2015年5月の記事一覧
5月25日(月)その3 校長室コラム「来週から衣替え」
(PDF 上の通知をクリックすると拡大してご覧いただけます)
<校長室コラム「来週、6月1日から衣替えになります」> 先に、お子様をとおして「衣替えのお知らせ」の通知をさせていただきました。今年度も早いもので、2ヶ月が終わろうとしています。
1年生にとっては、はじめての体験になりますが、制服が「冬服」から「夏服」にかわります。「夏服」の準備は大丈夫でしょうか?
***通知にも書かせていただきましたが、「服装の乱れは心の乱れ」と言うとおり、特に例年、男子のワイシャツの裾が、ズボンから出ているのが気になります。
5月24日(日)その2 カウンセラーの眼
「小才・中才・大才って・・・」
<カウンセラーの眼「小才・中才・大才って、ご存じですか?」> 徳川家の剣術指南を担当した柳生家の家訓を目にすることがありました。それが、「小才・中才・大才」です。
「小才」は、縁にあって、縁に気づかず。
「中才」は、縁に気づいて、縁を生かす。
「大才」は、袖振り合う縁をも生かす、と。
この意味は、才能のない(小才の)人間は、チャンスに気づかない。
「中の才能」の者は、チャンスに気づいているが、飛びつかない。
では、とても才能のある(大才の)人間は、袖が振れるほどの些細なチャンスも逃さない。
「大物になる人物」は、チャンスに敏感である、という意味を言います。
***一人ひとりの生徒たちが、自分にとってプラスになる機会やチャンスに対して、敏感に受け止め、自分を伸ばせるような人間に教え育てていきたいと考えています。
5月21日(木)その2 カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」
<カウンセラーの眼「便利な計算方法 おみやげ算」> 「足し算」や「引き算」、「かけ算」、
「割り算」はご存じだと思いますが、「おみやげ算」という計算方法が、雑誌にあったので紹介します。
次のような式がありました。 35×35=
この式の一つの「35」の「5」を、もう一つの「35」におみやげとして渡すと、
(35+5)×(35-5)= となり、( )の中をたし、引きすると、
40×30= となり、暗算で 「1200」という答えになります。
「おやっ」、正答は「1225」なので、上の式に、たし・引きした「5」を2乗した「25」を加えると、1200+25=1225 で正答になります。
この考え方を、(1)55×55= (2)85×85= でも、同じような計算方法で暗算ができます。
さて、問題です。「どうして、おみやげにした5に2乗した25を加えるのか?」分かった生徒は、
校長室まで。
***小川教頭先生は、さすが数学科専門だけあって、10分で解答できました。
***参考文献 「プレジデント」プレジデント社 2015,6,1号 98ページから
5月19日(火)その3 カウンセラーの眼
「無礼な社員って、どんな社員?」
<カウンセラーの眼「無礼な社員って、どんな社員か?」> 企業の部長300人にアンケートした結果、最近の社員(取引先も含めて)の品格や礼儀ができていないという結果がでました。
では、どのようなマナーが問題なのかベスト10を掲載します。
問題マナーのベスト1・・・身なりがだらしない ベスト2・・・秘書や目下の人をぞんざいに扱う
ベスト3・・・電話応対がなっていない ベスト4・・・会議中、商談中にスマホをいじる
ベスト5・・・アポ(アポイントメント)の時間に遅れる ベスト6・・・いい加減に「名刺交換」をする
ベスト7・・・歩きながらスマホをいじる ベスト8・・・商談に来て、一方的に話し続ける
ベスト9・・・正しい敬語が使えない ベスト10・・・煙草のニオイが残っている
***上のベスト1~10を見ると、学校では許される「マナー」や「礼儀」、「ルール」が、企業では許されない(クビや降格、取引停止など)になってしまうことを、今のうちから分かって実践できるといいですね。***参考文献「プレジデント」(2015,5,4)プレジデント社 32,33ページから
5月18日(月)その4 今日の読書のようす
