校長室から

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校長室から 11.19 霜が降りる季節となりました

 今週は朝寒い日が何日かあり、霜が降りる季節となってきました。校庭の銀杏は見事な黄金色になり輝いています。けやきの木は落葉の途中で、校庭の掃除はたいへんそうです。晩秋から冬へといった風景ですね。今日も霜が降りて寒い日でしたが、児童たちは元気に登校しました。
 昨日の18日(金)はいくつかの行事が行われました。1年生は、家庭教育学級で益子焼の手びねり体験を行いました。保護者の方と一緒に楽しそうに作品を作る姿がとても微笑ましいものでした。きっと思い出深い作品ができていると思います。
 6年生は、野口英世記念館の出前授業が行われました。これは、修学旅行で訪ねることになっている野口英世記念館の方が芳賀北小学校に来てくれて、野口英世についてやその記念館について詳しく説明をしてくれるもので、本年度初めて実施しました。記念館の方は野口英世の幼い頃から多くの活躍までわかりやすく説明してくれました。訪問当日にはきっとよい見学ができるのではないでしょうか。そして、素晴らしかったのは6年生の態度です。難しい話も出てきたのですが、私は見ていて、こんなふうに聞いてくれたら話す方はうれしいよな、と感じました。また、その日、学校に来ていたお客さんが、6年生から明るく元気なあいさつを受けたことで、「とても気持ちのいいあいさつでした。ぜひほめてあげてください。」と言ってくださいました。6年生の心のこもった行動が芳賀北小を代表しています。私もとてもうれしくなりました。
 児童は、学年が上がるにつれてそれぞれが成長をします。学年に見合った成長がきちんとできているということは正しい学校生活が送れているという証だと思います。保護者の皆様や地域の方々、そして間近で児童に関わる先生方のお陰であると感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

・黄金色に輝く銀杏はとてもきれいです。落葉中のけやきは掃除がたいへんそうです。

・児童と保護者のみなさんが真剣に楽しく作品を作っていました。

・6年生はとても真剣な態度で聞き入っていました。よい修学旅行になりそうです。

校長室から 11.12 お味噌を頂きました

 昨日11日(木)、いなほ工房様よりお味噌を頂きました。このお味噌は、芳賀町の大豆など地元の食材を使い、今まで30年くらい作ってきたものですが、今回、商品として作り上げた初めてのお味噌だそうです。芳賀町では、地産地消を進めていますが、お味噌だけはなかったということも商品開発の動機となったそうです。この度、芳賀北小では甘味噌と米味噌の2種類のお味噌をいただきました。今年の1月に仕込みを始め、10か月かかってやっと出来上がったものです。来週15日からの1週間の給食は、ちょうど、「芳賀町いっぱいウィーク」となっていて、この頂いたお味噌を使うことになっています。お味噌汁以外にも出てくるということなので、どのような料理となって出てくるのか児童とともに楽しみにしたいと思います。たいへんありがとうございました。

・給食委員会の児童が代表して受け取りました。その後、児童も下野新聞、真岡新聞他からの取材を受けました。

校長室から 11.11 学校運営協議会分科会から

 先日9日(火)、本校において学校運営協議会分科会が行われました。芳賀町の小中学校4校はコミュニティスクールに指定されており、「地域とともにある学校」を創っていくために核となる組織が学校運営協議会です。そこで、今回、本校の様子を直に見たり児童から意見を聞いたりするための会議を行いました。
 委員の方々には、全ての学級の授業を見て頂きました。児童の学び合いの授業やタブレットを使った授業を見てとても感心していました。また、6年生の児童代表6人に会議に参加してもらい、自分たちが地域の方にしてほしいこと、自分たちが地域にできることなどを堂々と発表してくれました。その中には、休み時間に一緒に遊んでほしいとか学習の手助けしてほしいなどの要望と、元気なあいさつをする、地域の清掃をするといった、自分たちにできることなどがありました。そういったやりとりの中で、私が1番興味深く聞いたのは遊びの話でした。児童から、校庭の遊具や将棋などのボードゲームの道具を増やしてほしいとの意見がでました。それに対し、協議会委員の中から、道具を増やすこともいいけれど、道具はなくても工夫すれば遊べること。また、遊べるように道具を自分たちで作ることなどが話されました。私も、もうずっと昔のことになりますが、小学生の頃は遊び道具がなくても遊んでいたなあと懐かしく思いました。そういった遊びの体験を地域の大人の方たちとできると、学ぶことが多く素晴らしいなあと感じました。
 現在、コロナウイルス感染症の影響で、地域の方々と関わることができない状況が続いています。この状況が好転した際には、ぜひ、交流できればいいなと考えています。それができれば、児童にとって、今の学校生活では体験できない遊びができるのではなのではないかと思います。実現したいなと思いました。
 それにしても、初めての試みだったのですが大人の会議の中で堂々と自分たちの意見を発表できる児童の姿は、学び合い授業の成果なのではないかと感じました。児童の成長がとてもうれしくなりました。

