旧「今日のできごと」

2022年2月の記事一覧

明星小学校との交流(三春校)

富岡校の6年生と一緒に、東京都にある明星小学校とオンラインで交流しました。

 

明星小学校との交流は以前からずっと続いており、明星小学校の先生方が三春校で授業をされたり、

富岡町の児童が明星小学校を訪れて一緒に授業を受けたりしてきました。

コロナウイルス感染症が広まってからは行き来することができなくなってしまいましたが、今回は

オンラインで交流する機会をもつことができました。

 

明星小学校の6年生は、クイズを通して明星小学校の紹介をしてくれました。

Q「校長先生のキャッチフレーズは?」

 ①すっきり気持ちよく ②さっぱりレモン ③スカッとさわやかに

Q「授業や行事の前後に必ずすることは?」

 ①歌を歌う ②瞑想 ③凝念

など、明星小学校ならではの特徴をたくさん教えていただきました。

答えが気になる方は、明星小学校のホームページをご覧になってみてください。

 

富岡校の6年生は、「富岡第一・第二小学校の校歌を未来につなぐ」というテーマで総合的な学習の時間に

学習したことを、動画やクイズにして発表しました。

学校の歴史や校歌に出てくる地名などについての説明もあり、三春校の児童にとっても興味深い内容でした。

 

 三春校は、明星小学校のみなさんからいただいた質問に対して、自分の言葉で考えを述べていきました。

「まだ震災の影響はありますか。」「震災後、どのような対策をとっているのですか。」

「どこまで復興が進んでいるのですか。」

といった福島県や富岡町全体に関わるものから、

「学校での1番の楽しみは。」「学校の中を見てみたい。」「地域の方との交流は。」

など、三春校の学校生活に関わる内容のものまで、時間が足りなくなるほどたくさん交流することができました。 

 

明星小学校みなさん、直接お会いすることはできませんでしたが、大変貴重な時間を共有することができました。

本当にありがとうございます。またいつの日かお目にかかれることを楽しみにしています。

ライブ授業(三春校)

2年生が、葛尾小学校の低学年のお友達と一緒に道徳科の学習をしました。

 

この日の授業では、自分にもよりよく成長したいという心があることを自覚し、努力していこうとする

実践意欲と態度を育てるのがねらいです。

 

資料を読んで、「わたし」が折り紙で本物の鶴が飛んでいるように折ることができたのはどうしてなのか、

みんなで話し合って意見を出していきました。

 

こうして葛尾小学校のお友達と一緒に勉強できる日も、数えるほどとなってきてしまいました。

葛尾小学校のみなさん、最後までどうぞよろしくお願いします。

なわとび記録会(三春校)

令和3年度ふくしまっ子健康マネジメントプラン体力向上ムーブメント事業「みんなで跳ぼう!なわとびコンテスト!」の種目を参考に、なわとび記録会を実施しました。

 

体育の授業だけでなく、朝の運動タイムや休み時間などに練習に取り組んできたこれまでの記録をもとに、

一人一人が今日の目標を発表しました。

 

低学年は前回し跳びと後ろ回し跳び、高学年は前回し跳びと二重跳びを、学年に応じた制限時間内に

何回跳べるか計測していきます。

その結果、全児童がこれまでの自己記録を見事に更新することができました。中には、2種目とも

更新することができた児童もいました。

 

長なわ跳びでは人数が少ないため、教員も参加して行いました。

短なわ跳びで力を使い果たしてしまったのか、長なわ跳びでは記録更新とはいきませんでしたが、

最後まで息の合った跳躍を見せてくれました。

 

なわとび記録会もこれで最後となりましたが、全員が校長先生からメダルをかけていただき、すばらしい

記録会となりました。

映像作品上映会(三春校)

5年生が、総合的な学習の時間を利用して三春校の歴史についてまとめた作品の上映会を行いました。

当初の予定では、富岡町に出向いて富岡校とふたばいんふぉの2箇所で実施する予定でしたが、

感染症対策のためにオンラインに変更して開催しました。

 

「ありがとう私たちの三春校 思い出を未来につなげよう」と題したこの映像作品は、三春校に関わってきた

様々な人にインタビューをし、それぞれの人にとって三春校とはどういうものか取材をすることを通して、

自分たちの三春校を5年生の視点で深く見つめ直す内容となっています。

 

この上映会には、この映像制作にご協力いただいた方々はもちろんのこと、富岡町や富岡校のみなさん、

高野小学校の校長先生や5年生のみなさん、遠くはオーストラリアのシドニー在住の方までが参加して

くださいました。

 

参加してくださった方々からは、

「映像を見ていたら、涙があふれて止まらなくなりました。三春校のみなさんの幸せを祈っています。」

「10年後にみんなで集まって、もう1度この作品の上映会をぜひ開いてほしいです。」

「私は富岡町で生まれ育ち、富岡一小一中を卒業して現在富岡町に住んでいます。みなさんは富岡町の

 学校の歴史を大切につないできてくれた大事な後輩です。いつも応援しているので、いつでも富岡町に

 来てください。」

など、たくさんの感想や励ましのお言葉をいただきました。

 

三春校の歴史は、三春校を応援し続けてくださっている多くの方々と共に歩んできた歴史でもあります。

皆様への感謝の気持ちを抱きながら、閉所までの日々を大切に過ごしてまいります。

英検Jr.(三春校)

外国語の授業を受けている高学年の児童が、英検Jr.に挑戦しました。

 

