校長室から

校長室から

校長室から 12.14 来週22日(水)は冬至です

 今日の朝はだいぶ冷え込みました。本校の百葉箱の寒暖計は7時40分時点で-1℃でした。寒い中でも、児童は元気に登校してきます。元気なあいさつをしてくれる児童が多く、とてもうれしく、たくさんの元気をもらっている毎日です。
 さて、来週の22日(水)には冬至を迎えます。ご存じの通り、冬至は1年で一番昼の時間が短い日のことです。ただ、ここ数日、日の入りの時間が少し遅くなったような気がしませんか。実は、ほんの数分ですが日の入りの時間が延びているのです。
 「冬至十日前」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。昔から「冬至十日前」くらいが一番日暮れが早いと言われています。実際に時間的には、冬至の半月ほど前が一番日暮れが早いそうです。これは、昼の時間が一番短い日=冬至の日と、日の入りの時刻が一番早い日と一致していないということなのです。そして、この「冬至十日前」の真の意味は、この頃から日暮れの時間が延びてくることがわかるということなのだそうです。時間にして数分のものなのですが、先人の言い伝えはすごいですね。
 冬至は一番昼の時間が短い日ですから、中国や日本では、太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力が甦ってくると言われていました。このことから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくると言われているのだそうです。つまり、みんなが上昇運に転じる日ということなのです。
 ということで、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると「運」が呼び込めるとか。なるほどそれで「かぼちゃ」ですか。えっ!「ん」がついてないって?そんなことはありません。「かぼちゃ」の別名は「南瓜(なんきん)」ですから。「ん」が2つもついて「運」が倍増ですね。

昨日13日(月)、夕方の西の空です。夕焼けがきれいでした。

校長室から 12.13 2学期、残り2週間

 12月が半ばとなり、2学期も残すところ2週間となりました。児童は、学期末ということで、2学期のまとめの活動が始まっています。また、師走という名の通り、先生方も忙しい日々を送っています。
 さて、先週の新聞に「真岡市の小学校でクラスター」という記事が載りました。新型コロナウイルスの感染者が複数出たわけですが、これだけ栃木県全体の感染者が減少していても、安心はできないのだと思いました。それに加えて、大きな恐怖を感じました。感染力が強いこのウイルスは、いつどこから入ってきて広がるかわかりません。感染者数の数が問題なのではなく、どう感染しないようにするかが問題なのだと。
 これだけ減少してきたので、感染の可能性は低くなってきたとは思います。でも可能性は0ではありません。ですから感染することはあります。とにかく感染症対策が大切です。しかし、感染したときには病院で治療をする以外ありません。誰もがその可能性があり、それによる差別が起きないようにすることは今までと同じように大切です。引き続き気を引き締めていきたいと思っています。まずは、残りの2週間、無事に乗り切りたいと思います。御協力よろしくお願いいたします。

今日も熱心に授業を行っている児童の姿が見られます。これはタブレットを使った授業です。

 

校長室から 12.6 雪の会津に修学旅行

 12月2日(木)と3日(金)に、6年生と一緒に修学旅行に行ってきました。コロナウイルス感染症の影響で、10月から延期になっていましたが、皆様の御理解、御協力のお陰で実施することができました。ありがとうございました。
 会津地方は、1日(水)からの大雪で、2日にかけて30cm積もったとのことでした。そのため、急遽、見学順を変えての行程となりました。雪の中での修学旅行は私も初めてでした。児童にとっては、ほとんど経験したことのない深く積もった雪景色に実際に触れ、きっと思い出も深いものとなったと思います。雪が止んでからは天候は回復し気温が上がったので雪が溶け、それぞれの見学地を歩いて回ることができました。2日目のいわき地方は、からっと晴れ、素晴らしい晴天でした。ちょっと風が強く湾内クルーズの遊覧船が激しく揺れ気分が悪くなった児童が数名出てしまいましたが、全ての行程を実施することができました。
 特に素晴らしかったのは、児童自身がみんなで考え、通行等で気をつけることをみんなで伝え合っていたことや具合の悪くなったお友達を気遣っていたことです。6年生らしい素晴らしい態度でした。小学校で学んだことを発揮することができた、修学旅行にふさわしい行動でした。とてもうれしくなりました。
 2日間という短い時間ではありましたが、公共の場での貴重な生活体験でした。この修学旅行で学んだことはたくさんあると思います。残り4か月足らずとなった小学校生活ですが、この経験をふまえて、さらに成長してくれると期待しています。

