◆学校林での活動や学校林・学校の自然

学校林での活動や学校林・学校の自然をご紹介します!

カタクリが咲きました

3月18日、カタクリが咲きました。
これまで、2本咲いた年もありましたが、こんなにたくさん咲いた年は初めてです。
16株も出てきて、花芽が10本ついています。

昨日咲いていたのに、朝、花がすぼんでいたので、1日追いかけてみると
午前中からだんだん開いてきて、午後になって完全に開き、
夕方近くになって花びらが外側に反りました。図鑑でよく見るカタクリの花です。
花が1日周期で開閉を繰り返す日周運動をしていたのでした。
カタクリが日周運動することは知りませんでした。
  

スギ花粉

3月16日に降った雨で暖かくなって大量に飛んだスギ花粉が
あちらこちらに貯まっています。
きれいな黄色に見えるほど集まっています。
すごく大量に飛んでいるのですね。火山灰のようです。

アズマヒキガエル孵化

3月18日、アズマヒキガエルの卵が孵化しているのを見つけました。
まだ、まだ胴体が小さくてオタマジャクシのかっこうになっていません。
あまり泳げず、みんなでかたまって卵塊にくっついています。
12日間で孵化しました。


ツクシが出ました

3月17日、昨年より4日早く、平年より9日早く東京・靖国神社の標本木でソメイヨシノが5輪咲いて、
東京でソメイヨシノの開花宣言がありました。
暖かい日が続き、一気に春らしくなりました。
ツクシが1本出ていました。

学校のソメイヨシノもピンクの花びらが見えてきました。
昨年は、東京の開花宣言から4日後に開花しました。
4日後ならば21日頃には咲きそうです。
一番早く咲くのは校庭の学校林入口右脇のソメイヨシノです。
見に来てください。

レンギョウ・ユキヤナギ咲きました

 3月15日、暖かい日が続いています。
いろいろな花が一斉に咲き始めました。
学校の北側にあるアンズは満開です。
豊ヶ丘小学校はアンズの木がとても多い学校です。
同じく北側の車道脇のレンギョウとユキヤナギも咲き始めました。
校舎の北側なので他の場所より少し遅く咲きます。
  
12日月曜日の給食にも出たアシタバも食べられるくらい大きくなってきました。
カタクリのつぼみも大きくなりました。
 

都会のキツツキのドラミング

3月13日、朝。大型のキツツキのアオゲラがドラミングをしていました。
アオ=緑色 ゲラ=キツツキ の名の通り、緑色のキツツキです。
普通、山地の森林で多く見られる鳥ですが、この辺りにも生息しています。
高速で木の幹をたたくドラミングは、縄張り宣言したり、メスを呼んだりするために使うと言われています。
ドラミングの音が甲高く、木ではなく缶からをたたいているような音でした。
電柱の上のキャップのような金属部分をたたいているのが見えました。
確かに木をたたくより大きな音が響き渡ります。
よく考えたものです。
 
 逆光なので色が分かりません   こちらは、平成29年6月に撮影したもの

キンクロハジロが来ています

プールにキンクロハジロが来ています。
12月1日に来た時と違い、きれいな冬羽になっています。
12月1日の項目と比較してください。
キンクロハジロの名前の通り、目が金色、頭が黒い羽白(カモの一属)です。
となりの地味な方はメスです。
鳥類ではオスがきれいで目立ちメスが地味な色の種が多くあります。
2羽は、つがいでしょう。オシドリ夫婦と呼ばれるくらい、カモ類は夫婦仲よく、いつも一緒にいます。

シュンラン咲きました

3月9日、シュンランが咲いているのを見つけました。
昨年は3月19日、一昨年と3年前は3月12日に確認しています。
絶滅危惧種のオカタツナミソウの葉も出ていました。
ナズナやオオイヌノフグリも咲いています。
今年の冬は寒かったので、春が来るのが遅れるかと思いきや、例年通りのペースで春が近づいているようです。
 
   シュンラン        オカタツナミソウ
学校林に見に来てください。ご案内いたしますので職員室にお声かけください。

再び川が出現

3月9日未明、大雨が降る嵐となりました。
上之根大通り、青木葉通りの豊ヶ丘小学校交差点の近くに
学校林から滝のように水が流れ落ちています。

学校林に行ってみると、2段作られているU字溝から水があふれだして
下の道路に流れ落ちていました。

これでは、水や土が流れ出て、とてもよくない状況です。下の歩道が危険です。
今後の学校林整備作業で、U字溝をきれいにする必要があります。

多様腫ゾーンの谷の部分に川が出現していました。

谷の地形は、このようにしてできていくのですね。

啓蟄

春の嵐になって気温も上昇した3月5日。
午後から結露がひどく窓がくもりました。
夜、ケコ、ケコ、ケコとビオトープの周りのあちらこちらでカエルの鳴き声がし始めました。
数日前まで冬眠していたはずなのに、目を覚まして、互いに連絡を取り合っているようです。
早くも1匹、ビオトープに到着していました。
次の日、3月6日は啓蟄です。一気に気温が下がりました。
ビオトープにカエルはいませんでした。
午前中陽が差して気温が上がりました。
10匹ぐらいのカエルがビオトープに集まりました。
産卵したカエルも1匹いました。
3月7日も、朝、気温が下がりましたが、陽が差した午前中には20匹程度ビオトープに集まっています。
交尾をしているカエルも見かけるようになりました。
これから、卵塊も増えるでしょう。
もう少し暖かくなればいいのですが。また気温が下がってきているので心配です。
 
啓蟄に出てきたアズマヒキガエル        卵塊