2024年9月の記事一覧
5年生脱穀
9月17日(火)に、5年生は脱穀を行いました。脱穀とは、米の粒を穂から取り離すことで、「藁(わら)と籾(もみ)」に分ける作業です。先週刈り終え、おだに掛けて干していた稲は、1週間の乾燥を経て緑色からきれいな黄金色になりました。この日はお天気も良く、絶好の脱穀日和となりました。
まずは田んぼの先生の小川さん、百瀨さんから脱穀の説明を聞きます。今回は「昔の脱穀」と「最近の脱穀」の2つの脱穀の仕方を紹介・説明していただきました。
昔の脱穀は、「足踏み脱穀機」を使う方法です。脱穀機についているペダルを踏み、回転させた刃に稲をあてることで、脱穀を行います。稲を脱穀機にかざす際に稲が刃に引っ掛かり、自分の体が引っ張られる危険があるので、稲をかざすことに集中できるよう今回は百瀨さんが回してくださいました。子どもたちは藁をつかむ手に力を入れ、足で踏ん張って作業に臨みました。また、脱穀のためにずっとペダルを踏み続ける様子を見て、その大変さを子どもたちは実感しました。
最近の脱穀は、「ハーベスター」という機械を使う方法です。このハーベスターという機械に稲を通すと、きれいに藁と籾に分けることができます。子どもたちからは「昔の人は大変!」「機械は取り残しが少ないね」とたくさんの感想が出ました。足踏み脱穀機よりも速くたくさんの脱穀ができることにも気づきました。
脱穀によってできた籾は、このあとさらに乾燥させ、籾摺り(もみすり)の工程を経て、もみ殻と米(玄米)に分けます。今回の脱穀でいよいよ米粒の原型までたどり着きました。いつも食べているおいしいお米まであと少しです。
今回の脱穀もたくさんの保護者の方にお手伝いいただきました。ありがとうござました!
5年生稲刈り
まだまだ残暑が厳しい9月10日(火)、5年生は稲刈りを行いました。先日の台風による強風等で多少倒れている稲はありましたが、4ヶ月前の5月10日に植えた苗は、すくすくと生長し、たくさんの実をつけた立派な稲となっていました。
田んぼの先生、小川さんと百瀨さんから稲刈りの仕方を教えていただき、早速田んぼの中に入ります。
昨年と同様田んぼは土が柔らかくぬかるんでいて、足が一度はまるとなかなか抜けずに苦労しました。そして、とにかく暑い!なので体力勝負の作業となりました。
子どもたちは、教えてもらった通り一生懸命鎌で稲をザクザクと切り、せっせと運び続けるという作業を交代で行いました。子どもたちからは、「刈った稲の1本も落とさずに運ぼう」「足元がぬかるんでいてバランスがとれない」「穂に土がつくと花が咲いて成長が続くから気を付けよう」等の声が聞こえてきました。刈った稲はお手伝いの保護者の方々が結束バンドや麻ひもで縛ってくれました。
その縛られた稲は、4年生が田んぼから校庭まで運び、おだに掛けました。このおだ掛けで、脱穀までの間稲を乾燥させ、次の工程である脱穀を待ちます。おだに掛け、十分に天日干しをしたお米はとても美味しくなること間違いなしです!
最近「令和の米騒動」というキーワードと共に、米不足が騒がれていますが、手に入らないから一層一粒を大事にしようとする子もいて、お米に対する関心の高まりを感じます。
今回も田んぼの先生はじめ、たくさんの保護者の皆さんにご協力いただきありがとうございました!
6年生修学旅行最終
6年生を乗せたバスは到着予定時刻よりも少し早めに学校へ到着しました。到着後はすぐに「到着の会」を行いました。子どもたちは疲れた様子も見せずに真剣に会に臨みました。
修学旅行は学校を離れてその現地でしか学ぶことの出来ないことを実際に見て触れて学ぶ貴重な機会です。「体験は全ての礎(いしずえ)である」と常に子どもたちに話していますが、「やってみないとわからない」ことはまだまだ沢山あります。「体験を経て何が出来て何が出来なかった」のか、振り返り反省することで次の課題が見えてきます。この繰り返しの学習を積み重ねながら、卒業までの日々を大切に過ごしてほしいと子どもたちに話しました。
2日間で約3万歩歩いた今回の修学旅行。その歩いた歩数以上に得られた経験は大きかったと思います。
子どもたちの到着の際には沢山の保護者の方にお出迎えをいただきました。修学旅行に向けて子どもたちの体調管理や準備も合わせて感謝しかありません。ご協力ありがとうございました!
