過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

カテゴリ:活動の様子

3月25日(水)その3 生徒のようす「24日の学級活動で」

 
 
 

<生徒のようす「24日の学級活動で」> 昨日の3,4校時「学級活動」中、校内を回ってみました。クラスそれぞれの「色」や「個性」、「特色」を感じることができました。

「通知票」を一人ひとりにコメントしながら手渡しているようすや、「通知票」をもらった生徒たちの表情や友達と会話しているようすなど、見ることができました。

末廣先生は、生徒たちから「色紙」と「花束」を、青木先生は「寄せ書き」と「大きな花束」を受け取っていました。

***「一年一生」(いちねん いっしょう)の思いで、この1年間、それぞれ担任がクラスの生徒たちと関わってきて、とりあえず今年度の最終日。生徒たち、そして担任たちも心に残る思い出や、たくさんの財産が、たくさんできたことと思います。

その2 生徒の活動「美術部 陶芸体験教室に」

 

<生徒の活動「美術部 陶芸体験教室」> 21日(土)に、美術部(参加10名)は「陶芸体験教室」で益子町へ出かけました。

「つかもと」で、ロクロを回しながら、各自思い思いの「皿」や「湯飲み」、「花瓶」などを作製しました。写真をみると、「売り物」になるような作品も出来たようです。

「校長も一緒にどうですか?」と、浅見先生に勧められたのですが、今回は「家のお墓まいり」を優先して、参加しませんでした。また、機会があればご一緒させていただきます。

その2 新入生オリエンテーション開催 

            

<新入生オリエンテーション 開催> 昨日の「卒業式」の余韻が残っている生徒もいたと思いますが、今日は13時40分から体育館で、「新入生オリエンテーション」を開催しました。 6年担任の方から、今日の矢中の「オリエンテーション」の話は、よく聞いていたと思いますが、開始時刻に登校できない(理由なしで)子どもたちが7,8名いました。担任が、携帯電話で、子どもの自宅に電話してくれた家庭もありました。

今日のオリエンテーションの内容は、次のとおりです。

1 校長の話・・・(1)1年生全員も矢中の「スタッフ」であるという話をしました。(2)本校のMISSION「Happiness」実現のために、1年生全員、期待していることを話しました。

(3)栃木県で「一番」の学校を作るために、手助けをしてほしいことも伝えました。

(4)最後に、「校歌」を紹介する意味から、水越先生のピアノ伴奏で校歌1番を歌い、新入生に聴かせました。

2 学習の話・・・大金 誠学習指導主任から、中学校の教科や定期テスト、家庭学習についての話がありました。 春休み中、読書10冊という、宿題(家庭学習)がでました。

3 中学校の生活・・・「めあて」を持って生活しよう。「自主的」に活動しよう。「善悪」を判断すること。本当の「友達」を作ろう。「交通安全」に注意して登下校すること、などについて、話がありました。

4 校歌練習・・・吹奏楽部員が、「校歌」を歌って1年生に聴かせてくれました。その後、合唱部と一緒に、数回、「校歌」の練習をしました。 はじめて歌う「校歌」に、自信なさそうに小さな声で、歌っていました。4月以降は、歌詞も覚えて、大きな声で歌ってくれると思います。

***なお、同時開催で、各校からの6年担任と養護教諭が集まり、研修室と保健室で「情報交換」を行いました。

その3 2年対象の高校説明会 開催

   

<2年対象の高校説明会 開催> 今日の5校時,6校時をつかい、体育館を会場に、2年生とその保護者を対象に「高校説明会」(新規事業)を開催しました。

この時期(3月)から、自分の進路や将来について視点をもってもらいたい、目を向けてほしいという願いを込めて、塚原進路指導主事の計画により開催しました。 地区内の各高校とも、こちらのお願い(依頼)に対して、快く引き受けていただき、各校15分~20分ずつ、学校説明をしていただきました。 説明をいただいた高校名と職員のお名前、内容を掲載します。

〇矢板高校(総合選択制専門の高校)農場長 大塚 典夫先生・・・4学科の特色や生徒のようす、部活動での活躍などを中心に、お話しいただきました。

〇矢板東高校(中高一貫校 普通科)教務 潮田 康夫先生と進路指導主事 佐藤 和彦先生・・・進路先、特に国公立大の合格率が増加している点と、特色選抜の資格要件を中心にお話し、いただきました。

