旧「今日のできごと」

日誌

歌唱指導(三春校)

PinSプロジェクトでお世話になっている大友さんが、三春校に来てくださいました。

 

今回は、大友さんが子どもたちのために歌唱指導をしてくださいました。

 

「上手、下手は気にしなくていいからね。変声期の人もいるかもしれないから、音程がはずれても大丈夫。

 とにかく元気よく歌うことと、リズムを意識して歌おう。」

と、アドバイスをいただきました。

 

短時間ではありましたが、中身の濃い練習ができました。

大友さんからおほめの言葉をいただいて、子どもたちも自信をもつことができたようです。

 

新しく開校する富岡小学校の校歌が完成すると、今後子どもたちがレコーディングを

することになっています。

今日のご指導をもとに、歌唱練習を続けていきたいと思います。

移動水族館(富岡校)

今日は、アクアマリンふくしま(いわき)から、移動水族館「アクアラバン」が来校しました。

 富岡は、海の近くにあるものの、あまり海の生物に触れる機会がありません。今日は、実際に生き物に触れることができた貴重な体験となりました。また、アクアマリンの職員の方による、はく製の観察・説明会も行いました。

~タッチプール体験~

【海の生き物に触れる子どもたち】 一番、興味津々だったのは、低学年のお友だちです。

 

水の中でやさしく触れる高学年のお友だち!進んで、質問もしていました。

 

 

~ハンズオン(はく製などを用いた生き物の観察)~

【実物の大きさにおどろく子どもたち】 

 

 

はく製などは、実際に生きていた動物たちを、特殊な方法で保存した物でした。動物たちの命をいただきながら

貴重な学習ができました。子どもたちの様子やつぶやきの中からも、感謝の気持ちが伝わってきました。

 

幼小中合同練習(三春校)

幼稚園、中学校のみなさんとの合同練習も始まりました。

 

全員で発表するプログラムについては、動きやタイミングなどをみんなで確認し、

息のそろった演技ができるように練習しています。

 

今年のよさこいは、子どもたちが考えたオリジナルの振り付けが途中で入ります。

昨年できなかった「南中ソーラン」も復活します。

 

「富岡わがまち」では、子どもたちだけでなく、全教職員が参加します。

今年はピアノ伴奏だけでなく、ハンドベル・ハンドチャイム・鉄琴・弦楽器なども加わります。

 

幼稚園さんの練習も、順調に進んでいます。今年はたった一人の発表になりますが、

毎日一生懸命練習してきました。かわいい演技に大きな拍手をお願いします。

 

保護者の皆様、今年は特に、一人一人が大切な役割を担っています。

発表会本番まで、ご家庭でも体調管理へのご協力をお願いいたします。

放射線教室(富岡校)

本日、福島大学の河津賢澄(かわつ けんちょう)先生や環境省の方をお招きし、放射線教室を行いました。

目には見えない放射線について、分かりやすく教えていただきました。また、中・高学年では、食品や学校周辺の放射線測定を行いながら、実践を通して学ぶことができました。

~放射線教室【1・2年生】

「放射線ってなぁに?」について、紙芝居をとして学習しました。

霧箱体験も行い、放射線が通った様子を観察することができました。まとめのクイズでは、全問正解者が続出‼ 

 

~放射線教室【3・4年生】

放射性物質から放出させるガンマ線などを測定できる『サーベイメーター』を用いて実習を行いました。

この測定器は、毎朝、中学生が使っているものと同じ性能を持っているものでした。(下記参考)

    

①食塩②こんぶ③ポテトチップ④やさしお⑤校庭の土⑥鉱物⑦生活空間⑧肥料の8つから、

いちばん放射線が高そうなものを予想していから測定しました。

子どもたちのいちばん多かった予想は「校庭の土」でした。

理由は、「大昔からずっとあるものだから」というものでした。

  

測定結果・・・いちばん高く数値が出たのは、『肥料』でした。この結果に、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

~放射線教室【5・6年生】

5・6年生は、屋外に設定されたいくつかの地点の放射線測定を行いました。地面から50㎝の高さを測定しました。

実際に測定してみると、校庭に設置されている「モニタリングポスト」の数値とは違うことにおどいていました。

 

測定した後は、グループの結果を交流しました。子どもたちの多くは、「双葉郡は、放射線量が高い」と思い込んでいましたが、「放射線は、どこにでもあり、多すぎると危険」であることに改めて気づくことができました。

 

 

合奏練習(三春校)

学習発表会の小学校発表といえば、教職員も全員参加した合奏が、児童の発表の後に加わるのが

恒例になっています。

 

これは昨年の様子です。

 

今年度は、さらにパワーアップして最後の学習発表会を盛り上げるために、

幼稚園のお友達や先生方も加わってくれることになりました。

朝の会や帰りの会などの時間を利用して、合同練習を続けています。

 

子どもたちにはそれぞれソロパートが用意されていますので、お子さんからは決して目を離さないように

しっかりご覧になってください。

 

さらに、今年は演奏だけでは終わりませんよ!