6年生修学旅行⑩
日光東照宮から神橋まで徒歩で移動した子どもたちは、いよいよ修学旅行最後の行程である日光市内自由散策を行いました。神橋から東武日光駅までの約2kmの距離を、各グループごとに散策しました。「あれもこれもほしいなぁ」とお土産に悩む子、プリンを食べる子、お小遣い使いきった子等々、お小遣いの使い方が十人十色でした。
でも、散策の仕方や順路は、みんなで相談し、全員の希望を叶えるような計画を立てて行動していて、その姿に成長を感じました。とにかく今日は朝の散歩、東照宮見学、自由散策とよく歩きました!子どもたちの表情から充実感と満足感、心地よい疲労感が伺えます。
そして先程バスに乗車した子どもたち。これから我孫子へ帰ります!
6年生修学旅行⑨
日光東照宮に到着した子どもたちは、各グループごとに見学を開始しました。予め調べてきた内容を確かめるように、拝観順も相談しながら歴史的建造物を見て回りました。建物一つ一つの美しさに子どもたちからは感嘆の声が漏れてきました。
もう一つの目的だった英語を使ってのインタビューも積極的にチャレンジしていました。外国の方も子どもたちのお願いに快く答えてくださり、交流を深めた子どもたちも満足気でした。
子どもたちは現在場所を移して昼食のカレーライスを食べています。この後はいよいよ本日最終であり最大の楽しみでもある市内散策へと出かけます。
6年生修学旅行⑧
散歩から戻ってきた子どもたちは食堂で朝食を食べました。フォークとナイフを上手に使ってパンケーキを美味しそうに食べていました。
朝食後、その会場でホテル出発の会(退館式)を行いました。お世話になったホテルの方々に感謝の気持ちを伝えることが出来ました。出発の会後、部屋に戻り荷物をまとめてバスに積み込んだ子どもたちは、今日の見学場所である日光東照宮に向けて出発します。
6年生修学旅行⑦
おはようございます!
修学旅行2日目スタートです。眠い目を擦っている子もいましたが、子どもたちは皆元気です。現在湯ノ湖湖畔を散歩中、新鮮な空気を沢山味わっています。
6年生修学旅行⑥
夕食を終えた子どもたちは再び食堂に集合し、「日光彫り」に挑戦しました。
まずは講師の先生の説明をしっかりと聞きます。
日光彫りでは「ひっかき」という彫刻刀を使います。図工の授業で使用した彫刻刀とは異なり、自分の体の方、手前に引いて削ります。
それでは製作開始!まずは下書きを手鏡やミニアルバムなどの品に写します。写し終わったら「ひっかき」を使用して掘り進めるのですが、使ったことのない道具に子どもたちは悪戦苦闘!しかし、掘り進めていくとどんどん使い方が上達し、世界に一つだけの素敵な作品をそれぞれが作り上げました。
講師の先生からも、「みんな初めてなのにとても上手だね」とお褒めの言葉をいただきました。この体験を通して、子どもたちは日光の文化に触れ、素敵な作品と良い思い出、両方をお土産とすることが出来ました。
子どもたちは現在部屋に戻り、今日のふりかえりと就寝準備をしています。また、部屋長はロビーで今日の反省と明日の連絡事項の確認を行っています。22時には就寝の予定です。今日は我孫子を離れて沢山のことを学んだ1日でした。明日もワクワクする体験が子どもたちを待っているので、明日に備えてゆっくりと体を休めてほしいと思います。いい夢が見られるかな?それではおやすみなさい!
※日光彫りの先生の作品(凄すぎ)
※今日の夕食
6年生修学旅行⑤
戦場ヶ原ハイキング続き~湯滝~湯元温泉源泉~小西ホテル
戦場ヶ原ハイキングのゴールである湯滝に無事全員がたどり着きました。白糸が絶え間なく流れ落ちる美しい様子を、子どもたちは時を忘れて見入っていました。
湯滝を後にして、次は湯元温泉の源泉に移動です。源泉に近づくにつれて、バスの車内は硫黄の臭いが濃くなり、子どもたちが「この臭い好き!嫌い!」「ゆで卵の臭いだね」とやり取りをする姿が微笑ましかったです。源泉では猿や鹿を見たり、湧き出る源泉に手を入れて温まったり、10円に源泉の泥をつけてこすりピカピカに磨いたりと各々が楽しんでいました。
源泉の後は、本日の宿泊する小西ホテルへ移動し、ホテル到着の会を行いました。現在子どもたちは各部屋で荷物の整理をして、順番にお風呂(温泉)に入っています。入浴の後は晩御飯です。
6年生修学旅行④
各グループごとに戦場ヶ原ハイキングを楽しんでいます。吹き渡る涼風と美味しい空気に大満足!大自然を満喫しています!