2022年12月の記事一覧
2学期終業式
12月23日(金)は第2学期の終業式です。今年最後、2学期最後の日ということで、体育館に集合した子どもたちの顔は少し緊張していましたが、この4ヶ月の間に成長した様子を式に臨む立派な態度で見せてくれました。
終業式の前に2学期の表彰がありました。感想文、ポスター、絵画、陸上競技大会など、子どもたちの頑張りを全校でお祝いしました。
そして終業式。まず初めに3年生と6年生の児童から、「2学期を振り返って」の発表がありました。どの児童も2学期に頑張ったこと、反省、3学期の抱負を述べました。発表者一人一人に全校から大きな拍手が送られました。
続いて私から、子どもたちに次のようにお話をしました。
暑かった2学期の始まりも秋を過ぎて、今は寒い朝を迎えています。77日あった2学期も色々な行事がありましたね。振り返ると、各学年の校外学習、歌声集会、持久走記録会、5年生は米作りが終わりました。6年生は修学旅行、市内音楽発表会、市内陸上競技大会、たくさんの場面で活躍しました。
では、学習面ではどうでしょうか?新しいお勉強をたくさんしましたね。突然ですが、2学期始業式のお話を覚えていますか。そう、「新学期、生活も気持ちもスイッチを切り替えよう」「学校行事がたくさんある2学期、どの行事も頑張ろう」でした。10月の全校朝会では「あいさつ」、11月の全校朝会では「読書」、12月の全校集会では「冬休みの過ごし方」について話しました。12月のお話を全校集会で聞いた時、「まだ先なのに早いなぁ」と思った人がいるかもしれません。でもそれは、終業式で皆さんにお話をするのに必要だったのです。人は1回聞いただけではなかなか覚えきれません。どんなこともずっと覚えているためには「くりかえす」ことが大切です。何回も何回も繰り返せばずっと覚えていることができます。2学期の学習した内容も冬休み中にもう一度くりかえしてみてください。
いよいよ明日から17日間という長い冬休みに入ります。どのように過ごそうかなとたくさん計画していることでしょう。長いお休みを利用して、学習でもお手伝いでも何でもいいので、是非「続けて」取り組んでみてください。続けることで必ず皆さんの力になるはずです。そして最後になりますが、冬休みをたくさん楽しんでください!
それではまた1月10日、3学期のスタートの日に元気に会いましょう!
最後に生徒指導主任から、冬休みの過ごし方についてお話がありました。その中に「お正月遊びをしよう」という話がありました。そして、1年生の代表が「コマ回し」を披露してくれました。生活科で練習していた成果が発揮され、上手に回すことができた1年生には拍手喝采でした!
2学期、保護者の皆様には本校の教育活動にご理解ご協力をいただき本当にありがとうございました。冬休みをお子さんと楽しく過ごしください。そして、新年を素敵な年にするために、是非ご家族で「一年の計」を立ててほしいと思います!
1年生「どんぐりのお店屋さん」
「いらっしゃい!いらっしゃい!」「安いよ安いよ!」
と威勢のいい掛け声が教室に響き渡ります。12月20日(火)に1年生は、各クラス各自の机でお店を出しました。商品は以前集めてきたどんぐりを中心に、工夫を凝らして思い思いに作ったオリジナル作品です。絵具やマジックで色をつけたり、落ち葉や木などを他の材料とくっつけたりして、世界に一つだけのオリジナル作品をたくさん作りました。
子どもたちは前半と後半それぞれ、出店する人とお客さんに分かれます。お小遣いは一人60円です(紙で作ったお金ですが)。準備ができたらいよいよお買い物スタート!子どもたちは、早速気になる作品が売られているお店の前に立ちました。「これかわいい!くださいな」「ほしいんだけどもう少し安くならない?」など、本当のお店さながらのやり取りをほほえましく感じました。
この学習は想像力豊かにたくさんの作品を作る生活科の学習として、また、売り買いの場面では、おつりがいくらになるのかを計算するなど算数の学習として、様々な教科の複合学習として、子どもたちの意欲や関心も大いに刺激することができました。売る人買う人どちらの立場でも、コミュニケーションが必要となり、目的達成のためには積極的にやり取りをすることの大切さも学びました。何よりも、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができたことが一番うれしかったです!
