日誌

日々の様子

4年生 教育実習生・研究授業

今日で4年2組を中心に教育実習生をしていた宮入亮輔先生の実習が終わります。
子供たちは本当に宮入先生になついていました。このままずっと残ってほしいくらいです。

実習終了の前に、昨日、研究授業を行いました。
運転免許教習所で例えるならば、卒業検定のようなものです。
大学の先生、空き時間の教員、たくさんの先輩が見る中での緊張の時間です。
授業は「社会」で、浄水場から家庭に水が届くまでの学習でした。

授業が始まった早々、
「みんな静か・・・」と誰かのつぶやき(笑)。
それに対して別の子が、
「そういうこと言うとみんな騒いじゃうから・・・(言わないで静かにしてようよ)」
とすかさず返します。
宮入先生の研究授業ということで、自主的に掃除も早く終わらせて、5時間目の授業に備えていたようです。
子供たちと宮入先生の関係がもう十分に伝わってくるつぶやきです。


授業では、資料をiPadを使って配ります。
配ります・・・というのがすでに紙ですね。配信します。
その資料を見ながら、普段使っている自分たちの家の水がどこから来ているのか調べます。
 
えっ、朝霞浄水場(埼玉)から来てるよ・・・遠い!
いやいやもしかしたらぎりぎり東村山浄水場かもしれない・・・。
そこで先生は次の資料を配信します。
東京都の水道局のホームページから、住所を入力するとどこの浄水場から水が来ているか表示されるページです。
それによると、連光寺1,2丁目は朝霞から。連光寺3,4,5,6丁目、聖ヶ丘1丁目は東村山から来ていることがわかりました。
不思議です。
そして、その2つの浄水場から送られてくる上水道は、途中でつながっていて、融通できるようにもなっています。
なんでだろう・・・。


ここには、高度経済成長期に水不足で悩まされた東京都の歴史や、ニュータウン造成という巨大都市の歴史が深く関わっています。
この続きは次の授業で展開されていきます。
余談ですが、4年生の社会は、実はとても面白い単元の目白押しなのです。


宮入先生の研究授業は無事終わり、その後の協議会で、授業のよかったところ、改善点、教師としての姿勢、その他諸々を先輩教員からアドバイスを受けました。
「卒業認定」というものは形として出るものではありませんが、この後、大学から単位として認められれば合格ということになります。
連小としての判定は? 
子供たちとの関係を見ていれば、もちろん花マル合格です!!

宮入先生、ご苦労様でした。
採用試験を無事突破して、子供たちに必要な先生になってください!!

プール準備

水泳の指導が来週から始まります。
各ご家庭では、水着や持ち物の準備は万端でしょうか。
昨日の放課後、教員も2年ぶりの水泳指導ということで、心肺蘇生法、泳法指導の研修を行いました。
講師は5年1組担任の藤枝先生です。

心肺蘇生法も泳法も、時代とともに少しずつ変化していっています。
最新の見解を聞き、いくつかの質疑応答も交えて、指導方法を確認しました。
 

室内での研修を約1時間ほど。
その後は、プールに行って、実際に準備をします。
こちらも全員作業です。

まずは出入り口のすのこを出して。     指導用の時計を設置して
 

目洗いの蛇口をつけて           シャワーヘッドも取り付け
 

最後に、機械室というところに入り、薬品(塩素)の注入の仕方の確認です。

これで準備完了。
あと少しで、2年ぶりの子供たちの歓声を聞けます。

エアコンフィルター清掃

年に2回ほど、教室内のエアコンのフィルター清掃を行っています。
埃の付いている具合によって、掃除機で吸ったり、流しで水洗いをして、エアコン稼働時期に備えます。
例年ですと、PTAやおやじの会の力をお借りすることが多いのですが、コロナ禍でそれもままなりません。
しかし、今週から急激に気温が上がり、各教室でエアコンも動かし始めたため、急遽教職員で清掃を行うことにしました。

教室のエアコンフィルターを外し、汚れ具合を確認して、今回は掃除機で埃を吸っています。
外したフィルターに、思わず「・・・」となるのは毎年のこと。
これで明日の教室は心なしかすがすがしい気分で授業ができそうです。

そのシーズンの気候や、教室によってまちまちですが、埃がたまりやすいのは1階の教室や、階段に面している教室です。
やはり、空気の動きがある場所ではフィルターに埃が付きやすいようです。

個人面談が始まっています

今週から、個人面談が始まっています。
学年や学級によって実施日時が異なっていますので、各学級のお知らせをご確認ください。
また、きょうだいでできるだけ日にちを合わせようとしましたが、一部調整が合わなかったご家庭もあります。申し訳ありません。

個人面談は、教室の換気を良くし、2mほどの距離をとってパーテーション越しにお話しさせていただいています。
ご了解ください。
 
面談でご来校の際は、「検温票」をお忘れなくお持ちください。
教室にて担任にご提出ください。

熱中症対策

昨日から30℃を超える真夏日になりました。
熱中症対策として、今年度WBGT測定器(暑さ指数計)を2台購入しました。
環境省から、地域ごとの暑さ指数が発表されていて、ネットでリアルタイムで知ることができますが、この手の数値は場所によって微妙に異なってくるのは常です。
そこで、環境省の発表する暑さ指数の数値と、校内で計測する暑さ指数の数値をもとにして、子供たちの活動に配慮していくことにしました。
WBGT測定器は、2階の職員室の窓際と、1階の昇降口に設置しています。
 

暑さ指数(WBGT)は、5段階。
(環境省 熱中症予防サイトより)
(青) ほぼ安全(水色) 注意(黄) 警戒(橙) 厳重警戒(赤) 危険
21未満
適時水分補給
21~25
積極的に水分補給
25~28
積極的に休息
28~31
激しい運動は中止
31以上
運動は原則中止
昨日は気温は上がりましたが湿度が40%台と低かったので、暑さ指数は「注意」域でした。
一方、今日は湿度も高く、暑さ指数の最高値は25.8でした。「警戒」域に達しています。
また、この数値を子供たちにも知らせて意識してもらうために、養護教諭が昇降口に設置する表示も作りました。
 
一目で今の状況が分かるようにしています。

暑さ指数(WBGT)が、
「厳重警戒」の際は、校庭での体育や水泳を中止
「危険」領域の際は、外遊びや外での学習活動を中止します。