その3 カウンセラーの眼「愛着が結べない子は・・・」
<カウンセラーの眼「愛着が結べない子はどうなるのか?」> その子の人生を左右する重要かつ不可欠な「愛着形成」に、次のような親からの問題が起きると「愛着障害」を起こすことがあります。
問題となる親(母親)からの「愛着」の対応は・・・
1 親が子どもに無関心のとき
2 親自身が不安が強く極度の神経質のとき
3 子どもに一貫性のないしつけをするとき・・・厳格すぎ、過干渉、甘やかし、思いどおりにならないと突き放す、よい子像を求めすぎる など
4 親からの虐待があるとき
生育歴のなかで、上記のような「愛着の問題」があると、子どもは愛着の絆が断たれ、愛着欠如の状態になります。
その結果、子どもの心の面や人格形成に「不満を抑える力の低下」や「対人関係を築く力の低下」などの障害が生じることになります。
***参考資料 山岡祥子(臨床心理士)講演(H27,1,19)資料から