日誌

2023年11月の記事一覧

3年生 図工・鑑賞

朝だけで止むかなと期待していた雨は、昼にかけてまだ結構降り続いています。

雨の少ない今年ですから、お湿りは歓迎なのですが、この季節雨になるとやはり冷えますね・・・。

夏の暑さはどこへ・・・とふと思います。これが人間の感覚の良い加減、いい加減な面で、今年の暑さのきつさを忘れることができるとも言えるし、温暖化への募る危機感が下がってしまう、とも言えます。

 

横道に逸れました・・・m_ _m。

 

3年生の図工を覗いてみました。

ちょうど鑑賞の授業でした。

以前も書いたかと思いますが、図工の3つの活動は、「絵画」「工作」「鑑賞」です。

昔は日本では「鑑賞」にはあまり重きが置かれていませんでしたが、見て習うことも大切なのは百も承知。

また、海外では美術館や博物館の作品や存在が文化として大切にされています。

そんな風土を高める必要があるといった視点もあるでしょう。

授業の中で、徐々に鑑賞にスポットライトが当てられてきました。

 

さて、まず授業の初めに今日の鑑賞の時間の流れの説明があります。

 

各自が鑑賞カードをもって、友達の作品を見て回り、琴線に触れた作品とその理由について記していきます。

 

 

「みんなちがってみんないい」という言葉がありますが、現代っ子はそういう思想でしっかり価値観が育てられてきていますから、よい意味で、友達の意見は参考にせずに自分が良いと思った作品を選んでいました。

様々な視点、観点、背景から作品を見つめるということにもなります。感覚はそれぞれでいいのです。

 

そして、自分の作品の記録と、鑑賞の記録は、図工ファイルに重ねて貼っていって綴じられていきます。

1年間が終われば、自分が今年制作したものを振り返ることができるようになっています。

 

最後に、鑑賞でどの作品が良かったのか、それはどうしてか、を互いに発表し合って共有するとともに、作品を鑑賞する新たな視点ともしました。

 

 

しっかりと取り組んで、自分の感覚に自信?をもって発言していた3年生に感心しました。

50年前!の自分が3年生の頃であったら、こうは書けていないだろうな・・・と思いながら。

ある種、教育の効果ですね。

今週のごみ拾い(11/14~17)

学習発表会が終わった翌週。

インフルエンザやコロナで休む人もおらず、風邪気味での欠席もいつもより少ないほど。落ち着いた1週間でした。

 

さて、昨日のフランスのTV局の記者の方も話していましたが、外国の方には、日本のごみ拾いの習慣は驚きだそうです。

連光寺地域でも、早朝や土日にごみ袋とトングをもってごみ拾いをしてくださっている方をよく見かけます。

もちろんごみを落とさないことがまず一番ですが、このようなごみ拾いのボランティア精神を大切にしていきたいです。

 

今年は、ごみ拾いをスポーツとして争う世界選手権が初めて開催されます。もちろん開催国は日本です。

SUPO GOMI WORLD CUP 2023

その趣旨は、

「世界的に深刻化している海洋ごみ問題。

海のごみの約8割は、陸(街)から流れ出ているとされ、これを防ぐ“最後の砦”がごみ拾いです。

この度、ごみ拾いとスポーツが融合した日本発祥スポーツ、「スポGOMI」のワールドカップを初開催することになりました。

国や世代を越えて、海洋ごみを削減するアクションの機会、そして、世界的なムーヴメントの創出を目指します。

世界各国で実施されるスポGOMIにご注目いただければ幸いです。」

まさに連光寺小が取り組んでいる教育活動とベクトルを同じくするものです。

注目していきたいです。

 

負けてはいられません!(^^)!。Think Globally,Act Locally を地で行く今週のごみ拾いの紹介です。

今週もみんなご苦労様でした!

