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あの日 あの時(三春校)
今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。
今回ご紹介するのは、葛尾小学校との思い出です。
葛尾小学校のみなさんは、帰村するまでの間、三春町の旧要田中学校で学校生活を送っていました。
平成28年頃は、まだ遠隔合同授業の設備もなく、同じ双葉郡から三春町に避難してきている学校同士と
いうこともあり、年間を通じて様々な交流をしていました。
葛尾小学校で杉山亮先生のお話会が行われた時に、三春校の児童を招待してくださった時の写真です。
この当時は、両校を合わせると、児童数は24名もいました。
三春校で行われた、スポーツ集会です。お互いの学校の児童会が中心となり、みんなで楽しめるスポーツを
考えて交流していました。普段の体育の時間にも頻繁にお互いの学校を行き来して、一緒に授業を行って
いました。
見学学習をする時には、単元や授業の進み具合を調整して、一緒に行けるように工夫していました。
これは、4年生の社会科の学習ですね。
こちらは、1年生の生活科の学習です。片曽根山森林公園に森の案内人さんと一緒に行ってきました。
三春校に戻った後、拾ってきたどんぐりなどを使って仲よく木工作品を作りました。
時には、葛尾小学校の教室で学年ごとに合同授業を行うこともありました。
三春校の児童・教職員の分も給食を手配してくださり、大勢で食事をとる楽しさを味わえる機会を
設けてくださいました。
なわとび記録会も、葛尾小学校で実施していた行事の1つです。
当日は両校の保護者の皆様もたくさん駆けつけてくださり、大きな声援をおくってくださいました。
葛尾村に帰村してからも、このホームページでご紹介してきたように、ずっと両校の交流は続いています。
三春校は閉所しますが、高校生や社会人になってから、またどこかで一緒になることがあるかもしれません。
いつまでも、お互いに助け合い、励まし合っていける関係が続いていくことを願ってやみません。