CDから流れる英語を聞いて、聞き取った内容に合ったイラストなどに◯をつけていきます。

ブロンズ・シルバー・ゴールドの3つのグレードがあるので、それぞれの学習進度に合わせたグレードを

選択しました。

 

最後まで落ち着いて試験に臨むことができ、どの児童も手応えを感じていました。

いつもお世話になっているバイロン先生にも、良い報告ができそうです。

三春校映像作品上映会(富岡校)

 三春校の5年生のお友達が作成してきた閉校についてのDVDをオンラインで視聴しました。

 本来は富岡校に来てもらい、交流しながら見る予定でしたが、まん延防止期間中ということでオンラインとなり、各教室で視聴しました。三春校の様子や、子ども達・先生方の三春校への思いなどを、とっても丁寧にまとめた内容だったので、富岡校の子ども達はじっと見入っていました。

富岡校の子ども達からは、DVDの感想を発表しました。とても素晴らしい内容でした。

東京都、岡山県との交流(三春校)

2学期に引き続き、東京都東大和市立第十小学校と岡山県久米郡久米南町立弓削小学校のみなさんとの

オンライン交流授業を行いました。

 

今回は、東大和市立第十小学校で行われた展覧会の様子を見せていただきながら、3校で交流していきました。

「はなれていても、思いは伝わる! 一人一人の思いが伝わる楽しい展覧会」をテーマに、図画工作の作品だけ

ではなく、書き初め・ポスターコンクール・科学展・クラブ活動の作品等、全校児童で取り組んだ様々な作品が

展示されていました。

 

VRマップを作成してくださったので、各学校のタブレットを使って、一人一人が体育館の中を自由に見学

しているような気分を味わえます。 

 

 

「この黄色いマットのような作品は何ですか。」

「これは、6年3組が作った『魔法の絨毯』という作品です。」

6年生は、「夢の新製品~ドリームプロジェクト~」というテーマで共同作品も作っており、これは6年3組の

作品ということでした。実際にこの魔法の絨毯に乗って空を飛んでいるイメージを動画でも見せてくれました。

 

その他にも、自分の気になった作品の制作方法について質問したり、おすすめの作品を紹介していただいたり

しました。

 

東大和市立第十小学校と久米南町立弓削小学校のみなさん、今回も楽しい時間をありがとうございました。

卒業まで残りわずかですが、お互いに小学校生活の一日一日を大切にしていきましょう。

クラブ活動(三春校)

三春校最後のクラブ活動が行われました。

 

1年間の振り返りをする前に、最後にみんなでジェスチャーゲームをすることになりました。

 

教員も子どもたちの中に加わって、2チームに分かれて実施しました。

教員も本気でやっているのですが、子どもたちの方がジェスチャーするのも答えるのも反応がよく、

むしろ子どもたちに助けられた場面がたくさんありました。

 

三春校のクラブ活動は、児童数が減少してからは全学年が参加するようにして、毎回様々な活動を行ってきました。

子どもたちからは、「人数は少なくても、みんなで活動してきたこのクラブ活動は本当に楽しい時間でした。」という声がたくさん聞かれました。

新しい学校でのクラブ活動も、ぜひ楽しみにしていてほしいと思います。

PinS交流会(三春校)

今日は、PinSプロジェクトでお世話になっている大友良英さんと、「大友さんといっしょ♩わくわく交流会」を

オンラインで行いました。

 

まず、大友さんが第45回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞されたお祝いを、受賞曲の「花束みたいな恋をした」

テーマをモチーフしてみんなで作った「大友さんおめでとうの曲」を、全員で披露しました。

大友さんには内緒で進めてきた企画だったので驚かれていましたが、大変喜んでいただけました。

 

受賞したことについて、子どもたちがインタビューしました。

「今のお気持ちを教えてください。」

「うれしかったですね。これから優秀賞の中から最優秀賞が選ばれるので、どきどきしています。」

「自分の夢をかなえるためには、どんなことが必要だと思いますか。」

「好きな事を続けていくことだと思います。あまり苦しくならないこと、楽しくやることを大切にしています。」

子どもたちからのたくさんの質問に、ていねいに真剣に答えてくださいました。

 

他にも、大友さんと「絵しりとり」「生き物当てクイズ」「アートカードを使ったスリーヒントクイズ」などを

通して、楽しい時間を過ごしました。

 

大友さんからは、「とっても楽しかったよ。でも、本当は三春校に行きたかったなあ。」という感想を

いだだきました。

大友さん、卒業式の日にはお目にかかれることをみんなで楽しみに待っています。

お忙しい中、どうもありがとうございました。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出をふり返る、「あの日あの時」です。

今回ご紹介するのは、幼稚園のみなさんとの思い出です。

 

三春校では、小学校と同じ校舎内に幼稚園がありますので、年間を通じて様々な交流をしてきました。

この写真は、6年生がキャリア教育の一環として副園長先生を教室にお招きし、幼稚園の先生の仕事に

ついて学んでいる様子です。幼稚園の教室に行って、園児のみなさんと直接触れ合う経験もしました。

 

 

1年生は、園児のみなさんを前に、小学校で学んだ音楽や国語の学習の成果を披露します。

3月まで一緒に生活していたお友達や幼稚園の先生にいいところを見せようと、はりきって発表しました。

 

その他、交通安全教室や避難訓練などの行事では、中学生とも一緒に行ってきました。

 

来月になると、まず中学校の卒業式があり、続いて幼稚園の修了式があります。小学校の卒業式は最後です。

いつも一緒だったのに、どんどん三春校からいなくなっていってしまうのは本当に寂しい限りです。

同じ校舎で学べる時間を、大切にしていきたいと思います。