校長室から

校長室から

駅伝部壮行会

  校長からタスキを渡されました。

 10月15日の大会当日、自分の区間を走り切った選手の皆さんは、自分のことを誇りに思ってください。将来、子供や孫にまで自慢できるくらいすごいことなのです。

そして、私から言うことは先週の音楽発表会壮行会と同じです。

「今、持っている力を発揮してください。」「練習どおりにやってください。」本番にいつも通りの力を出すことが大切です。先日の葛南駅伝大会で、力を発揮できなかった人にとっては、その経験を生かして取り組むチャンスです。

その為に、私からのアドバイスは2つ。1つ目は、楽しむこと。笑顔で走りましょう。2つ目は、「私はできる」と声に出すこと。友達同士で「お前ならできる、絶対大丈夫」と、声に魂を込めて、心に届けましょう。

大会後には、「楽しかったです。」「自分の力を出すことができました。」と報告してくれることを期待しています。頑張ってください。

2学期 始業式

朝、登校する皆さんのマスク越しの明るい顔を見ながら、挨拶を交わすことができて本当に嬉しく思いました。

充実した夏休みを過ごすことはできたでしょうか。

  4月から皆さんと生活する中で、私が我孫子中で一番素晴らしいと思っていることは、「優しい子が多い」ということです。この「優しさ」は我孫子中学校の宝だと思っています。

そこで、私が体験した1学期の優しい場面ベスト3を挙げます。第3位。校長室の前の廊下で、2年生に「さようなら」「気を付けて帰りましょう」と私が声を掛けたら、「さようなら」だけでなく、「ありがとございます。」や「はい、気を付けます。」と返してくる子が多かったこと。感謝の気持ちが表せる優しい子だと思います。第2位。校長室の前を、しゃべりながら通っていた1年生が、急に口に人差し指を当てながら「職員室だからシー」と友達に向かって呼びかけたこと。職員室では先生達が仕事をしていて、校長室にはお客様がいらっしゃっています。職員室前は静かにと配慮ができるのは、優しい子です。第1位。3年生の古都体験学習で、私が朝起きて部屋を出たら、3年生の男子が、「校長先生、よく眠れましたか」と気遣ってくれて、感動したこと。こんなことを言ってくれる優しい中学生は、我孫中にしかいません。2学期も、皆さんの優しさが溢れる学校であって欲しいと思っています。

 

さて、1学期は「自律」ということで話をしてきました。自律とは、「自分で考え、自分で決めて、自分で行動すること」です。2学期は、それに加えて、「きょうどう」をお願いしたい。クラスや部活動、学校は共同生活です。でも、私が皆にやって欲しい「きょうどう」は、この「共同」できなくて、こっちの「協働」です。見たことある人もいるでしょう。これは、「考えや意見の違いを乗り越えて、目標達成のために協力すること」です。「自律」と「協働」はセットになって力を発揮します。2学期には、体育祭等の大きな行事もあります。行事だけでなく、普段の授業や日常の学校生活において、人によって考えや意見が違うのは当たり前です。「対話」や「話し合い」をすることで、自分には思いつかなかった点に気づいたり、より良い方法を考え出したりすることも可能です。人との摩擦を恐れず、本気で人と関わり、違いを乗り越え、協力する。それが、皆に頑張って欲しい「自律」と「協働」です。

 我孫子中の主役は生徒のみんなです。先生達は主役であるみんなの意見や話に耳を傾けたいと思います。例えば、「夏休みの部活動の練習は、暑い日中を避けて早朝練習にしたい」という考えを持った子がいました。ぜひ、顧問の先生に意見して欲しいと思います。顧問の先生にも考えがあったり、都合があったり、その通りになるかはわかりませんが、意見をすること、対話すること自体が大切なことです。学級が良くなるような意見や考えがあったら、どんどん提案してください。また、3密を防いだり、換気をしたりといったコロナ感染症対策は指示されなくても自分達でできるはずです。自分達でできることは先生を頼らず、支持を待たずに自分でやってください。

 

 

始業式(校長式辞)

 新2年生・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。

2年生は、1年生が入学すると後輩ができます。1年前のことを思い出し、いろいろなことを優しく教えてあげてください。

3年生は最上級生になりました。学校行事や部活動をリードして、我孫子中学校の顔となっていきます。大いに期待しています。

  さて、私から、今年1年間心がけてほしい3つの「気持ち」について話します。

この3つを心がけることで、友達関係がより良く、深くなったり、自分を成長させたりすることにつながります。

もし、メモをとる人がいたら嬉しいです。いつか生活記録帳に書いてきてくれたらもっと嬉しいです。ぜひ、私に見せに校長室に来たり、担任の先生に意見を聞かせたりしてください。

 一つ目は「違いを認める」ということです。人はそれぞれ違う気持ちや考えを持っています。当然、自分と意見が合わない人がいます。それは、当たり前のことととらえましょう。そこで「対話」が必要になります。対話することでお互いの違いや立場を理解し、その意見をもらったり、折り合いをつけたり、もっと良い考えを生み出したりすることができます。

 二つ目は、「広い心で接する」ということです。具体的には、他の人の欠点を責め立てないこと、謝った人を許しましょう、ということです。誰だって失敗をします。やろうとしてもできないこともあります。そういう人を責めないようにしましょう。また、時には悪いことをする人もいるかもしれません。しかし、心からの「ごめんなさい」があったら、許しましょう。逆に、悪いことをしたら素直に謝りましょう。

 三つ目は、「自分事として取り組む」ということです。難しい言葉で「主体性」と言います。自分には関係ないと思わず、自分事として考え、行動するということです。近くに目を向けてみましょう。学級や部活の課題はありませんか。先生がやってくれる、ではなく、自分で課題に気づき、より良くしようとすることが自分事として取り組むということです。友達関係のことを人のせいにせず、自分を振り返り、自分たちで解決しようとすることです。

「違いを認める」「広い心で接する」「自分事として取り組む」。これから1年間、この3つについて、心にとめて生活して欲しいと思います。

 

到達度テストがありました!

 今日・明日と、1・2年生は到達度テスト、3年生は実力テストが行われます。校庭の景色も銀杏の葉が色づきはじめ、木々も冬の準備に入りました。

  今日から1・2年生は到達度テスト、3年生

は実力テストが始まりました。テストが終わ

ると2021年も終わりに近づきます。

 一つ一つ大切に問題を解いて、力を発揮し

てほしいです!

歌声コンクールがありました!

 11月12日(金)、歌声コンクールが行われました。取組期間は1ヶ月半。短い間でしたが、どのクラスも素晴らしい演奏でした。また、子供議会がありました。

  柏市民文化会館で、歌声コンクールを行

いました。今年は緊急事態宣言の延長の影響

で、取組期間は1ヶ月半・・短い練習でした

が、どのクラスも工夫を凝らし、感染対策を

行いながら取り組みました。

 特に3年生は最後のコンクール。本当に素

晴らしい演奏でした。

 
 

  11月9日(火)、我孫子市の子供議会が開催されました。

 我孫子中学校からは2年生の代表生徒2名が参加。

・我孫子市のコロナ対策について

・再生可能エネルギーを利用した施設について

質問や提案をしました。

とても素晴らしい内容でした!!