校長室から

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校長室から 10.25 運動会練習②


 運動会がいよいよ今週の土曜日となってきました。週間天気予報を見ると曇り時々晴れ、最高気温19度というまずまずの予報となっています。
 毎日のように行われる運動会の練習。低学年、中学年、高学年とブロックごとに行われることが多く、今年は、表現活動が入りました。一生懸命、そして楽しく踊っている姿があります。保護者の皆様、ぜひ、当日を楽しみにしてください。
 今年もコロナ感染症の影響があり、参観を保護者2名に制限させていただきました。コロナウイルスの感染者は減少しましたが、第6波が来るのではないかと心配されています。ですから、学校では、再開できるものは徐々に再開していますが、全てを制限無しにするわけにはいきません。学びを続けるために精一杯対策をして実施したいと思っています。
 運動会は、本来は地域の方々にも見ていただきたい行事です。地域の皆様には申し訳ありませんが、状況を御理解の上、御協力いただきたいと思います。運動会の模様は、芳賀チャンネルにて放映する予定でいますので、そちらでお楽しみいただければありがたいです。よろしくお願いいたします。

ネタバレしないような場面を切り取りました。本番をお楽しみに。

校長室から 10.19 運動会練習

 昨日、今日と最低気温が10℃以下、最高気温が20℃に満たないような、この時期としては寒い日となりました。そんな中でも、半袖短パンで走り回り遊んでいる児童の姿があり、たくましく感じます。
 本校では、今、10月30日(土)の運動会を目指し、運動会の準備や練習を行っています。今日は、初めて全体で集まりました。まっすぐに整列し、きちんとしたあいさつ、そして休めの姿勢など、保護者の方に見られたときにかっこいいと思ってもらえるようにと練習を進めています。
 例年ですと、残暑厳しい中、熱中症の心配をしながら練習を進めていくわけですが、今年はちょっと違っています。それは、運動会の日程を10月30日にしたことが大きく関わっています。まさに、秋季大運動会となりました。熱中症の心配はほとんどないと思われます。その代わり、今日は少し寒かったようです。コロナ感染症の心配がありますので、感染症対策はしなければなりません。注意すべきことはしっかりと行い、児童が活躍する楽しい運動会を保護者の皆様にご覧に入れられればと考えています。
 暑い日、寒い日など何度か繰り返しながら秋は深まり、運動会を迎えることになると思います。保護者の皆様には、児童が健康に留意し万全の体調で本番に臨めるよう御協力お願いいたします。

しっかり並ぶことは結構難しいです。でもきちんとできました。さすが芳賀北小生です。

校長室から 10.12 令和3年度は後半戦に入りました

 10月に入り2週間が経とうとしています。平年に比べると気温の高い日が多かったのですが、朝夕はだいぶ涼しくなり、今日12日(火)からは日中の気温も低くなってきたようです。新聞では、日光の金精峠で、紅葉が始まったとの記事がありました。確実に秋が深まっているようです。
 この数日の間、学校ではいろいろなことが行われました。まず、10月1日(金)には、5年生が臨海自然教室に行ってきました。コロナ渦で緊急事態宣言開け、さらに台風が近づいてきていましたが、期日の変更のきかないものだったので、少しでも実施できるようにと考え日帰りにしてやっと実施できました。自然の家の方にもなんとか実施できるようお力添えをいただきました。5日には、町学力向上推進事業の計画訪問で、2学級で研究授業を行いました。町内の多くの先生方が参観しました。8日(金)には、就学時健康診断が行われ、来年度入学予定の60名超の新入生が保護者の皆様と集まりました。11日(月)にはICT支援員の方に来校していただき、タブレットを使った授業をさらに深めました。そして今日12日(火)には、ミシンボランティアとして6名の方に6年生の家庭科の授業をお手伝いいただきました。児童一人一人が安全でかつ細かな指導を受けることができ、ありがたいなあと感じました。
 この後、14日(木)には1年生から5年生の遠足があります。読み聞かせなども行っています。30日には運動会を実施する予定です。また、6年生には、延期になってしまい12月になりましたが、修学旅行があります。細かく見ると他にもいろいろあります。それぞれの行事等が、児童にとって楽しく思い出に残るものにしていきたいと思っています。
 令和3年度は始まって6か月を過ぎ、折り返し地点を過ぎました。学校では日々いろいろなことが起こります。しかし、多くの皆様のお力添えがあるからこそ安心して日々の学校生活を送ることができます。これからもいろいろな面でご協力をいただきたいと思っています。令和3年度は、後半の6か月になります。今後ともよろしくお願いいたします。