・雪の野口英世記念館でした。         ・赤べこの絵付け体験、みんな集中していました。

・鶴ヶ城での記念撮影。やはり雪がありました。 ・大内宿に行きました。屋根にも雪がいっぱいです。

・2日目は飯盛山からです。          ・いわき市は快晴です。この船に乗ります。

遊覧船にはカモメやウミネコがついてきました。 ・餌付け体験、うまくいったかな。

・アクアマリンふくしまで記念撮影です。    ・アクアマリンのお土産を見せてくれました。

校長室から 12.1 今日は持久走、明日からは修学旅行

 今日は校内持久走大会。昨日の夜からの大雨と強風が朝の7時30分にはピタリとやみ、なんと実施できることになりました。長い距離を走ることが得意な子ばかりではないので、延期になった方がいいと思っていた子もいると思います。でも、苦手でも、挑戦することに意義があると思っています。持久走大会ではみんなががんばって走りました。私は、児童ががんばっている姿を見ることが大好きです。とてもうれしく感動を覚えました。児童のみなさんに感謝です。
 6年生は走り終えてどんな感想をもったでしょうか。1つの大きな行事を終えて、きっと、すっきりした気分で明日からの修学旅行を迎えることと思います。コロナウイルス感染症の影響で、10月から延期され明日からとなったものですが、修学旅行を実施することができることを大変うれしく思っています。今年度も実施できなかった学校があったと聞いています。代替の行事を設けた学校もあるということですが、やはり実施できることが一番です。関係の皆様の御理解、御協力に感謝しています。
 修学旅行には次のような目標があります。
 ・歴史・文化や自然に直接触れることによって、広く豊かな経験を得ることができるようにする。
    ・集団行動や公共物の利用など、体験を通して、規律ある行動がとれるようにする。
 ・よい仲間づくりができるようにする。
この目標を達成するための貴重な経験となるはずです。児童の行動に期待したいと思います。
 ただ、なんといっても感染症対策を万全に行い安全に留意することが大切なこととなります。例年の修学旅行と同じようにはできません。バスの中や食事中も静かにしなくてはなりません。制約はありますが、その中で楽しんでくれると思っています。また、なじみのない土地での活動ですので、さらに安全に気をつけなければなりません。学校ではないところで生活を送る経験はとても大切です。児童がたくさんのいい思い出を作れるよう、私たち教職員も安全に気をつけ、児童を支援したいと思います。

・朝は校庭が水浸しでした。          ・5,6年生女子のスタートです。

・5,6年男子スタート直後です。        ・1,2年生の応援の中、かけぬける児童。

 

校長室から 11.26 研究授業

 今朝7:30、本校の百葉箱の温度計は3℃、校庭の銀杏やけやきの木の葉がいつの間にかほとんど落ちていました。また、通勤途中に見た田畑には霜が降りていて、確実に秋から冬へと季節が進んでいることを感じました。朝は児童を迎えながらあいさつをしています。寒さで声が小さくなるのかなと心配していましたが、以前より大きな声できちんとあいさつができている児童が多いです。これもふれあい委員会が毎日のように行っているあいさつ運動の成果だと感じています。児童の力は素晴らしいです。
 さて、昨日25日(木)には学力向上研修会が行われ、3人の先生が研究授業を行い、授業を公開しました。町内の小中学校からそれぞれ数人ずつの先生方が授業を参観に来ました。数人ずつでも集まれば結構な人数になります。見られるだけでも緊張するものですが、多くの先生方に囲まれながらも児童は元気に発言し、学び合い学習に積極的に取り組んでいました。参観された多くの先生方から、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。「みんなでわかる みんながわかる」をテーマに学び合い学習を行っているわけですが、みんなで教え合いながらとてもよい授業ができたと思います。ここでも児童の力は素晴らしいということが感じられました。
 日々成長していく児童たちに負けないよう、我々教職員も成長していきたいと思います。

・1年生は、お友達や先生と話しながらしっかりと理解していました。

・3年生は、積極的な話合いが素晴らしかったです。

・6年生は、自分たちで説明し合う姿が素晴らしかったです。