<今日の読書(朝)のようす> 矢中は全部で、20クラスありますが、全クラス、一言の私語もなく、黙々と「読書」している姿があります。 学年主任や副主任、4学年(無担)の職員が、「読書の時間」、15分間、廊下を歩いて回ってくれています。
***たかが1日、15分ですが、1年間では「3,000時間超え」の読書量になります。生徒一人ひとりに、大きな「力」になっていくものと確信しています。
5月18日(月)その3 校長室コラム
<校長室コラム「キャリア教育も兼ねた1年遠足で、得たものを確認できました!」> この土、日に卒業生やその保護者たちと会話する機会がありました。その会話の中で、「矢中のブログを見ています。」「毎日のように、ブログを楽しみにしていますよ。」「新しいパスワード、教えてくれませんか?」などと、嬉しい言葉をたくさんいただきました。 これを機に、私も時折、矢中生が進学した高校のブログやホームページを開いて見てみようと思います。
さて、1年生の遠足は「東京ディズニーランド」(6年ぶり)に変更し、実施しました。今回は、遠足の本来の目的(クラスの仲間作りや社会性を身につける等)の他に、「職業教育(キャリア教育)」を兼ねた目的を加えて実施しました。
加えた目的は、ランドで働くキャストたちの姿や言動、表情をよく観察し、キャストたちの職業観や仕事をする気持ち、考え方をインタビューしてくることでした。2年生での「キャリア・スタート・ウィーク」につなげていこうと考えました。
3名の生徒たちの遠足後の感想、意見文を紹介します。
Aさん・・・ キャストは、全員、笑顔で仕事をしています。清掃しているキャストですら、いつも笑顔です。今の私にはできないことです。「この仕事をしていて、ハピネスを感じるときはありますか?」と聞くと、「ゲストが笑顔で、ありがとう、と言ってくれるときです。」と答えてくれました。
この答から一つ、気がついたことがあります。それは、キャストの方は、ゲストのことを一番に考えて仕事をしているのだと思いました。
私も、これからは人のことをきちんと考えて、学校をハピネスにしていこうと思います。
Bさん・・・キャスト、一人ひとりに同じ質問をしても、同じ答が返ってきました。キャスト、全員が同じ気持ちで働いていて、みんながハピネスなディズニーランドにしたいという思いが、強く伝わってきました。
ディズニーランドで学んだことを、自分の将来に生かせるようにしたいです。私の将来の夢は「保育士」です。ディズニーランドでは、「お客さん」でしたが、「保育士」では「子どもたち」なので、キャストと同じ気持ちで努力したいです。色々なことで、「ハピネス」を増やしていきたいです。
Cさん・・・Q質問「お客さんが、怒っているとき、何故、キャストは怒らないのか?」
A答え「このお客様は、私にこういうことを伝えたいんだな、と理解し、優しく対応することが大切だと考えています。」優しく接すること、真心を持つこと、感謝されることなど、私が学習すること全てが、キャストの人達がお手本です。
私は、将来、人に感謝される、そんな仕事につきたいです。真心を込めて接し、感謝され、優しきく接して感謝されるような人に、そんな大人になりたいです。
***私が一つ加えた目的を、1年生たちが理解し、ディズニーランドの中で「キャリア教育」の学びをしてきたことに嬉しく思います。 また、この遠足の学びは、総合的な学習の時間の中で、より深め、まとめ、進化しています。
5月18日(月)その2 カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」
<カウンセラーの眼「無償の愛って・・・」> 「おおきな木」という絵本をご存じでしょうか? 1964年、アメリカの作家、シェル・シルヴァンスが出版し、ロングセラーの絵本です。私も、最近、気になり購入しました。
内容は、あるところに「おおきな木」があり、一人の少年がいつも木登りしたりして遊んでいました。