・青いバスで出発しました。          ・タブレットを使った授業を公開しました。

・来年の入学が楽しみです。          ・一人一人じっくりと教えていただいています。

校長室から 9.28 彼岸花

 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われる言葉で、今年も秋のお彼岸を過ぎて暑さが和らぎ、朝夕は特に涼しさを感じる気候となってきました。そんな涼しい朝でも、子どもたちの中には、半袖短パンの元気な子がたくさんいます。ちょっと寒くないのかなと心配するところもありますが、昼になるにつれてだんだんと気温が上がり、昼休みなどはとても元気に遊んでいます。
 さて、この季節、鮮やかな赤い色の「彼岸花(ヒガンバナ)」がよく咲いています。この彼岸花を見ると、「秋」をしみじみと難じます。彼岸花は、文字通り彼岸の頃に花が咲くから名付けられたと言いますが、彼岸花の球根の毒性からこの花に触れると死ぬしかない、死=彼岸、から名付けられたという話もあります。ちょっと怖いですね。別名もたくさんあるようです。有名なのは曼珠沙華(マンジュシャゲ)ではないでしょうか。各地域で違う名があるというので、探してみてはどうでしょうか。
 彼岸花は、墓地や田んぼの畦に植えられていることが多いですが、これは球根の毒性から、モグラやネズミなどの土中を移動する害獣から稲や野菜などの作物、埋葬された遺体を守るためであると言われています。彼岸花の匂いや球根の毒に期待してのことのようですが、あまりしっかりとした効果は期待できないとの話しもあります。何にしても、この「毒」というのはあまりいいイメージではありませんね。でも、その昔、食用にもなっていたということも聞きました。大きなタマネギのような形をした球根には、デンプンがたっぷり含まれていて、食糧不足のときには食されていたようです。毒があるのにどうやって食べていたのでしょうね。不思議です。これも調べ甲斐があるかもしれません。
 花や食べ物、スポーツに読書。いろいろな秋があります。いろいろ調べてみるのは、おうち時間の過ごし方としていいかもしれません。また、緊急事態宣言が開けたら感染症対策をしっかりと取って、さらにいろいろな秋の楽しみかたをしたいですね。

 

校長室から 9.16 鶺鴒鳴(せきれいなく)玄鳥去(つばめさる)

 二十四節気(にじゅうしせっき)は約半月毎の季節の変化を示していますが、これをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候(しちじゅうにこう)です。二十四節気と同じく古代中国で作られました。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきました。日本でも、江戸時代に入って日本の気候風土に合うように改定され、「本朝七十二候」が作られました。現在主に使われているのは、明治時代に改訂された「略本暦」のものだそうです。
 2021年、七十二候では、9/12~17が「鶺鴒鳴(せきれいなく)」、9/18~22が「玄鳥去(つばめさる)」だそうです。「鶺鴒鳴」は鶺鴒(セキレイ)が鳴き始める頃、玄鳥はツバメの別名で、「玄鳥去」はツバメが日本から暖かい南の地に帰る頃という意味です。日本の鳥の様子に注目したもので、たいへん趣深く感じます。この七十二候からも、季節が変わっていく様を感じます。
 朝夕が少しずつ涼しくなり秋がだんだんと深まっていく今日この頃、日中が過ごしやすくなり、児童たちは元気に運動に勉強に励んでいます。そういった中、昨日、教職員のためのタブレットの使い方研修を行いました。いろいろな機能があり、こんな便利なことまでできるのかという感想をもちました。しかしその反面、使い方を間違えると東京都町田市で起こったようないじめの原因をつくってしまいます。便利であっという間に大勢の人に拡散できる機器、正直、恐ろしさを覚えました。
 今、芳賀町では、授業で児童一人一人がタブレットを利用するGIGAスクール構想が進んでいます。また、コロナ渦ということもあり、オンライン授業ができるように整備が進められています。この便利な機器は、児童の学力向上に大きな効果が期待できます。しかし、使い方を間違えると大きなトラブルになることが考えられます。学校でも家庭でもその他の様々な場面でも安心して使いこなせるよう、子どもたちに折に触れて使用上のルールやマナーを伝えていかなければなりません。学校だけでは上手くいかないと思いますので、様々な場面での御協力をよろしくお願いいたします。

 早速、明日からタブレットの持ち帰りを始めます。学校からは本体の確認等いくつかお願いがあります。保護者の皆様には、そちらの方も御協力よろしくお願いいたします。

・多くの学年でタブレットを用いて授業を行っていました。みんな興味津々で、集中して取り組んでいました。