◆学校林での活動や学校林・学校の自然

学校林での活動や学校林・学校の自然をご紹介します!

花から実へ

春の花が実になっています。

サクラの実 黒く熟すと食べられる。苦甘い。鳥が群がって食べています。
いわゆるサクランボ。食用のサクランボは桜桃で種類が違う桜(ミザクラ)。
 
クワの実 ヤマグワ(5月20日参照)よりおいしい。ジャムにできるほどあります。
マルベリージャムを作りたい方は今がチャンス。
こちらも鳥が群がっています。

ナツグミの実 食べられるが甘くはない。そろそろ終わり。

こちらはたぶん食べられません。(おいしくないと思います。)
 
    ゴンズイの実          ココメウツギの実
 
    チゴユリの実           ツリバナの実

クマノミズキが咲きました

5月30日。学校林のプール側入口にあるクマノミズキが咲いているのを見つけました。
去年より2週間早く咲きました。
 
ふつうのミズキより1か月以上遅く咲きます。
葉が2枚対になって付いている(対生)のが特徴です。

ツバメの巣作り

5月29日、ツバメが巣をつくっているのを見つけました。
水田横の校舎4階の庇(ひさし)の裏に作っています。

巣をつくっているのは矢印の裏。人からは見えないところに作っています。さすがです。
丸印の中にツバメが飛んでいます。

春になったらツバメが巣をつくらないかなと思って、昨年度の冬から水田に水を張っていました。
3月末に東南アジアから日本に来ていたのですが、1か月以上たっても学校のそばには現れませんでした。
すっかりあきらめていたところ、2か月たって現れました。
水田に水を張っていたのは。巣作りの泥を供給するためです。
案の定、水田の畔(あぜ)で泥をくわえて飛んで行きます。
つがいなのでしょう。2羽でせっせと運んでいます。
  
ツバメはのどが赤いのが特徴です。燕尾(えんび)服のような尾も特徴です。
素早く方向を変える飛び方も特徴です。
うまく巣をつくって、子育てしてほしいと思います。
4羽飛んでいるので、いくつか巣ができるかもしれません。
多摩市のツバメ調査に報告できるといいのですが。

スズムシが孵化しました

昨年9月21日に、1年生が生活科の授業でスズムシを飼って産卵させたことをお伝えしました。
その後、産卵させた砂は、たまに霧吹きで水をかけて湿らせ、ラップをかけて朝晩の温度差が少ない廊下の端に置いていました。
5月23日。2年生が職員室に「スズムシが生まれました。」と報告しに来てくれました。
1年生の学習が2年生につながっていきます。
 

ヤマグワの実が熟してきました

5月17日、学校林整備作業でヤマグワの実が熟しているのを見つけました。

ヤマグワの実は熟すと黒くなります。
桑の仲間の英名はマルベリー。様々なベリーがありますが、クワの実も食べられます。

生物の授業で発生の学習をしたときに「桑実胚」というステージがあったのを覚えていらっしゃいますか。