校長室から

2024年5月の記事一覧

みんなが輝いた運動会!

 5月25日(土)、気持ちの良い風が吹く空の下、運動会を実施しました。開会式で、「笑顔で、仲よく、最後まで、一生懸命がんばろう!」と話しましたが、子どもたちは合言葉のとおり演技や行動に取り組み、練習の成果を十分に発揮した素晴らしい運動会となりました。

 閉会式では、「全力で自分の出番や仕事に取り組む姿を見て、成長を感じました。一生懸命がとてもかっこよかった。たくさんの感動をありがとう!」と話しました。競技でも応援でもあちらこちらで子どもたちの笑顔が溢れた運動会は、大成功だったと思います。

 

 そして、この大成功は、保護者の皆様のお力添えなくしてはありませんでした。当日までお子さんの体調管理や、学校からのお願いにご理解と多大なるご協力をいただき感謝しかありません。当日の熱い声援や運動会後の片付けもたくさんお手伝いくださり本当にありがとうございました!

運動会予行練習

 ゴールデンウィーク明けから本格的に始まった運動会練習もいよいよ大詰め、22日(水)に予行練習を行いました。前々日の雨で1日予行練習の日が延期となりましたが、晴天となったこの日、開会式の練習から本番と同じように進行していく中で、子どもたちも1つ1つやるべきことに真剣に取り組んでいました。

 子どもたちは、それぞれが自分の頑張りをお父さんお母さんや家族に見せたい、見てほしいと思っています。当日はお子さんの成長した姿や頑張りをたっぷりとご覧ください。

 運動会まであと3日、引き続きご支援ご協力をよろしくお願いします。

4年生谷津田観察(春)

 5月15日(水)に、4年生は谷津田に出向き、観察を行いました。今年度も我孫子市役所手賀沼課の職員の方々や、自然観察指導員の柄澤さんと田島さんにご協力をいただき、谷津田の自然、生き物について説明をしていただきました。薫風香るこの日は谷津田を吹き渡る風も気持ちがよく、絶好の観察日和でした。

 発見&観察ができたのは、植物では、オオバコ、クワの実、シロツメクサ、トゲヅル、ヘビイチゴ、ヘビの穴、ドングリの木、マテバシイ、コウチャクソウ、ベアの木、キツネノボタンなど。

 生き物では、ショウリョウバッタ、カタツムリ、ハチ、カマキリ、タナグモ、モンシロチョウ、クマバチ、カラス、イタチ、タヌキ、アゲハチョウ、アカボシゴマダラ、トンボ、カモ、アメンボ、アリ、カエル、ハエ、テントウムシ、ヤマトシリアゲムシ、ガガンボ、カルガモ、ダンゴムシ、ケムシ、ハナグモ、ムクドリなどでした。

 ジムグリは茶色のヘビですが、捕まえて触らせてもらいました(無毒のヘビだそうです)。一方ヤマカガシは赤と黒の混じった模様で、毒蛇だそうです。「見つけても決して触らないように」と教えていただきました。この説明を聞いた子どもたちは、自然に生きる生き物の脅威を感じ、驚いていました。

 次回、植物も生き物もどんな成長を見せてくれるのか今から楽しみです!

避難訓練・引き渡し訓練

 5月10日(金)、今年度2回目の避難訓練を実施しました。今回は震度5弱以上の地震が発生したと想定し、地震規模が大きい場合の保護者の方へ引き渡し訓練も併せて実施しました。

 「地震発生」のアナウンスと共に、まずは1次避難。子ども達は机の下に素早く潜り身を守りました。地震が収まり、避難経路が確保できたら次は下校庭へ2次避難です。前回の訓練を思い出し、防災頭巾をかぶり、「おかしもち」をよく守って静かに慌てることなく移動することができました。全校で避難の振り返りを行った後、次は引き渡しです。

まず兄弟姉妹がいる児童は、一番下の兄弟姉妹がいるクラスの列に移動して並びます。並び替え終了後、保護者の方にお子さんを引き取りに来ていただき、引受人の確認ができたご家庭から下校となりました。

 

 自然災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。そして、その際に自分自身が無事である保証もどこにもありません。避難に限らず、訓練や練習には自分事として真剣に取り組み、「自分自身の命は自分で守る」ことや「場面や状況に応じて臨機応変に対応すること」を子どもたちには常に意識してほしいと思います。

 登下校中や学校外での有事の際の避難方法や避難場所についてなど、想定の幅を広げてご家庭でも確認くださるよう引き渡しの前に再度保護者の方にお願いしました。何事もない平穏な日々が続くことを祈るばかりです。

5年生 田植え

 5月10日(金)に5年生は田植えを行いました。4月末に田んぼに入り田慣れをしましたが、その後田植えができるように田を均す(ならす)代かきをしていただき、いよいよ苗を植えます。

 この日も田んぼ委員の方をはじめ、20名を超える5年生保護者の方々がお手伝いに駆けつけてくださいました。

 まず、田んぼの先生小川さん、百瀨さんから田植えの際の注意事項を聞きました。「一度田んぼに入ったら畔(あぜ)には上がらない(戻らない)こと」「苗は5本を束からとって植えること」「植える際はロープの目印に植えること」「苗はピースサイン(人差し指と中指)で挟み、流れていかないようにしっかりと土の中まで押し込むこと」など、植える際の気を付けなければいけないことを確認しました。

 最初は、苗を5本に分けることや、どれくらいの深さまで植えればよいかなど、勝手や加減がわからず悪戦苦闘していた子どもたちでしたが、繰り返し植えていくうちにどんどん上達していきました。時折後ろを振り返り、植えた苗が曲がっていないかを確かめながら植え進めました。しっかりと土に手際よく差し込むこともどんどん上手になり、予定時間内に無事に田植えは終了しました。

 

 田植えを終えた子ども達からは、「土の感触は慣れるととても気持ちいいね」「おいしいお米ができるといいな」「米作りは大変な作業だと分かった」などの感想が出ました。

 田んぼの先生からは、「たくさんの人の支えがあってできるこの学習です。感謝の気持ちを忘れないでください」と最後にお話をいただきました。この貴重な体験を通して、子どもたちにはお米一粒を大事にする人になってほしいと思います。

 これからは苗が稲に成長していく様子を観察記録にまとめていきます。秋にはおいしいお米が収穫できますように!