校長室から(令和4年度)

5年生が校外学習に行ってきました

  昨日、5年生が栃木県の「モビリティリゾート茂木」で校外学習を行ってきました。心配だった雨も殆ど降らず、暑さもそれほど厳しくなくて、すべて予定通り実施してくることができました。5年生は社会科で自動車産業について学習するため、毎年自動車工場の見学に出かけていたのですが、まだコロナの影響で見学ができないため、少しでも自動車について学ぶことができる当所を学習先に選びました。

 予定よりも早く茂木に到着し、午前中はホンダのコレクションホールで、カート車を使った運転体験と、クイズラリー形式で自動車に関する学習をしました。運転体験では、タイヤやサスペンション、スピードの異なる2台の車をそれぞれ運転させてもらい、その違いを体感する体験もできました。

 その後、ホール近くにあるサーキット場に移動し、観覧席をお借りして昼食をとりました。目の前に広がる広大なサーキット場の眺めはまさに壮観でした。

 午後は、リゾート内にあるアトラクション施設でアスレチックを楽しんできました。この施設は木造の建物の中にコースが設定されていて、早い児童は30分もかからずにゴールしていました。「楽しかった」「もう1回行きたい」という声も多く、児童たちには好評だったようです。

 1日引率をして感じたことですが、5年生の児童たちは、ルールを守ってみんなで楽しい思い出を作りたいという思いを全員で共有できていたように思います。実行委員や班長たちのリーダーシップがたいへんすばらしく、常に大きな声で明確に指示や呼びかけを伝えていました。また、それを聞く児童たちも「はい!」と元気な返事ができていたことにも感心しました。日ごろの生活の中で身につけてきたことだからこそ、学校外に出たときも自然に行動に表れるのだと思います。9月の林間学校がいっそう楽しみになりました。