短い期間でしたが、児童の皆さんと明るく楽しく授業を行ってくれました。またどこかでお会いできるといいですね。エミリン先生、本当にありがとうございました。お世話になりました。うれしい話は、ALTのアドリアーナ先生が戻ってくることです。長期の休暇を取っていたわけですが、2月からまた芳賀北小にお見えになります。また楽しい授業を行ってくれると思います。
 令和3年が明けたと思ったら、来週月曜日になればもう2月。あっという間に感じます。そして、2月3日にはなんと立春を迎えます。2月3日の立春は124年ぶりだとか。ちなみに、1984(昭和54)年は、2月5日が立春でした。まだまだ寒いですが、立春は春の始まりの日。少しずつ温かくなってくれることを期待しましょう。

エミリン先生との楽しい授業。みんなよく手を上げています。

 

校長室から 1.20 今日は大寒です

 今週に入り寒い日が続いています。ラビットスペースにある百葉箱を見てみると、今朝の気温は-6℃を指していました。二十四節気では、今日1月20日(水)は大寒です。寒さのピークを迎える頃というわけです。寒いわけですね。その中でも児童は元気に登校しています。新型コロナウイルス感染症が心配される毎日ですが、元気な児童の声に励まされています。
 そんな中、今、芳賀北小では、6年生から5年生へのはがきた当番の引継が行われています。6年生は、様々な場面でリーダーシップを発揮してくれています。その6年生もあと2か月足らずで卒業です。寂しさを覚えますが、さらなる成長も楽しみです。子どもたちの成長が見られることは、私たち教職員にとって、この上ない喜びでもあります。
 「冬来たりなば、春遠からじ」といいます。今、いろいろな困難があり、学校生活も家庭生活もたいへんだと思います。この厳しい冬を乗り越え、素晴らしい春が来ることを期待して、この3学期を頑張っていきましょう。

1/12(火)の朝、登校するみんなの安全を考え、6年生が雪かきをしてくれました。

今朝、6年生から5年生にはがきた当番の引継がありました。国旗等の揚げ方について教えてくれました。

 

校長室から 1.15 緊急事態宣言を受けて

 1月13日(水)に緊急事態宣言が栃木県に発出されました。ここ1,2週間の感染状況を見ると、本当に緊急事態だなと思います。今、学校では、児童が元気に生活を送っています。しかし、感染拡大が続けば、制限されることが多くなってきます。4月~5月の休校になったことが思い出されます。あの頃は、未知のウイルスだったこともあり、すべてをストップしたわけですが、今は、感染を防ぐ方法が少しずつ分かり、それを実施しての学校生活継続となっています。なんとかこれからも学校生活を継続していけるよう御協力よろしくお願いします。
 本日、給食時に、私の方から、児童にお願いをしました。それは、明日からの土・日曜日の外出をできるだけ控えてほしいということです。感染しないためには、いろいろな人と会わないことが一番の対策です。ですから、自分はもちろん、大切な家族を守るためにも、不要不急の外出を控えてほしいのです。また、そのことをおうちの方にもお願いしてほしいとも伝えました。思うようにいかない毎日ですので、子どもたちにもストレスがたまっているかと思います。みんなで声を掛け合い、この難局を乗り切っていければと思います。御協力よろしくお願いいたします。