【11/14】

  

 

【11/15】

 

 

【11/16】

 

 

【11/17】

   

フランスのTV局が取材に来ました~1年生

フランスのTV局、TF1がニュース映像を撮りに取材に来ました。

昨年来、フランス語圏のカナダのTV局、ルクセンブルグのTV局、4月のNHKと、TV局の取材の依頼が続いています。

呼び込みをしているわけではもちろんないのですが、これも風向きといったところでしょうか。

子供たちにも一つのいい経験かなぁと思っているところです。

 

今日は、「清潔都市・東京」というテーマでのニュース映像を撮影されていきました。

海外では、日本の学校が子供たち自身で清掃をしていることが何よりの驚きなのだそうです。

そして、ごみの少ない街並みにも驚かれるそうです。

「毎朝ごみ拾いをして登校してくる子供たちもいるんですよ」と話すと、とても驚きつつ、素晴らしいと言わんばかりの笑顔で答えてくれました。

綺麗だと気持のよいものです。私たち日本人はそう教えられたわけではないのですが、そういう精神が染みついていますよね。神教や仏教の影響も大きいのかもしれません。

さて、今日は1年生に取材のオファーでした。

1年生は、映りたいのと張り切りたいのと、そんな思いが交錯してハイテンションでした(笑)。

取材と言っても、ビデオ記者1名と通訳の方のみ。

ビデオカメラはデジカメと携帯です。すごい時代ですね・・・。

 

 

床掃除も驚かれていましたが、机の上を拭くことにとても関心を持ってくださったようです。

 

上の写真は何気ない撮影風景に見えますが、実は反対側はこうなっています(笑)。

 

この後、子供たち4名と、教員3名もインタビューされました。

日本での放映は未定ですが、Web上にアップしたら教えてくださることになっています。

その際はホームページでお知らせします。

楽しみですね!

 

1年生の皆さん、撮影協力ありがとうございました(^O^)。

ヤギの放牧

今週から2年生が生活科でヤギの学習を始めています。

それに併せて、ヤギさんたちは校庭の木に繋いで放牧状態にしています。

当然、朝や休み時間に2年生のみならず他学年の子供たちが近寄ってきて、エサをあげたり、機嫌が良ければなぜることもできます(笑)。

子供たちにとっては、ヤギの体の大きさは自分以上。

そんな大型動物との距離感を感覚的に学んだり、どんな時が心地よいのか、どんなことが心地よいのか、そういったことを学んでいくのも実は他者理解に繋がっていきます。

たまに角で引っ掛けるようにしてつつくことがあるので、人の顔の高さをヤギの角と同じ高さで近づくことさえしなければ、危険なことは機嫌が悪い時に頭突かれることくらいです。

 

朝からたくさんの子供たちが近寄ってきます。

 

中にはじっと何かを語りかけているかのような子も。

「おまえは悩みはないのか?」ってなところでしょうか・・・。

 

どうもヤギさんたちにも「好きな匂い」があるようで、気に入ると近づいてなめてきます。

もっと気に入ると、立ち上がってなめてきます( ;∀;)。

よっぽど気に入られているようです(笑)。

 

そんなわけで、今週は、ヤギさんたちとの触れ合いウィークです。

臨時全校朝会

今朝は火曜日ですが、大きな行事が終わった後の最初の日ということもあり、全校で集まって朝会をしました。

話のメインは改めての登下校の仕方(マナー)です。

 

スライドを見せながら、

「一歩間違えば命とり」・・・横断歩道の注意、必ず立ち止まって左右の確認

「住んでいる人の事を考えよう」・・・歩いている時に大きな声や音を立てて歩かない

「ここは人の家のもの」・・・他人の家の土地や塀などに勝手に入ったり触ったりしない

「自分の家だったら」・・・落書きはしない

「何を気を付けたらよい?」・・・プールの行き帰りのバスの中のマナー

について確認した後、生活指導の先生から、

「みんなが気持ちよく暮らしていくために必要なことをしていこう」

と心情面の話がありました。

様々な場所や場面でのマナーは、自然に身に付くものではありません。

つまりマナーは教えてあげることも必要です。

地域の方から子供たちのマナーについてご意見をいただくこともあります。

学校では、定期的に生活する上でのマナーについて子供たちに発信しています。

ご家庭でも一緒に意識をして子供に教えていただければと思います。

 

ここ数年私が気になるマナーは、満員電車中でのスマホです。

スマホを見なければ、満員電車の中でその腕の分だけ空間が生まれるのに・・・。

と毎日思ってしまいます・・・。