児童は、ブランコ、ボール、フリスビー、鉄棒、・・・と、いろいろな遊びで楽しんでいます。

校長室から 11.2 運動会を終えて

 11月に入りました。少し寒く感じる日が出てきましたが、県内各地から紅葉の便りが届くよい季節となってきました。休日などには、時間があればゆっくりと紅葉狩りなどに出かけたいものです。
 さて、先週末の10月30日(土)、素晴らしい晴天の下、本校の運動会が行われました。児童たちがのびのびと明るくさわやかに演技を行うことができ、天候と同じように素晴らしい運動会になりました。今年もコロナ感染症の影響があり、午前中のみの縮小した運動会でしたが、その中で、2名までと限定させて頂いたのですが、児童の成長の姿を保護者の方に見て頂くことができとてもうれしく思っています。運動会という大きな目標に向かって頑張ってきた姿は、当日、成果となってしっかりと現れたように思います。特に、6年生の活躍は素晴らしく、一緒に活動していた5年生もそれに引っ張られるかのように素晴らしい活躍でした。高学年の表現活動『三原色~つなぐ~』は音楽とダンス、旗の音と色、一体感など感動的なものでした。大きな成長に胸が熱くなりました。本校のホームページや芳賀チャンネルで、ぜひご視聴ください。
 週が明け、いつも通りの生活が始まりました。運動会での活躍が自信となったためか、朝のあいさつが大きくなったように感じます。こういったことが「これからの生活に生かす」ということなのだと思います。本当にこれからが楽しみです。

5,6年生の演技はとても感動的で、素晴らしいものでした。

校長室から 10.29 いよいよ明日、運動会

 明日30日(土)がいよいよ運動会です。児童は毎日のように運動会の練習を重ね、当日を今か今かと待っているように見えます。運動会は、普段の学校生活で身につけたことの発表の場であると思っています。多くのみなさんに見て頂きたいところですが、コロナ感染症対策のため、保護者2名までと制限させて頂きました。申し訳ありません。
 さて、昨日運動会予行を行い、午後は5,6年生が会場を作り上げました。テーブルやイスを並べる子やラインを引く子、案内を貼る子、グランド整備をする子など、その仕事は様々で、中には地道に石拾いを行う子などもいました。みんな、30日の運動会が楽しくできるよう一生懸命に行っていました。
 今朝、登校してきたときに、倒れたカラーコーンやハードルを直している児童がいました。昨日一生懸命準備したものが、昨夜からの風でとばされて倒れてしまったものでした。校庭のあちこちを見渡し、ていねいに直していました。また、それを見かけた別の児童も近くのカラーコーンなどを直し始めました。数人の5,6年生だったと思うのですが、こういう子どもに育ってほしい、そう思える児童たちでした。豊かな心が育っているなあと、見ていてとてもうれしくなりました。
 学校生活は、いろいろな学習ができます。教科の勉強も大切ですが、勉強以外にも生活していく中で必要なことはたくさんあります。学校に来る意義はそういったところにもあるのではないでしょうか。心豊かな児童に囲まれて、明日の運動会が、さらに待ち遠しくなりました。

昨日29日(木)に5,6年生が会場準備を行いました。みんなしっかりと行ってくれました。

きれいな会場ができあがりました。5,6年生に感謝です。ありがとうございました。