校長室から

校長室から

校長室から 6.1 1学期折り返しです

 6月になりました。1学期がちょうど折り返しといったところでしょうか。今日はすっきりと晴れ、青空が広がっていますが、昨日やおとといは雷がなるなど少しずつ季節がすすんでいるように感じます。梅雨入りは早いといわれていますがいつ頃でしょうね。
 さて、昨日5月31日は、七十二候では「麦秋至(むぎのときいたる)」というのだそうです。「麦秋至」とは、麦が熟し、たっぷりと黄金色の穂が実り始める頃。百穀が成熟する、麦にとっての秋です。この時期に吹く風を「麦嵐(むぎあらし)」と呼び、黄金色に実った麦の穂をなびかせながら吹き渡る様子が目に浮かびます。また、その頃に降る雨を「麦雨(ばくう)」と呼ぶそうです。
 昔から6月1日といえば衣替えでした。今は「クールビズ」といった考え方がすすみ、時期に関係なく涼しい服装で快適な仕事環境を、となっています。衣替えが残っているのは、学校の冬服と夏服の切り替えぐらいでしょうか。学校でも今は衣替え自体も調整期間を置いているところが多く、6月1日と決まっていないところが多いようです。いずれにしても、児童は「半袖、短パン」となり、毎日元気に遊んでいます。この、「いつも通り」、「例年と同じ」といったことがとてもありがたく感じます。
 次の七十二候は6月5日に「螳螂生(かまきりしょうず)」をむかえます。カマキリが生まれ出る頃といわれています。趣深いものですね。

ランRUNタイムの様子です。みんな元気いっぱいで運動をしています。

校長室から 5.27 全国学力・学習状況調査およびとちぎっ子学習状況調査

 朝からポツポツと雨が降り出し、今日は1日雨模様の予報が出ています。お昼前後には激しく降るとの予報で、気温も上がらないようなので、体調を崩さないか少し心配です。雨が降らないと困ることを重々承知していながら、少し憂鬱な気持ちにもなってしまいます。この時季になると、いつ梅雨入りするのだろうと心配してしまいますね。
 さて、本日学校では、6年生が全国学力・学習状況調査、4・5年生がとちぎっ子学習状況調査を行いました。6年生はその名の通り全国一斉に、4・5年生は栃木県全ての小学校で行うテストです。いろいろなタイプの問題が出題され、どのようなところが得意でどのようなところが苦手であるかなど、詳しく調査します。全体的な傾向や各市町の傾向などは後ほど送付されるものですが、学校独自でも調査結果を分析して対策を考えます。先生方にとってはたいへんな仕事になりますが、児童の学力向上と学校生活の充実のためにがんばっています。個人の結果は、かなりの時間を要しますが、県教委や文科省から届きますので、配付する予定です。保護者の皆様には、ご家庭でも参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。

6年生は全国学力・学習状況調査を一生懸命やっています。

4,5年生はとちぎっ子学習状況調査です。

校長室から 5.21 小さな探検隊現る

 今日、校長室に小さな探検隊が現れました。
 これは、毎年行われている、1,2年生の生活科おける学校探検です。2年生が1年生のお世話をして、学校の中を案内するものです。案内をしている2年生は、1年生に校長室についてしっかりと説明したり校長室への入り方、並び方や歩き方をアドバイスしたりと、この1年間でお兄さんお姉さんになった姿がよく分かりました。1年生もとても楽しそうでした。

 

校長室から 5.21 昨日、避難訓練を行いました

 昨日20日(木)、竜巻に備えての避難訓練を行いました。1年生の児童の皆さんは、初めての避難場所を教えてもらいながら、真剣に行っていました。でも、竜巻による被害はほとんど予想ができないのではないでしょうか。
 今から9年前の2012年5月、ゴールデンウィーク中のことです。真岡から益子を通って茂木方面に竜巻は通過したことがあります。大きな被害をもたらしたこの竜巻についてはご存じの方も多いと思います。当時私は芳賀中学校に勤務していて、ちょうどその日、ひばりヶ丘公園で野球の練習試合をしていました。昼食の時間だったのですが、急に雲行きが怪しくなり、突然の風と強い雨に雹も混じり、屋根の下にいてもぬれてしまいました。これはたいへんだと感じましたが、ここでの大きな被害はありませんでした。竜巻の通り道にあたった真岡の山前小学校付近では、体育小屋が吹き飛ばされだりビニールハウスが吹き飛ばされたり、ガラスが割れたり車が破損したりという大きな被害が出ました。私の知り合いの益子町のある家では、屋根が浮き上がったと聞いています。
 実際に竜巻がここ芳賀北小を通過したら?正直なところどのくらいの被害が出るか想像がつきませんが、もっともっと安全に避難するにはと考えます。竜巻が来る方向によっても避難の仕方や場所を変えていかなければなりません。命を守るために、より安全に、です。そのためには訓練をしてみないと分からないことがたくさんあります。この訓練を下に、児童の安全をさらに高めていきたいと思います。

校長室から 5.14 1年前は・・・。

 1年前のちょうど今日5月14日、分散登校が始まったことを思い出します。
 栃木県では、昨年の3月から学校の臨時休業が続き、令和2年4月16日から5月13日までの4週間が第1回目の緊急事態宣言でした。宣言が解除された令和2年5月14日の栃木県における新規感染者は1人。今は、1日あたり30人前後といったところでしょうか。現在、新しい生活習慣として対策を続けていたり、ワクチン接種が始まっていたりと、新型コロナウイルス感染症を予防していくにはどうすべきかある程度は分かってきてはいるものの、その恐怖は、増していると言わざるを得ません。正直なところ、もう少し早く収束するのではないかと安易に考えていたところがあります。しかし、1年以上経った今でもまだ先が見えていません。新薬の開発や新たなワクチンの承認など、対策が止まっているわけではありません。でも、なかなか思うような成果が現れていないようで残念です。とにかく命を守ることが最も優先されるべきことです。みんなが安心できる生活に戻ることを信じて、今できる対策をやっていきたいと思います。
 全国で、小学校での感染が確認されています。残念なことに、県内日光地区の小学校でもクラスターが発生しました。胸を張って大丈夫ですとは言いがたいのですが、今ある学校生活を続けていくために、今一度気を引き締めてできる対策を徹底し、学校生活を送りたいと思います。ご協力をお願いいたします。