2学期も残りあとわずかとなりました。今日の学習も含め、振り返りとまとめをしっかりとしていきます。
5年生の作ったお米が…
12月14日(水)の給食で、この半年間をかけて5年生が作ったお米が出ました!お茶碗に盛られたお米はツヤツヤ、ピカピカで、その味はとても甘くて美味しかったです!お昼の放送を通して各クラスでもこのことをお知らせしたので、ご飯を食べた子どもたちからは「とっても美味しい!」「自分たちもちゃんと作れるかな?」と感想がたくさん出てきました。
さらに5年生は、帰りの会の時間に教室まで出向き、「5年生から皆さんにお米のプレゼントです」と一人一人に(2合ではありますが)行き渡るようお米を渡していました。もらった子どもたちは「やったー!」ととても喜んでいました。お家に持って帰り、家庭で紹介したり、自慢したりとたくさん話をしてくれることでしょう。
半年間大切に育ててきたお米をようやく口にすることができ、5年生はこの学習から食物を育てることの大変さや一粒一粒を大切にする心など、多くのことを学びました。二小でのこの貴重な学習を、これからもずっと受け継いでいってほしいと思います。
書き初め練習
12月8日(木)、9日(金)に、3~6年生は体育館で書き初め練習を行いました。講師は戸沼先生です。今回のお題は3年生「いけ花」、4年生「ふじの山」、5年生「友の便り」、6年生「強い決意」です。子どもたちそれぞれが大きな用紙に大きな筆で力強い字を書いていました。
子どもたちはひらがなや画数の多い漢字に悪戦苦闘していましたが、書けば書くほど上達していきました。今日学んだことを冬休みの練習にも是非生かしてほしいと思います。
3年生「いけ花」
4年生「ふじの山」
5年生「友の便り」
6年生「強い決意」
6年生平和リレー講座
12月7日(水)に、6年生は平和リレー講座を実施しました。
我孫子市では、平和事業の一環として「広島・長崎派遣中学生リレー講座」を開催しています。このリレー講座は、平成27年度に戦後70年の記念事業としてスタートしたそうです。今日は6年生の児童が派遣中学生の先輩たちから平和をテーマにした授業を受けました。
授業では、派遣中学生から広島や長崎で自分が体験したこと・見たこと・感じたことを聞きました。また、戦争で原子爆弾が投下されたこと、その影響で多くの人が亡くなったことを学びました。その後、グループワークで身近な平和について考え、授業の最後には「平和な世の中にするために今日から自分ができること」をテーマに、「平和の木」の葉っぱに平和のメッセージを記入しました。
子どもたちはこの学びを通して、「自分の大切な人が亡くなったらとても悲しい」「今の生活を続けていくことができなくて困る」「たくさんの人が亡くなる戦争を絶対にしてはいけない」など、戦争の悲惨さを学び、自分事として捉えることができました。そして、そのような世の中にしないためにも今日から自分ができることについて考え、葉っぱに記しました。
今年で戦後77年を迎え、実際に戦争を体験した方々が少なくなってきています。しかし、中学生の先輩から言葉のバトンを渡された子どもたちには、戦争の悲惨さを風化させることなく、平和の大切さを次の世代に繋げる・伝えていくという使命ができました。今日のこの学びを基に、これからも平和について学校でも各学習の中で取り上げていきます。
今日のリレー講座でお世話になった講師の先生方、アシスタント、スタッフの皆さん、そして我孫子市民会議委員と我孫子市役所企画政策課の皆さん貴重な機会をいただきありがとうございました!