さらにさらに、今年はスペシャルゲストも参加してくださるかもしれません!!

保護者の皆様、当日は子どもたちの演奏に負けない位の大きな手拍子で、会場を盛り上げてください。

どうぞよろしくお願いします!

図工の授業(三春校)

1週間前にこのホームページでご紹介した、オリジナルデザインTシャツ作りの続きを

行いました。

 

今日はTシャツに色を付けていく作業になりますが、注意点についてみんなで

確認しました。

 

Tシャツの背中側にインクが染みないように、中に新聞紙を入れます。

 

先週作った型紙を・・・

 

模様を入れたい場所に置いて、動かないようにテープで固定します。

 

インクは、塗るというよりもポンポンと軽くたたいていくようなイメージで

付けていきます。

 

校長先生のTシャツも、子どもたちがデザインして作りました。

 

保護者の皆様、学習発表会当日はお子さんの演技だけでなく、ぜひオリジナルデザインTシャツにも

注目してください。教員も、自作のTシャツを着て参加します。お楽しみに!

秋を見つけたよ(三春校)

今週に入って冷たい雨が続きましたが、昨日は秋晴れの清々しい天気になりました。

 

せっかくのいい天気なので、幼稚園のお友達が秋を探しに行きました。

 

緑色だった桜の葉もすっかり色づき、触るとパリパリと音がして気持ちがいいです。

どんぐりも見つけることができました。

 

坂の途中には、栗がたくさん落ちているところもありました。

先生の持っている袋の中は、拾ったどんぐりや栗であっという間にいっぱいになりました。

 

落ち葉をU字溝に落としてみると、おとといまで降っていた雨水に乗って、どんどん流されていきます。

葉をちぎって入れてみたらもっと速く流れていくことに気が付き、夢中になって遊びました。

 

幼稚園のお友達にとっても、今度の学習発表会は最後の学習発表会となります。

当日もいいお天気に恵まれるといいですね。

研究授業(三春校)

今回は、6年生国語科の研究授業を行いました。

 

前郡山市立穂積小学校長の松本浩一様を指導助言者にお迎えし、「やまなし」の授業を行いました。

松本先生は、震災前に富岡第一小学校に勤務されていたこともあり、私たちの学校に縁のある先生です。

 

12月の場面で、作者の宮沢賢治が伝えたかったことについて、5月の場面と対比したり作者の生き方や考え方と

照らし合わせたりしながら読みを深めていきました。

 

事後研究会では、本時の授業のみならず、私たちが日頃国語科の指導について悩んでいることに対して、

これまでの研究や実践例を具体的に挙げながら分かりやすくご指導していただきました。

今回ご指導いただいたことをもとに、さらに研究を深めてまいります。

ご指導ありがとうございました。

全校集会(三春校)

普段の全校集会は教室で行うことが多いのですが、この日は体育館で行いました。

 

学習発表会が近づいてきているので、各学年の発表の流れを確認するためです。

 

児童数が少ないため2年生の発表にも他の学年が加わりますが、この日は教員が加わって

説明しました。

 

三春校開校以来最も児童数が少ない分、それだけ一人一人の見せ場もせりふもたっぷりあります。

 

三春校最後の学習発表会のスローガンは、「『ありがとう』最高の思い出を永遠に」です。

小学生がみんなで相談して出し合った意見を、中学校の生徒会のみなさんにお伝えし、最終的に

このように決まりました。写真は、中学校で水道の壁に掲示してくれたものです。

 

今後ますます練習が本格化していきます。気温差が激しく、体調を崩しやすい天候が続いていますので、

ご家庭でも体調管理をよろしくお願いいたします。

給食室建設日記(富岡校)

骨組みができたら、周りの作業がどんどん進んでいるようです。

屋根の上に板状のものをどんどん乗せて緑のシートを貼っていました。

校舎との連絡通路にコンクリートが入り、固まるのを待っているようです。

昨日今日の雨の中、作業を頑張ってくださっています。

雨の中、滑らないのかと心配になりますが、特別な靴を履いているのかもしれませんね。

床の部分に、水色の断熱材のようなものを設置しています。たくさんの人が寒い中作業を頑張ってくださっています。

永桜祭に向けて(富岡校)

10月30日に行われる永桜祭では、小中で手話を行います。「にじ」という曲についての手話です。子ども達は、表現塾やサマースクールで、青木先生に指文字などの手話を教わってきています。また、昨年低学年ではこの曲を手話をしながら集会で発表したりしました。

