校長室から

校長室から

校長室から 1.8 始業式

 本日、3学期の始業式を迎えました。朝、寒い中、児童は「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれました。中には、「明けましておめでとうございます。」と新年のあいさつをしてくれる児童もいて、とてもうれしく思いました。始業式では、2人の児童が代表として、3学期の目標などを堂々と発表してくれました。たいへん立派な態度でした。
 私からは、主に、新型コロナウイルス感染症対策についてお願いしました。今、栃木県はたいへん多くの感染者を出しています。昨日1都3県に緊急事態宣言が出されたわけですが、栃木県は、直近の1週間の感染者数で見ると、人口10万人当たりでは東京都と神奈川県に続き3番目の多さとなってしまいます。緊急事態宣言が出された埼玉県や千葉県よりも多いのです。とてもたいへんなことです。この中で、文科省からは、学校生活は止めないという発表がなされました。ですから、私たち教職員は、いままでにも増して感染症対策をしっかりと行い、学校生活を維持していかなければなりません。いままでも「新しい生活習慣」に従ってきましたが、さらに徹底する必要があります。慣れて飽きてしまったり、ストレスがたまったりしていると思いますが、これが日常にならなくてはいけないのです。もう一度意識を高めたいと思います。いろいろな活動についてどうすればできるようになるかという考え方はいままでと同じです。しかし、学校での学びを止める訳にはいかないので、やれるように考えるだけというわけにもいきません。また、いつ、誰が感染してもおかしくない状況になっていますから、自分のこととして考えていく必要があります。なんとか減少していく方向に向いていくことを願い、しっかりと生活していきたいと思います。
 始業式の話では、加えて、私たちのために命をかけて働いてくれている医療従事者の方々に感謝の気持ちをもとうという話をしました。
 今まで以上にご負担をおかけし、御協力をいただくことになるかもしれませんが、まずこの3学期を乗り切ることができるよう、よろしくお願いいたします。

児童達の元気な歓声が戻ってきました。

この学校での学びを続けていけるよう、新しい生活様式をできる限りしっかりとやっていきたいと思います。

校長室から 1.5 新学期に向けて

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も、教職員一丸となって、児童の皆さんの成長の手助けをしていきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

 新しい年、令和3年。毎年新年を迎えているわけですが、いつも新鮮な感じがして、「今年は○○やるぞ!」という活力が出てきます。皆さんはどうでしょうか。ただ、今年は、昨年末から引き続きコロナウイルスが猛威を振るっており、どうなってしまうんだろうという不安が大きくなっていることは事実です。学校としては、できることを一生懸命にやっていくしかありません。今まで行ってきた感染症対策をさらに徹底し、学校生活を止めずに送れるようにしたいのです。なかなか先は見えてきませんが、我々教職員や児童を含め、みんなで意識を高めることで必ず収束に向かうと思っています。保護者の皆様や地域の皆様も御心配のことと思いますが、今年も、何卒御協力のほどよろしくお願いいたします。

校長室から 12.25 2学期終業式

 本日、2学期の終業式を迎えました。8月17日からでしたので、4か月あまりの長い学期でしたが、児童は元気に学校生活を送っていました。スポーツフェスティバルを始め、たくさんの行事がありました。コロナウイルスの関係で中止となったり変更となったりと、思うように教育活動ができなかった面もありましたが、保護者の皆様を始め多くの方々の御協力のお陰で、できたことがたくさんあります。心より感謝いたします。
 実質6月から再開された学校生活は半年が経ちました。夏休みが短く、人が集まるような行事は中止か縮小、マスクを着けた日常と、児童は様々なストレスをたくさん抱えていたように思います。ある日の業間、暑かったので熱中症対策のためマスクを外していいということを放送で伝えると、学校全体で歓声が上がったことをよく覚えています。令和2年、特に3月からの約10か月間、いろいろな制限の中で生活してきました。私たち大人もいろいろなストレスがあったのではないでしょうか。では、そのストレスをどう発散してきましたでしょうか。大人は意図的に発散することができると思いますが、子どもたちはなかなかうまく発散できないことが多いと思います。今後は、心のケアも含めて、児童の様子を今まで以上に見極め、コロナ対策に取り組んでいくつもりです。御家庭でも御協力をお願いします。
 さて、話は変わりますが、本日の終業式はリモートで行いました。もう何度も行ってきたことなので、児童の皆さんは慣れてきたように思います。私は終業式で、「新年を迎え、新たな目標を立てましょう」という話をしました。新しい年を迎えるという、日本人にとって大きな節目となります。御家族で話題にしていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
 12月21日(月)に冬至を過ぎ、これからの季節はどんどん寒くなっていくと思います。健康に留意していただき、お互いにこの冬を乗り切っていきましょう。来年1月8日(金)に、元気な児童と再会できればと考えています。長い2学期、たいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

 なお、令和2年12月29日(火)~令和3年1月3日(日)までは、学校閉庁日となります。御理解、御協力をお願いいたします。

終業式、リモートで意見発表する1年生の児童と4年生の児童。堂々とよくできました。

校長室から 12.17 新型コロナ感染拡大を受けて

 栃木県では、今月に入り、新型コロナウイルス感染が拡大している傾向があります。それを受けて、本校では、12月14日(月)と16日(水)に、体調や行動歴の作成と感染症対策のお願いの通知を配付しました。芳賀町では企業内でクラスターが発生するなど、本当に身近に迫ってきており、いつ誰が感染してもおかしくない状況となっています。そのため、芳賀北小では、今まで以上の感染症対策をしようと考え、実施しています。新しい生活様式をもう一度よく見直し、意識することはもちろん、教室の換気の徹底、授業ではグループ学習の自粛、遊びでは鬼ごっこの禁止など、密や接触を減らすための方策を実施します。すべての活動を中止し子ども同士の接触を止めることは学校として成り立たなくなってしまうので不可能ですが、少しでもリスクを低くできるよう、今まで以上に対策に取り組んでいくつもりです。
 通知でお知らせした通り、行動歴の作成やハンカチ、マスクの準備など、さらに御負担をおかけしますが御協力よろしくお願いいたします。

校長室から 12.16 大掃除

 芳賀北小では、今週の18日(金)と来週の22日(木)にお掃除がんばりデーとして、お掃除の時間を長く設定して掃除をする予定です。いわゆる大掃除といったところでしょうか。この大掃除は、江戸時代、12月13日に江戸城の煤払い(すすはらい)をしたことに由来しているといわれます。お正月に神様を迎えるために、住まいをきれいにして迎える、そんな目的だったようで、12月13日が「正月事始め」として、お正月の準備をする日として定着したようです。煤払い自体は平安時代から続いている習わしだそうです。1月1日にはお掃除をすると神様を外に追い出してしまうということで、お掃除をしてはいけないと言われています。その他にも12月29日は9が苦につながることや、31日に準備すると「一夜飾り」といわれることで、大掃除をしてはいけない日となっています。ですから、大掃除は12月28日までに終わらせる事が良いとされているようです。でも、仕事納めが12月28日頃では、なかなか大掃除はできませんね。いろいろないわれがあるようですが、現在の状況に応じて、無理なくやっていけるといいですね。学校では、大きな節目の1つとして、しっかりと掃除をしていきたいと思います。

いつものお掃除の時間です。縦割り班で一生懸命に行っています。