青年になった少年は、「おおきな木」に「お金がいるんだ」と言うと、木は「りんごをとって町で売りなさい。」と言います。
大人になつた少年は、「家がほしい」と木に言うと、「木」は「枝を切ってもっていきなさい。」といいます。
中年になった少年は、木に「遠くへ行きた。い船がほしい。」と言うと、「私の幹を切って船を作りなさい」といいます。少年は、その木の幹を切り倒し、船を作りました。それでも、木は幸せでした。
老人になった少年は、「もう欲しいものはない。だた、座って休む場所があればいい」といいます。木は、自分の切り株を差し出した、という話です。
***この木は、「親」に例えて描いている絵本に感じました。私も成人した2人の子どもがいますが、なかなかこの「木」のような愛を子どもたちに注げないでいます・・・。 「おおきな木」は、日本語版と英語版があります。
5月17日(日)その2 カウンセラーの眼
「誰の可能性にも限界はないのです」
<カウンセラーの眼>人間の可能性には限界がないのです。このことを「孫 正義」氏は自叙伝で語っています。
私たちは、皆、同じ人間です。誰の可能性も限界はないはずです。限界があるとすれば、それは自分で「限界ライン」を引いてしまったからです。
どうか、矢中生、職員たちは自らの期待値を上げて、自分の「描いた可能性」に挑戦していってください。
「孫 正義」氏は、父親は養豚業を営み、幼少の頃は、父親にたのまれて、豚のえさにする残飯を近所で集めているような少年でした。
小学校の頃から成績は良く、「天才」と言われて育ち、高1の夏休みにアメリカへ1ヶ月間の「留学」をしました。孫氏はこの時、「人生は短い。今、行動しないときっと、後悔する。」と思い、アメリカの高校2学年に編入します。食事中もトイレ中も歩いているときも教科書を離さず猛勉強して、編入3週間後に「大学検定試験」合格することに挑戦したそうです。
***参考文献 「月刊プリンシパル」 学事出版 2015年5月号 64,65ページ
その2 カウンセラーの眼「宇宙に行きたい!」
<カウンセラーの眼「宇宙に行きたい」> 現在、東京理科大学副学長(前 宇宙飛行士) 向井 千秋さんのインタビュー記事で、注目するものがあったので、記載します。
内容は、今から50年後、宇宙へは誰でも行ける時代になってきます。いわば、「宇宙商業利用」の時代とでもいいますか、「宇宙旅行」の時代になっているんです。
「宇宙飛行」には、一人、数十億円かかると言われますが、数千万円で「弾道飛行」し、宇宙空間に数分出たり、地球を2,3周回ってみたりという飛行が検討されています。地球1周は90分ですから、日帰りして地球に帰還することも可能だそうです。
***「ちょっと、外国へ行ってきます。」が、50年後には「ちょっと、宇宙へ行ってきます。」という時代も近いのかもしれませんね。 参考文献「月刊 プリンシパル」学事出版 2015,5月号 10ページから
5月16日(土)小雨、曇り その1 校長室コラム
<校長室コラム「たかはらまつりに参加しました」> 本日、10時からたかはら学園で、「地域交流たかはらまつり」が開催されました。校長宛に、招待状が届いていましたので、例年参加しています。
朝から、あいにくの「小雨」模様で、会場を校庭から体育館に移動しての開催となりました。学生ボランティアで、地元の片岡中学校と矢板高校福祉科の生徒たちが10数名ずつ参加していました。過去に矢板中からもボランティアで参加していましたが、最近はボランティア依頼はありません。 ボランティアの中で、矢高生の2人が「校長先生、おはようございます。」という声をかけてきたので、見ると今年の卒業生でした。
今回のイベントでは、「野州轟太鼓」や「よさこいソーラン」、「のど自慢栃木大会合格者の歌声」、などの他に13時15分から「酒井法子さんのステージ」もありましたが、私は私用があり午前中で失礼させていただきました。
<地区春季大会に向けて> 昨日の各部の練習風景です。どの部も22日(金)からの「地区大会」に向けて、練習に力は入っています(相撲大会は25日開催)。冬場からの練習の成果が発揮されることを期待しています。