今日は、青木先生に来ていただいて、練習の指導をしていただきました。手話の意味やポイントなどを教わりました。

言葉としての手話が、きちんと相手に伝わるよう、今後も練習していきたいと思います。当日は、保護者の皆様にもぜひ参加していただきたいと思いますので、子ども達に教わってみてください。

民報出前講座(富岡校)

福島民報新聞社の坪井さんに来ていただき、民報出前講座で新聞について教えていただきました。

今日の新聞をもとに、新聞のことを詳しく教えていただきました。

実演として、気になる記事を切り抜き、分かったことや感想などをまとめる活動を行いました。

白鳥が来たという実際の記事をもとに、見出しをつける練習をしました。記事の文章をもとに考えよう、答えなんてないから自分で考えてみようと教えていただきました。考えた見出しを代表の人が発表。同じ記事でも、様々な見出しがあってなるほどと感心していた子ども達。

様々な学習で新聞を書くことがあるので、今後の学習に生かしていきたいと思います。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、葛尾小学校との思い出です。

 

葛尾小学校のみなさんは、帰村するまでの間、三春町の旧要田中学校で学校生活を送っていました。

平成28年頃は、まだ遠隔合同授業の設備もなく、同じ双葉郡から三春町に避難してきている学校同士と

いうこともあり、年間を通じて様々な交流をしていました。

 

葛尾小学校で杉山亮先生のお話会が行われた時に、三春校の児童を招待してくださった時の写真です。

この当時は、両校を合わせると、児童数は24名もいました。

 

三春校で行われた、スポーツ集会です。お互いの学校の児童会が中心となり、みんなで楽しめるスポーツを

考えて交流していました。普段の体育の時間にも頻繁にお互いの学校を行き来して、一緒に授業を行って

いました。

 

見学学習をする時には、単元や授業の進み具合を調整して、一緒に行けるように工夫していました。

これは、4年生の社会科の学習ですね。

 

こちらは、1年生の生活科の学習です。片曽根山森林公園に森の案内人さんと一緒に行ってきました。

三春校に戻った後、拾ってきたどんぐりなどを使って仲よく木工作品を作りました。

 

時には、葛尾小学校の教室で学年ごとに合同授業を行うこともありました。

三春校の児童・教職員の分も給食を手配してくださり、大勢で食事をとる楽しさを味わえる機会を

設けてくださいました。

 

なわとび記録会も、葛尾小学校で実施していた行事の1つです。

当日は両校の保護者の皆様もたくさん駆けつけてくださり、大きな声援をおくってくださいました。

 

葛尾村に帰村してからも、このホームページでご紹介してきたように、ずっと両校の交流は続いています。

三春校は閉所しますが、高校生や社会人になってから、またどこかで一緒になることがあるかもしれません。

いつまでも、お互いに助け合い、励まし合っていける関係が続いていくことを願ってやみません。

図工の授業(三春校)

今日の図工の時間は、オリジナルデザインTシャツ作りをしました。

今月予定されている学習発表会の衣装にするためです。

 

これまでの版画の学習の経験を生かすことで、Tシャツに自分の好きな模様を付けることが

できます。

 

iPadを使って、どんなイラストや模様にするかアイディアを練ります。

 

Tシャツのサイズに合う大きさになるように意識しながら、イラストを描いていきました。

 

イラストが描けたら、カッターナイフで切り取っていきます。

 

次回は、実際にTシャツに模様を付けていく作業に入ります。

どんな作品に仕上がるか、今からとても楽しみです。

体育研究授業(富岡校)

中学年の体育で研究授業を行いました。今回の研究授業は、OJT(On-the-job Training)として普段の授業を見合い、よりよい授業のための研修を目的にしています。

今日の授業のめあてを確認。

ハードルをより上手に跳べるように、ペアになってタブレットで動画を撮影し合いました。

お互いの動画を見合い、良かったところや気を付けた方がいいところなどを伝え合いました。エアドロップで動画を送り合うことができるので、自分のタブレットで、友だちの動画を見て参考にすることができます。

最後は、自分の練習ポイントに気を付けながら何度も練習し、上手に跳べるようになってきました。動画だと、客観的に見ることができるのでとても分かりやすいようです。

防災無線録音(富岡校)

防災無線の録音に代表の6年生4名が参加しました。今回は防犯に関する内容でした。

「あやしいぞ お金の電話 さぎかもよ」

と、振り込め詐欺に対する注意喚起を呼びかけました。この放送が、町民の皆様の安心安全な生活につながることを願っています。

上手に伝えることができました。

中学校との交流(三春校)