〇高根沢高校(総合選択制)教務主任 小口 正人先生・・・入試倍率が上がり、学習面、部活動面でも好成績を収めている高根沢高校。「今、伸びている高校」をキーワードに、力強い話をされていました。

〇さくら清修高校(総合学科)主幹教諭 関沢 幸夫先生・・・全国初の総合学科の高校(平成18年創立)。5系列、選択科目の多様さを強調されていました。学校行事の日時紹介などをしてくださいました。

〇矢板中央高校(私立 普通科 スポーツ科)校長 五味田 謙一先生と広報担当 手塚 正昭先生・・・施設や設備の良さを画像で紹介。普通科特進コースαクラスとβクラスのきめ細かな指導実績。スポーツ科の特色。「サッカーの矢中央」と全国に知られてきた、部活動の紹介。進路先も国立大をはじめ、多くの私立大にも多く合格していることなど、お話しいただきました。

〇自衛隊高等工科学校(各種学校)広報部 西田さん・・・どんな学校か? 何を学ぶか? 回答は、全寮制で、授業料なし。小遣い支給される3年生の学校です。普通科の教科及び、専門教育を学び、卒業と同時に高校の卒業資格が得られます。卒業後は、「防衛大学」や「パイロットの専門学校」などに進学します。 内緒で聞いて見ると、5教科で7~8割以上の得点がとれて、将来、自衛隊で活躍したいという意欲がある生徒は是非、受験してほしいということでした。学校は横須賀市内にあります。

***10年前、20年前の高校といえば、「県立と私立」、学科は「普通科」と「工業科」、「農業科」、「商業科」。そして、「専門学校」がありました。しかし、県立高の学科再編により、色々な特色ある学科が誕生しています。それが、今日、説明いただいた「中高一貫校」や「総合選択制専門校」、「総合選択制校」、「総合学科」、「普通科」などがあります。 生徒たちや親におかれましては、今の高校に対する疑問や問題の解決になった、2時間だと思います。

***高校説明会の最初に、「校長のはなし」がありましたので、

1 まずは高校ありき!ではなく、 20年、30年先の自分の「夢」、「将来」を考えてから、高校を選択するように話しました。

2 私の29歳、長男の中学校時代の話をしました。 中3で、本人が進路や夢を決定し、「アルトサックス」を買ってほしいと訴えてから、現在の職業(幹部)に就くまでの話を、私ごとですが、話させていただきました。

子供(お子さん)の可能性や能力は、親が、予想、計り知れないものがあることをお伝えしたく、話させていただきました。

***来校いただきました、関係高校の校長先生をはじめ、職員の皆様に感謝を申し上げます。 今回の企画は、2年生そして保護者の皆様にとっても、有効なものと、私は考えています。

その2カウンセラーの眼「LINE時代のいじめ!?」


<カウンセラーの眼「LINE時代のいじめ!?」> アニメ、「ドラえもん」のキャラクターを思い浮かべてください・・・。 「いじめっ子は誰?」と聞かれて思い浮かべるのは、「きかんぼうのジャイアン」だと思います。

逆に、「いじめられっ子は誰かな?」と聞かれると、「力も弱く勉強もできないのび太」と答えると思います。

「スネ夫」はジャイアンの横で、「虎の威を刈るキツネ的」に演じているので、いじめられません。

「できすぎ君」は頭がよく、学級委員長タイプですから、いじめられないタイプです。

現在、「SNS」、「LINE」の時代では、いじめられるのは「ジャイアン」タイプで、逆にいじめるタイプは「しずかちゃん」という、意外なことが起こることが起こっています。

おりこうさんで、友達の調整役を演じる「しずかちゃん」が、裏に回って順番にターゲットを変えながら、クラスの中に君臨するのです。人望の厚いしずかちゃんは、担任から信頼され「よい子」像が出来上がっているので、なかなか発見できないことで、いじめがエスカレートしていきます。

***少子化や核家族化、高齢化社会、誰もがスマホを購入できる時代になり、「SNS」の「LINE」でコミュニケーションをする時代になったことで、「いじめ」の概念が変化するかもしれません。昔のような暴力的な「いじめ」から「文字や情報」を使った陰湿な「いじめ」へと変化していくかもしれません。

***参考文献 「日本教育新聞」(平成27年2月16日) 8面 竹内和雄先生(兵庫県立大学環境人間学部准教授)の記事から