日誌

校長室より

給食室を訪問しました。12/20

 12月20日は給食室を訪問しました。

 今日のメニューは「きなこ揚げパン、海藻サラダ、ポトフ、煮干し、干しプルーン」です。人気のメニューのきなこ揚げパンの調理しているところを見せていただきました。パンを揚げたてのうちに、きなこの入った食缶に入れていました。そうしないときなこがうまく付かないそうです。ベテランの調理員さんたちが手際よく、作っていました。

 次に隣の鍋を見ると、ポトフの肉が鍋でゆでられているところでした。肉を柔らかくするために特別にゆでていました。おいしいポトフの理由がここにありました。また、その隣では、海鮮サラダのキュウリとコーンが熱い鍋でやはりゆでられていました。安全を守るために、サラダの食材にも火を入れているそうです。ここまで気を遣ってくださっていることに感謝したいです。

 給食室の出口では、皿の数を一つずつ数えてくださっていました。一つでも違わないように、手で数えていたのです。おいしい給食を作るのにこれだけ、気を配って作ってくれていることに驚きました。毎日、おいしい給食を作ってくださる、「メフォス」の皆様に感謝したいです。

 栄養士の増田先生は「皆が気持ちよく、しっかり食べてくれると嬉しいです。寒さやコロナに負けないように、これからも食べてほしいです。」と言っていました。給食チーフも「いつもよく食べてくれるので、作りがいがあります。」と話してくれました。

 生徒に聞くと、「今日、学級全体で一つも残らず、完食でした。」「きなこ揚げパンがおいしかった。全部食べました。」と言っていました。給食委員がいつも取り組んでいますが、おいしい給食ですので、みんな満足でおいしく食べたようです。これからも給食を作ってくださっていることに感謝しながら、いただいていきたいと思います。

1年生の授業風景

 今日は平常の授業の様子をお伝えします。今年はコロナ感染対策で授業参観が出来ないため、少しでも様子を知っていただければ幸いです。

 1年生の様子です。だんだん中学校に慣れ、課題への取り組みがよくなり、反応もはっきりしてきました。自分の行動に自信が見られる生徒が多くなってきました。

 1年1組の美術の授業では、無言で集中。「くだもの・野菜が大変身」というテーマで、気に入ったものを選んでデザインし、好きな色を塗っていました。とにかく、色使いが美しい!才能豊かで脇目も振らずに取り組んでいる姿に、いつもより多く写真を撮っての紹介です。

 

 

 

 

  

 

 1年2組では数学です。円錐の展開図についての問題を解いていました。1年間で一番難しい所ということでしたが、生徒達は果敢に取り組み、頑張っていました。1年2組の掲示物は工夫が多く、窓の上に、かわいい色紙に一人一つずつ気に入った漢字を書いて飾っていました。

 

 

 

 

 

 

 1年3組では社会の授業で、「日本の位置を説明しよう」というテーマで緯度、経度など地図の見方の学習です。先生の質問に積極的に反応していました。1年3組は2班外清掃を担当していて、寒さの中も頑張り、今日はゴミの袋をまとめたり、壊れたほうきを捨てたりしてくれました。いつも助かっています。1年4組は道徳の授業で環境問題を考えていました。「出水のツル」が題材で、自分たちは生かされている。環境を生かしてツルの世話をしていくこと、これからも戦争など環境を壊すことはしない努力が大切などの意見が出ていました。掲示物が丁寧にラベリングされています。

  

 

 

 

 

 

 1年5組では国語の授業で、文法の「自立語」の学習でした。鴨下先生から、「形容詞」などの例を聞いて、意見を求められると沢山の生徒が反応していました。面白い意見を言う人がいて皆で笑ったりしながら、楽しく学習を進めていました!なのはな1組では理科の授業で生徒は一人でしたが、先生が説明すると積極的に知っていることを意見していました。

 

 

 

 

 

 

 1年6組では五島先生とALTのエリック先生の英語の授業でした。生徒達は練習の成果を生かして、堂々とダイアログを発表。実際に使えるように頑張って表現していました。1年7組は技術で展開図を描いて取り組んでいる授業とクラスのキャッチコピーを決める取り組みの両方の写真です。クラスのゆるキャラでもよいということで、なかなかの作品を作っている生徒が多くいました。どの作品が選べられるのか楽しみです。学級委員が自分でアンケート用紙を作ってアイディアを考えての取り組みだそうです。1年生も頑張っています。

1/13 第2回教科別研修会行われる

 1月13日はノー部活デイですが、研修部佐藤裕先生、鴨下先生をリーダーに、職員研修として、来年度に向けて教科別研修第2回(全3回)を行いました。全教科で講師をお呼びし、指導と評価について全職員が理解できるよう、計画的に研修を行っています。