同じ校舎で学ぶ中学校のみなさんは、小学校や幼稚園との交流の機会をたくさんつくってくださいます。

毎日中学校の先生方が小学校の授業にも加わって一緒にご指導してくださるだけでなく、

生徒のみなさんも小学生に教えにきてくれます。

 

この日は、中学校の「English Day」でした。英語の授業だけでなく、他の教科等でもALTを活用しながら、

できるだけ英語に触れるように授業を行っているそうです。

その一環として、休み時間に小学校の教室に来て英語の絵本の読み聞かせをしてくれました。

 

    3年前のEnglish Dayの様子

3年前、6年生だった時には、当時の中学生から英語の読み聞かせをしてもらっていました。

中学3年生になった今は、小学生に読み聞かせをする立場になっています。

 

中学1年生も、幼稚園時代に自分が過ごしていた教室で、幼稚園のお友達に英語の本を読んでくれました。

幼稚園時代を知っている先生は、堂々としたその成長ぶりに大変驚いていました。

 

小学生からは、

「英語で読むだけでも難しいのに、怒っているところではちゃんと怒っているように読んでいて

 さすがだなと思いました。」

「私の妹は本が好きなので、自分も中学生になったら英語の本を読んであげられるようにがんばりたいです。」

などの感想が聞かれました。

 

様々なことにいつも熱心に取り組んでいる中学生のみなさんは、小学校を卒業してからも憧れの存在です。

これからもいろいろなことを教えにきてください。ありがとうございました。

給食室建設日記(富岡校)

給食室の鉄骨がどんどん組み立てられ、頑丈な建物になる様子がよくわかります。たくさんの作業員の方が、手作業で工事を進めてくれています。屋根や壁の鉄骨がだいぶ増えました。

 

校舎との連絡通路にも、先日の鉄骨に木枠が組まれました。

この後コンクリートを流し込んで土台になるのだと思います。

 

東京都、岡山県との交流(三春校)

東京都東大和市立第十小学校と岡山県久米郡久米南町立弓削小学校のみなさんと一緒に、

6年生が交流授業を行いました。

今回は初めての交流授業なので、お互いの学校紹介から始まりました。

 

第十小学校の児童数は620名以上で、校庭には大きな桜の木がたくさんあるそうです。学校の周囲には

モノレールが走り、工場や高層マンション、団地に囲まれていて、晴れた日には富士山もくっきりと

見えるそうですよ。6年生のみなさんは、委員会やクラブ活動をがんばっていると話してくれました。

 

 

弓削小学校の児童数は50名以上で、久米南町には美しい棚田があり、野菜や果物の名産地とのことでした。

学校では川柳学習と特産品のきゅうり栽培に力を入れていて、給食にはシャインマスカットやピオーネなども

出ることがあるそうです。

 

三春校の学校紹介は、このホームページでもご紹介してきた児童が昨年編集した映像資料を各校に送って

見ていただいたので、それぞれ自己紹介を行いました。

 

次は質問タイムです。

Q 好きな給食のメニューは何ですか?

弓削「ジャージャー麺が好きです。」

三春「ABCスープです。」

 ABCスープは、他の学校にも何のことだかちゃんと伝わりました!

第十「揚げパン!」

弓削「弓削では、ラーメン・野菜・揚げパンの3点セットです。揚げパンはデザート!」

 揚げパンがデザートだなんて、みんなびっくりしていました。

 

その他にも、

「人数が多くて大変なことはありますか?」

 →「手洗いが混み合って、休み時間ぎりぎりになってしまいます。遊具の取り合いになります。」

「かくれんぼをすることはありますか?」

 →「人も隠れる所も少ないので、すぐに見つかってしまいます。」

 →「人数が多いので、人に紛れて隠れることができます。」

など、お互いに初めて同士とは思えないほど楽しく盛り上がっていました。

 

 最後に、三春校の映像資料について感想を話してもらいました。

「『助け合い』『協力』という言葉が出てきていたけれど、三春校は何百人もいる学校の何倍もがんばっていると

 思いました。」

「人数は少ないけれど、人と人のつながりがすばらしいと思いました。」

 

距離は離れていても、45分の交流でお互いの心の距離をぐっと縮めることができました。

卒業まで半年しかありませんが、これからの交流授業がますます楽しみになってきました。

第十小学校、弓削小学校のみなさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!

クラブ活動(富岡校)

今日のクラブ活動は、アクアリウムづくり。席決めや材料の準備などは、高学年の皆さんが頑張ってくれました。

代表の6年生が、作り方を教えてくれました。

好きな形の瓶を選んで・・・

消毒します。

準備してもらったドライフラワーや造花を、工夫して詰めます。

どんな風に見えるか、一生懸命考えました。

最後に、液体を流し込んで出来上がり!きれいな作品ができました。