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10月15日(水)その4 カウンセラーの眼
「子供部屋の内鍵はかからないように・・・」
<カウンセラーの眼「子供部屋の内鍵はかからないようになっていますか?」>中学校3年間は子供たちは、心身ともに大きな変化の時期になってきます。
体は「第二次性徴」が起こり、大人の体に変わる時期です。
「心」の面では、「自我」作り、「自分」作りをはじめる時期にもなっていきます。
これらの2つの重要な成長過程の中で、子供の「心」の中にはプラス面の喜びや好奇心と同時に、マイナス面の不安や自己罪悪感なども感じる時期になっていきます。
このような複雑な心と体の成長の時期にあって、「親子」が隠さず開かれた関係、何でも話せて相談できる関係作りができていることが大切です。
そこで、私の提案ですが、「子供部屋」の内鍵がない、かからない部屋であってほしいのです。
特に、男子は親の目が届かないことで心のブレーキがかからず、「秘密」や「問題行動」を増幅させる事例をたくさん見てきました。「子供部屋の内鍵」を話題にして、お子様と話し合う機会になれば幸いです。