 今回は、数学と技術科で講師の先生をお呼びしました。数学科では市教委阪路指導主事が、技術科では湖北台中の石塚教頭先生が、授業の持ち方、考え方を講義してくださりました。どちらの教科も質問や意見がたくさん出て、意義のある会となりました。英語科では毎回、市教委の齊藤指導主事が参加してくださり、「教科の目指すべき姿」について議論し、まとまってきました。

 この研修を通して、生徒が目標を持ち、課題があっても試行錯誤して乗り越えていく力をつけ、自らの思考力・表現力・判断力に繋げていくこと、そしてそのためには、知識を知識として終わりにすることなく、「何のために」「どう生かすか」を考えるようにしていくことの大切さを実感しています。来年度新しい教科書で興味を持って学び、力を付けていけるよう、学びを進めていきます。

 

1年生 職業人講話を実施しました。

 1月12日(火)に、1年生で最も大きな行事の「職業人講話」を行いました。

 これまで、「働くこと」の意味を、インタビュー、調べ学習、学級活動を通して、学んできました。そして、今回は実際に働いている方たちから直接お聞きする貴重な機会です。職業は様々で多岐に渡り、3部制でお話を聞きました。

 いらした講師の方は、

 日本 ユネスコ協会連盟・副会長の野口さん、美容師の鈴木さん、警視庁の芝さん、渡辺音楽出版の山田さん、生命保険会社の東海林さん、新聞社 国際部の柳沢さん、市教委 文化・スポーツ課の今野さん、手嶋さん、RIZAP の中嶋さん、そうま農園の相馬さんご夫妻、元プロ野球選手で生命保険会社の塚田さん の12名の方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「世界の平和を守ること、人種差別をしないことの大切さ」「人を美しくすることで感じる充実感」「逮捕すること、逮捕されたことで感謝された体験等」「音楽業界の日本や海外の現状等」「仕事を選ぶこと、生きることの意味」「アメリカ同時テロ後の事件について、記事の中のストーリーと記事づくりの意義」「会社の理念を見ていくこと、夢を実現することの楽しさ」「農作物を育てることの苦労と楽しさ」「野球を続けてきた経験と転職した経験」などのお話をお聞きしました。講師の皆さんは20分の中で、自己紹介、仕事を選んだ経緯、今の仕事の内容に加えて、上の内容を具体的に話してくださいました。全部皆さんにお伝えできないのが残念です。

 やはり、直接するお聞きする経験談は楽しく、時間があっという間でした。1年生の代表生徒は講師の先生のお迎え、会の進行を堂々と行い、参加者が興味を持って顔をあげて聞いている姿が印象的で、担当の鈴木先生も「とても充実した会になった。生徒が真剣に考えていたこと、先生たちも協力してくれ、講師の先生方が全員来てくださり、感謝しています。」と言っていました。コーディネーターの田中さんも「とてもよい会になった。」とおっしゃっていました。

 これからの生き方を考える上で大きな勉強ができました。お世話になった講師の先生方、講師の先生を送ってくださった会社の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。この会で教えていただいたことを、これからの生活に繋げていきます。

校内研修の様子

 年末年始にかけて研修を行い、不祥事防止や来年度からの新学習指導要領完全実施に向けての研究を進めています。その様子をお伝えします。

 まず、不祥事防止研修についてです。12月24日(木)には東葛飾教育事務所主席管理主事の熊澤光洋先生をお迎えし、研修会を行いました。教職を選んだ理由の共有から始まり、教員の「職務上、身分上の義務」について法的内容の確認、実際に起こった事件事故の事例について具体的に聞き、防止策を聞きながら考えていきました。自分ごととして捉え、不祥事のない職場にするために何をすべきかを深く考える機会となりました。今後、職員同士声をかけあって、明るい職員室の中で助け合い、不祥事根絶に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 また、1月6日(水)は新学習指導要領の来年度からの実施に備えて、各教科で研修を行いました。1月は3週にわたり、「新しい評価方法についての講師要請研修」「教科の目指す姿の共有」「年間指導計画の作成」を行い、来年に向けて動きを始めました。国語、英語、理科、社会、家庭科、保健体育で、東葛飾教育事務所の桃井指導主事、金澤指導主事、高石指導主事、野田指導主事、出島指導主事、市教委より長田教育研究所補佐、齊藤指導主事からご指導を受けました。先生たちからは、

〇新しい学習指導要領の指導と評価について理解がすすんだ。

〇疑問点がさらに出てきたので、これからの研修で解決し、具体的な形にしていきたい。

などという感想が出ています。子どもたちだけでなく、私たちもよりよい授業を求めて学びつづけています。

 この研修を生かし、生徒が生き生きと仲間とともに学び、これからの時代に求められる力をつけられる授業になるよう研鑽を積んで参ります。